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17/59(合計:581件)
月上ひなこ 佐々木久美子
雀影
カバーイラストの美しさにひかれて購入して、積み本箱に埋まっていたのを発掘。 カグヤは、長い年月を孤独に放浪していた亜種の吸血姫、薔薇の精気で生き永らえて、人間の血は吸わないヴァンパイア。 ヴァンパイアである事を隠すため、人と深くかかわるのを避けていたカグヤだったが、自信満々で今まで手に入らないものは何もなかった侯爵家の息子グリフォンに迫られて…。 運命の対の相手に出会ったら、もう逃れる術はな…
ぷにたん
ネタバレ
よくあるヴァンパイアもの。 イラスト的にはイメージが逆なことが多いですが、流れに目新しさはありません。 カグヤがヘンリーに甘すぎ。 ヘンリーも、自分のせいでカグヤが自分達のもとを離れなければならなくなった経験があるのに、相変わらず考えが足りない言動で呆れます。 そして、グリフォンがしつこい。 若さゆえ・お貴族様ゆえの我儘・自己中さ爆裂で。 グリフォンを拒絶しようとするカグヤだけど、…
夜光花 佐々木久美子
りーこ
他の方のレビューでもあるように、好き嫌いが分かれる作品ですね。 ちるちるの評価も綺麗に均一w でもわたしにはクリティカルヒットだったのでレビュー入れます。 話は高校時代の前編と社会人の後編の2部仕立て。 女優の息子で問題児の恭(攻)に転校初日から付きまとわれる恵(受) いくら冷たくあしらってもストーカーのように付きまとわれて、とうとうレイプされます。 ここでメソメソするか萎…
華藤えれな 佐々木久美子
maruchan
ちょっと懐かしいサスペンスドラマ風というか、韓国ドラマ的というか。リアリティ追求型ではないドラマティックなストーリー。 「あなたの指に解剖されたい」といった、触覚に訴えるような耽美なイメージの使い方はとても上手いと思います。言葉の使い方も全体的に詩的で美しいです。そういった雰囲気を楽しめる向きにには面白い本ですが、ふわふわと掴みどころのない感じもありますので、もっと現実感のあるストーリーを楽…
Hinana
ヴァンパイアもの。 許されざる恋、背徳感には心惹かれるのですが、攻めが受けのヴァンパイアに惹かれる理由が薄いです。 また、300年も生きてきて体液交換が危険だと分かっているにも関わらず、自ら1回だけという条件でHしてしまう受けの脇の甘さも気になりました。。 嫌だ嫌だと言いながら、心の奥では望んでたということですかね。。 正体を明かすまでの葛藤は長かったのに、攻めがあっという間に決断して、そ…
凛紫水 佐々木久美子
fiona0109
初読み作家さんです。 時代物という事とイラストが佐々木さんという事で読んでみました。 舞台はまだ祈祷師や鬼が存在していた日本。 美しい鬼と領主の息子のお話です。 鬼が登場するお話ですが、それほど恐ろしくも禍々しくもありません。 どちらかというと切なくて甘々な雰囲気です。 ただ、阿修羅は普段は穏やかなのですが、流石鬼だけあって、激怒すると荒々しく猛々しくなり、本人でもそれを抑えるのは難し…
水月真兎 佐々木久美子
佐々木さんの挿絵がきっかけで知った作品です。 読んでからあとがきで『スキャンダラスなプチキャット』のリンク作という事を知ったのですが、そちらは読んでなくても大丈夫でした。 上のあらすじにも書いてますが、主人公は大企業の専務と高校生のお話です。 16歳の明良は父親が会社社長なのですが、その会社が倒産の危機にある中、父親が倒れて入院、その上継母は出産を控えていて、といきなり一家の生活を心配し…
いおかいつき 佐々木久美子
麻雀のルールは知らなくても大丈夫な作品だと思います。 絵師さん買いです。 いおかさんも好きな作家さんなので、テーマは麻雀だけどもしかしたら気に入るかもしれないと思い、読んでみました。 デビゅー程なくして大人気作品を生んだ漫画家陸人と、まだ若くして麻雀の代打ちとなった真木。 スランプに陥ってなんとかそこから脱出しようと新しいテーマに挑んだ陸人が出会った漫画のモデルにするにはぴったりの真木…
鳩村衣杏 佐々木久美子
ふばば
「ドアをノックするのは誰?」の続編。そして、ぜひ「ノック〜」の方から読んでいただきたいです。 本作は甲田と頼久が出会ってから1年半、同棲し始めてから1年、のお話です。 表紙の明るい絵柄から2人の微笑ましいラブラブ生活のあれこれを描く物語かと思いきや、違っていました。 恋の、苦く醜い側面。伴侶としての自分を揺るがしてしまう自分自身の感情。相手も自分も以前と違い成熟してしまったがための苦しさ… …
元々鳩村衣杏さんの作品が好きです。本作も期待通り、とても面白かった! しかもただ面白いだけでなく、ちょっと変わってる? というのは、物語の構成が3つのイメージを持ってると思うのです。 一つは、今まで恋愛を遠ざけていた頼久(受け)が天然で甲田(攻め)に放つ官能性。 二つ目は、頼久の天然性ゆえの、甲田とのズレからくるコメディテイスト。 三つ目は、頼久の抱える空っぽの心を受け止めきれない甲田と…