佐々成美さんのレビュー一覧

禁じられた愛のことば 小説

柊平ハルモ  佐々成美 

突っ走る攻め

「なんで本当のこと言って話し合わないんだよ~」的なことから始まって、嫉妬あり当て馬あり勘違いあり、期待を裏切らないお約束の展開です。
エロも基本甘い感じなので安心して読めると思います。

攻めが思いのほか熱い男というか恋に突っ走る男だったのが意外。
一方受けは本当は攻めのことが好きなのに、周りの状況がそれを許さないから辛くても嘘をついて体だけの関係で耐える、んですけど・・いつのまにそんなに…

0

恋情のキズあと 小説

きたざわ尋子  佐々成美 

大人と少年。

設定はまさしくきたざわさんのお得意パターンド真ん中って感じです。

『年の差(年上攻)』『攻は若くて金も地位もある男前』『受が無垢な少年(今回は16歳)』こういうの他にいくつあったっけ、ってくらいにきたざわさんテンプレートです。

正直なところ、キャラクターは別に好みでもないんです。ホント、きたざわさんにはよくあるタイプのCPだし。
でも、作品としては結構好きなんですよ。ありがちには違…

1

皇帝の婚礼 小説

秋山みち花  佐々成美 

大人げない攻め様が素敵

6年前の作品が書下ろし付で文庫化再販になった作品ですね。
新書版と本編は変わりない内容なのですが、書下ろしが2本立てと言う事で
やっぱり内容が気になるのでもちろん購入しちゃいました。

内容は花嫁再会もので、受け様が8歳の子供の頃に攻め様を助けた恩人なのですが、
その恩をあだで返すような傲慢横暴な攻め様が登場します。

幼い時の出会いは、攻め様がマフィアに撃たれ怪我をした時に受け様が…

4

夏にはじまる恋人時間 小説

いおかいつき  佐々成美 

いなくなった恋人との再会

 遺品整理屋の若松義祥が請け負ったのは、たった1人で身寄りもなくアパートで生活していた老人の遺品整理。
 死後、部屋に貼られていた身内と思しき連絡先に連絡を取ってみるも、連れなく遺品も何もいらない。すべて捨ててくれ、との返事。
 義祥の職場では、トラブル防止のためにも、遺品を整理する時には身内にいてもらうこと、になっている。
 そのため、何とか身内である息子を説得しようと名古屋まで出向くこと…

2

恋雨~いじわるな主人と焼けあとの片想い~ 小説

柊平ハルモ  佐々成美 

戦後時代の雰囲気のなか、しっぽり

中盤から、陽介(受)の身代わりになる恋がせつなくて、涙してしまいました(;_;)
私的には、健気受け琴線に触れてきて、おかげさまで予想以上に楽しく読みました!
お話の時代設定も生きてて、
二人の恋愛が安っぽくなく、落ち着いた雰囲気で描かれていて好印象でした~。

欲を言えば、フランシス(攻)の陽介への思いが芽生えたあたり、
以前恋人だった雪臣への身代わりとしてではなく、というのは分かっ…

2

罪よりも甘い吐息(文庫) 小説

きたざわ尋子  佐々成美 

いよいよ智雪が羽ばたきます。

『甘い罪のカケラ』のシリーズ2作目、新装版(文庫化)の2冊目です。

このシリーズが大好きで、中身は全部知っているものの、書き下ろし目当てに購入しました。

以下、ネタバレですが、智雪はいよいよ環境を変えての高校デビュー?です。地元にいた頃は、自身が持つ特殊能力で、気味悪がられた幼少期を経験。少女めいた美貌も、智雪には邪魔なもので。。

そんな自分の存在が、両親にとって重荷と感じて家出…

1

貴公子の求婚 小説

和泉桂  佐々成美 

正に萌え萌えでした!

貧乏な上に、出世欲もない。あるのは、大好きな書物を存分に読んでいたいという欲。。だから恋だってしたことがない。そんな野暮な性格に加えて、受けの朝家は、十人並みというか、寧ろ夢のいっぱい詰まったBLでは『無器量では。。』という容姿。

しかし、そんな朝家にわたしは萌えました!将久(攻め)の気持ちが良く分かります。

きっかけは、経済的困窮を打破する為(何としても愛する書物を守る為という)、家…

9

つまさきだちの恋心 小説

柊平ハルモ  佐々成美 

年の差ならなんでもいいわけじゃない・・・

私は確かに年の差もの(年上攻に限る)が大好きです。中でも柊平さんの年の差ものは好きな方なんですが、これはどうにもいまひとつでした。

ひとつには、陸(受)が16歳という年齢以上に幼く感じたんです。すごくショタくさかった。ショタは基本的に射程外ですので。 ←『ショタ』っぽくても好きな作品はありますけどね。単にこちらはそれでもいい!と思えるほどではなかったってことです。

あとは、武庫川(攻)…

0

天使の甘い誘惑 小説

黒崎あつし  佐々成美 

可愛い純愛。

血の繋がらない叔父×甥CP。設定もストーリーも、いちいち『王道』としか言えないんですが、結構好きです。

優真(受)がものすごいネガティブ思考で、ぐるぐる・うじうじしてます。でも私は、別にそれらは苦手要素ではないのでまったく平気。こういうネガティブ受が妄想癖がある、というのも意外で面白かったです。

翔惟(攻)は、これはヘタレなのか・・・?私は傲慢な俺様攻が大キライなので、この翔惟のな…

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純愛心中―SECOND IMPRESSION 小説

鈴木あみ  佐々成美 

社会人として軸がぶれているw

よくよく見たら、コレ、シリーズものの第2巻だったんですね……。
はぁーそれで冒頭の場面がサッパリワケワカメだったんだ。

で、読みすすめば読みすすむほど
イラァァァァッ!!!!!としてきまして…。
あぁぁぁぁっ!なんつーか、鈴木あみ先生の言語センスってのもよくわかんないし、
場面転換がよくわからないんですよ!
そういや「花降楼」でも「は?は?よくわかんないんだけどオイラばかなの?」と…

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