紺野けい子さんのレビュー一覧

今宵、雲の上のキッチンで 小説

ひちわゆか  紺野けい子 

天の邪鬼攻めと毒舌ハバネロ受けの恋

萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
いい大人の二人なのに、なんてキュンとできるのかー!な恋物語。ひちわさんを読んだ事のない方には、まずはそっとこの本をお勧めしたいです。

眞宮春臣(攻め)……高層ビルに会社と住所を構える青年実業家(因にゲイ)。地位も名誉も容姿も揃った雲の上の成功者…なのに中身は感情表現がヘタクソな、気がある相手には心と口が裏腹な、困った天の邪鬼。つい厭味な台詞で新(受け)…

3

君の名はスター コミック

紺野けい子 

永遠の愛の歌が好き…。

当時、流行った(?)包容力がある攻め×コンプレックスな受け(「どうしても触れたくない」、「どうしようもないけれど」的な。)。でもそこはさすが紺野さん読ませます。筆力のある作家さんにこうゆうわかりやすい作品をもっと描いてほしいな 。ベタな私としては。

0

少女漫画家の恋 コミック

紺野けい子 

カラーが入ったので、新装版を買っても惜しくない

紺野さんの初期作品集・新装版シリーズ。
表題作が「接吻修行」から「少女漫画家の恋」に変わったのと、旧版の「可愛い人」に入っていた短編、コミックス未収録作品2本を加えて再編集。
作品には手は加えていないはず。
旧ビブロス版は全部持っていて、読んだことの無かったのは「東京ホテル」と「純情レターメイツ」位。
でも、今回、カラーが収録されてたし、収録作品も好きな話だったので、新たに買っても悔しくな…

2

Love Me Thru The Night コミック

紺野けい子 

はたから見りゃ両思い

はたから見たら、どう見ても両思いじゃない!って感じなんですがね。

なんせゲイとノンケなのですんなりとはいきません。
ノンケつっても「りっちゃん(攻め)はどんなふうに女を抱くのか」とか考えている時点で既に友情を越えている…

後輩の攻めの涙にキュンときちゃいましたね。しかしエロは色っぽく変身する。

紺野さんは話の構成が綺麗だし絵も安定感があってよい。

0

銀薔楼の徒花 小説

愁堂れな  紺野けい子 

どうせなら、いっそもっと潔く追及してほしかったと思うのは贅沢か?

思わず女子を思わせる美人を真ん中に色気のある綺麗な表紙に衝動買い。
愁堂さん、当たり外れが大きいので怖かったんですが、軽いノリでサラサラっと読めました。

題名の"徒花”の通り、徒花を通してライバルが恋愛を認識して成就するという、それぞれ2組のカップルのお話になっております。
絶対ありえねーだろ、みたいなセレブで美形な青年が二人。
こんなところがあったら行ってみたいと思う娼館の…

0

こんな男でよかったら 小説

義月粧子  紺野けい子 

自分勝手な恋愛模様が、あまりにもリアルで夢がない。

かわいこちゃんの従弟の代打デートしたら
自分の片思いの相手♂だった・・・

自分は、代打。

片思いの相手は、従弟にぞっこん。

わかっているのに、誘われたら抱かれちゃって

って話なんですけど。

家庭環境が複雑で親の愛情を受けられなかった従弟は
そんなに特別なのだろうか・・・
かわいくて人を虜にする術に長けてるだけで
中身は本当に最低な従弟。
ちっともかわいそうじ…

3

君の名はスター コミック

紺野けい子 

これだからBLはやめられない!

同じ会社の開発部員・須藤は、女関係の悪い噂が絶えない男。
そんな須藤が楽しそうに路上ライブをやっている姿を見た広川は、彼に興味を抱き…

須藤は美形なのにドライでクールな冷徹人間…かと思いきや、実は不器用で繊細な、コンプレックスまみれの男でした。
そんな須藤の素顔を知り、惹かれていく広川。
広川は仕事も出来、誰とでも上手に関係を作れる、男から見てもかっこいい男。
そんな広川に、嫉妬にも…

3

今宵、雲の上のキッチンで 小説

ひちわゆか  紺野けい子 

素直になれない同士とはツンデレ同士、これいかに?

ちるちる評価がよかったので、読んでみましたがとってもよかったです!
ひちわゆかさん初読みだったんですが、他の作品も気になります。

その笑顔で全ての人をとりこにするギャルソンの新の笑顔は実は氷の微笑(?)で毒舌を吐く。
片や実業家の眞宮は、やり手なのに本当に好きな人には心にもない事を言ってしまう天の邪鬼。
読み手は眞宮がわかるから、心にもないことを言う彼を、子供っぽくてちょっと可愛いとさ…

5

銀薔楼の徒花 小説

愁堂れな  紺野けい子 

遊郭シリーズ3作目

紺野けい子先生の挿絵目的で購入したんですが、想像以上にうまい仕上がりでした(*´∀`)ノ
銀薔楼という遊郭シリーズの3作目というところはありますが、リンクしているのは娼館の建物だけになりますので安心してよめます。
表題作「銀薔楼の徒花」
ライバル同士の二人。それは幼い時分からのこと。
何かにつけて自分が好きだといえばヤツもはじめ、何につけても競ってきた。
そんなある日、接待でつれていか…

1

猫はいつでも甘やかされる 小説

榎田尤利  紺野けい子 

春彦にも春が

自ら身を引き、恋人との間を取り持った春彦のお相手は、ハーフのシュウ。
実は日本や日本人が嫌いなんですが、とあることがあって日本へ逃げ出してきたんです。
春彦が特別講師をしている高校で、シュウも特別講師として英会話を教えることになったのです。
校内を案内してもらったときに、余裕で生徒をあしらう春彦に居心地の悪さを感じただけでなく、高校生の出来の悪さも相まって、悪口を言ったことが春彦に耳にも届く…

2
PAGE TOP