佐々木久美子さんのレビュー一覧

眠り姫は夢を見る 小説

夜光花  佐々木久美子 

スッキリしない終わり方に啞然。。

今まで読んだ夜光先生の作品の中で一番、これで終わりーーーー?!っとなりました。
思わず、えぇーー!!と叫んでしまいました。
これまでもミステリー、サスペンス風のお話をよく書かれているので、どんな落ちになるのかドキドキしながら読んでいて、あれ?そろそろ終わっちゃうけど。。と思っていたら、あまりに解決しなさすぎてる終わり方に呆然です。
先生自身もあとがきで書かれてましたが、途中までお話に引き込ま…

5

眠り姫は夢を見る 小説

夜光花  佐々木久美子 

悪い男に目をつけられたら人生終了?

主役の大人組(表紙の二人)と高校生組2カップルの話です。
萌えなくはないがなんか評価しづらいです。
萌え×2にした理由は2カップルどっちも好きと表紙が素敵です。

この話について色々疑問があります。
睡眠障害という設定はいいですが、知らない人の日常を夢に見るという設定は何のために?
役に立ったどころ特にないですが……
それなら高校生組の部分は全カットしてもいいじゃないかと思ってしまっ…

5

眠り姫は夢を見る 小説

夜光花  佐々木久美子 

惜しい1冊

あらすじから受ける印象とかなり違うストーリー。
助けられた主人公と攻が恋仲になっていくのかと思っていたら、挿入なしのSMの関係になるというまさかの展開。SMは失禁ありなのでお嫌いな人は無理な本だと思います。そして主人公は頻繁にある少年の夢を見るのだけど、その少年も主人公の夢を見ているというファンタジー要素もあり。
結果として主人公と夢の少年の2組のカップルが進行していくのだけれど、どうしても分…

6

編集長の犬 小説

鳩村衣杏  佐々木久美子 

大丈夫。犬じゃなくてちゃんと恋人。

「部長の男」の関連作ですが、前作未読でも全く問題ないです。
今作は、東都印刷出版営業部3年目の大和が主人公です。お相手は社外、担当することになった出版社「天清堂書店」の月刊誌編集部長、佐治。
内容はかなりしっかりしたお仕事BLで、野球の道に挫折した大和の少しくすぶった気持ちや、佐治の妥協のない仕事への取り組み方、そんなものがひねらず、飾らず、綴られていきます。
雑誌の発売に関しての様々なトラ…

3

愛執の鎖 小説

秀香穂里  佐々木久美子 

ダメだとわかっていても…

久しぶりに読み返させていただきました。
オヤジ受け(といっても35歳はそんなにオヤジでは…ない…w)で
部下攻めって素晴らしい設定ですが
この課長の三浦がズルイ!!!

綺麗な奥さんもいて銀行での仕事も順調で
デキる部下にも恵まれた文句のない暮らしなのに
楽しい酒の場で気持ちが緩み、
つい甘えたがる地を部下の大石の前で見せます。
最初は普通に介抱してくれていた大石ですが
三浦の…

6

部長の男 小説

鳩村衣杏  佐々木久美子 

リバは愛!

久々に来ました「神」評価! 面白かった〜!
リバスキーな私は、「リバ」と聞くともう読みたくてたまらないのですが、以前から読みたい読みたいと思いつつ、やっと購入できてもうワクワクで読んだわけです。
そしてそのままのテンションで読み終えることができました。大満足です。
まず、攻めの日下部部長と受けの水科君、どちらも魅力的です。
日下部はいわゆる「大人の男」で、仕事が出来る。真っ当な野心があり、…

13

汚された聖王子 ~黒犬婚姻譚~(上) 小説

矢城米花  佐々木久美子 

萌えポイントに萌えれなかった

電子書籍版を購入。
上下あわせての感想です。
以下、激しくネタバレします。辛口です。

ダメだった。あわなかった。萌えれなかった。

なんだろう? 残念すぎる。

この作家様とは萌えポイントが同じと思っていたのですが、微妙に違ったようです。
「しゅみじゃない」よりの「中立」です。

今回作家様が書きたかったシチュエーションは、
「そうとは知らない味方によって輪姦される、…

1

リミット 小説

水壬楓子  佐々木久美子 

シリーズ初の同い年カップル

エスコートシリーズ6冊目の文庫版。
文庫版の刊行はとりあえず本書で一段落とのことで、書き下ろしでは6巻までのキャラ(主に受)が勢揃いしています。

本編は、年の差カプの多い水壬さんにしては珍しい同い年のカップル。
ワンコ×美人という組み合わせは『ミステイク』と似ていますが、同い年な分、二人の関係に対等感があるところが萌ポイントかと思います。

「エスコート」トップガードの良太郎(攻め・…

1

つまさきにくちづけを 小説

橘紅緒  佐々木久美子 

大人のような子供のような恋

ニューヨークのダンス事務所を舞台にした作品なのですが、雰囲気がまさに外国ものという感じでした。こういう文体で書くのは難しいのではないでしょうか。日本が舞台のをずっと読んでいて、たまにこういうのを読むと新鮮かも。

天才的ダンサーでまだ10代で入団してきたエースと、振付師のリツの約10歳差の恋物語で、歳下攻めです。
年上がしっかりしてる、というタイプではなくて、もちろん大人としてはしっかりして…

1

執事の特権 小説

榎田尤利  佐々木久美子 

一気に引き込まれた

強迫性障害の乙矢は常に手袋をしています。
そして日に何度も手を洗っているので、手はボロボロ。
こうなってしまった原因は、小さな頃にある人から受けた心無い言葉。
まるで某コミックの受け様みたい…
この設定に惹かれたのでこちらの作品を読んでみたのですが、冒頭から引き込まれて一気に読んでしまいました。

乙矢の秘書兼執事は常に手袋をつけ、手袋は半日経ったら新品と交換する。
乙矢と1メートル…

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