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えすとえむ
高坂ミキ
mellow mellow COMICSよりえすとえむさんの「愚か者は赤を嫌う」です。 これって、新しく出来たレーベルですか?メロメロコミックスって名前がなんとも笑える。 えすとえむさんの作品はどう表現したらよいのか高坂自身正直よくわからないのだけれども、とにかくなんとも言えず大好きだ。 独特の絵柄のもつ雰囲気と独特の世界観。 長たらしい台詞は無くとも、その目が、表情が、仕…
すあま
オムニバス映画のよう、というレビューがありましたがまさに。加えて言うなら文芸モノの映画という気がします。 話の内容と絵柄がぴったりはまっていて、漫画ですから勿論モノクロですが、読んでいると赤や黒の色が見えるようです。どの話もちょっと不思議で独特なテイストで、じっくり読ませてくれました。 あとがきの「闘牛を観に行ってきました」もいい感じです。
葛城ちか えすとえむ
はる
昭和の香りなつかしい、耽美小説を精力的に復刻しているKAREN文庫です。独特の文体は携帯小説世代にはまどろっこしいかもしれないですが、静謐で、しかも泥臭さとあざとさも同居し独特の世界を醸し出しています。 そしてエンディングが、一般的なハッピーに収まりきらないというのも、特徴かもしれません。「ある意味、二人にとってもこれは幸せだよねえ。。」とあまりに悲しいエンディング。 主人公リュウは、ゴミ箱に…
@とら@
凄い世界観をもった1冊でした。 反王道的な感じで、読み終えた時しんみりしちゃいました。 表紙を見ると一目瞭然ですが、絵のタッチもまた独特です。 ただ体のバランスもいぃし、この絵だから世界観が一層伝わってくる感じがして、自分的には凄く好きです。 ストーリーはちょっとダークな感じですが、映画を見るような感じで楽しめました。 絶望させて終わる…って話でもないので、そこがまたツボりました。…
もと
結構評価が高いこの本、実は私にはあまりよくわからなかったんですよね。 一番最後の、「ひぐらし、油照りの路地」以外は表題作がちょっとわかったくらいで、本当に萌え所が「分からない」んですよ。 こういうことがあまりないんで、どうしてこう分からないのか分からなくて自分が混乱しちゃいました。 アウトローものがどうにも苦手で、それはもう脳が何やら拒絶してしまいました。 感覚モノも、分かるような、分…
この方の漫画を一言で言い表すのはとても難しい。 ストーリには派手さや、煌びやかさはあまり感じられない。恋愛部分もどちらかと言えばプラトニックな部分が際立っていて、静かで落ち着いた作品ばかりなのに、線が太くインパクトの強い絵柄だからなのか、表情の一つ一つがとても印象的で、台詞などなくとも絵自体が多くのことを語っているように思う。そのためか読後にとてつもなく長く余韻を残す。 最愛の母の死に…
マーブルコミックスより、えすとえむさんの「エイジ・コールド・ブルー」です。 1冊目のコミックスの「ショーが跳ねたら逢いましょう」に収録されていた作品の中の1つをさらにピックアップしたような形で描いたお話のようですね、あぁ…そうか、例のあのオヤジの奴。 ひとことで簡単に書くと芸能界もの? 成功と挫折と愛と友情のストーリーを作者様独特の世界観で描かれていますね。 実力はあるのに…