黒埜ねじさんのレビュー一覧

刑事に悩める恋の色 小説

高月紅葉  黒埜ねじ 

やっと。。。

発売から2ヶ月、やっと購入できました。この数日で、もう10回以上は読んでます。
本当に、本当に大好きなシリーズです。
田辺くんが大好き過ぎて、少しでも会いたいと、『仁嫁シリーズ』を全巻、購入したくらいです。こちらのシリーズは、イマひとつのめり込めないんだけど、それでも、この『刑事にシリーズ』の背景を知る事が出来るし、数冊にちょっと登場する田辺くんにときめいています。
今回、田辺くん、ホント、…

6

僕の行方 小説

野原滋  黒埜ねじ 

映画のような恋愛ミステリー小説

記憶喪失で8ヶ月の記憶がない受けの克己は、裕福な家庭の大学生で、性格は優等生で真面目。
物語は克己が記憶をなくしたまま見知らぬ土地で発見される所から始まります。

発見されてから毎夜みる夢。
誰かと抱き合い必死に手を伸ばして何かを掴もうとする夢は、記憶がない時の大事な何かをつかもうともがくようでもあります。

日雇い労働者で無精髭をはやし、決してカッコいいとは言えない感じの攻めの弘之。…

3

僕の行方 小説

野原滋  黒埜ねじ 

記憶喪失BL

高校の卒業式を控えて失踪した受けは、半年以上を経て警察に保護されます。
受けは失った記憶を取り戻そうと保護された街へ赴き手がかりを探します。
記憶喪失のときの自分「ユキ」と暮らしていた蘇我という人物を見つけ、彼から語られる自分とは似ても似つかない素直で子供っぽい性格の「ユキ」に、嫉妬のようなものを覚えます。

ユキの人格は克己の記憶が戻った時点で消えてしまったようで切ないのですが、克己の中…

2

僕の行方 小説

野原滋  黒埜ねじ 

ある意味『三角関係の名作』とも言える

電子専門みたいです。

かなり複雑なお話なので、内容紹介が長くなっちゃうんですけれど。
何かから必死に逃げていた克己は、ここ数時間の記憶が全く無いことに気づき交番に保護を求めるのですが、そこで『自分は8ヶ月間行方不明だった』という驚愕の事実を知ります。彼にはその間の記憶が全く無く、薄汚れた服装にしても体中についていたキスマークにしても、何故なのか全く見当もつきません。スキャンダルを恐れた代議…

12

ベビーはある日突然に! 小説

如月芹   黒埜ねじ 

二人でアタフタと子育てしているのがカワイイ

子育てBLです。評価がすごく低いのですが、理由としてまず文章が読みにくい! 他のレビュアーさんもおっしゃってますが、断定型の短い文章がひたすら続くのでリズムが上手くつかめません…。レビューを読んでから買えば良かったと最初の1ページで挫折しそうになりました。そして表紙の赤ちゃんも無表情に見えてちょっと怖いです。この絵師さん、モノクロだとそうでも無いのに、カラーだと人物の表情が不自然な感じになります。…

1

刑事に甘やかしの邪恋 小説

高月紅葉  黒埜ねじ 

ふたりの距離感が絶妙

仁義なきシリーズのスピンオフ作品ですが、そちらを知らなくとも充分に楽しめます。
攻め様は仁義なきシリーズでは鬼畜のようですが、こちらでは甘いです。
受け様が妻帯者ということで、上手に受け様を甘やかしているんです。
その甘やかす感じが絶妙にわたしのツボなんです。
シリーズですが、一気に買ってしまいました


3

壺振りお嬢、嫁に行く!? 小説

高月紅葉  黒埜ねじ 

そんな殺生な

いやはや…。タイトルと、あらすじにある「恋愛下手すぎる二人に周囲はハラハラし通し」という一言に、もっとコメディーちっくな楽しい作品を期待してしまったのが失敗でした。演歌調とまでは言いませんが、どちらかといえばリアル寄りの極道モノだと思います。

これ、どうして大阪が舞台なんでしょう。極道=大阪、なんて単純な理由じゃないですよね、まさか。大阪弁はほぼ出てきません。…いや、全然出てこないのではなく…

0

ベビーはある日突然に! 小説

如月芹   黒埜ねじ 

一行が一文

作家さんも絵師さんも初読みの方でした。レビューどころか評価も0件ってなんでだろうと考えるに、表紙イラストの赤ちゃんがちょっとなんか…怖い(笑)。モノクロイラストではとってもキュートなのでご安心ください。(なんのフォローだ)

子育てBLが好きで色々読んでいますが、この作品はこれまで読んだことのない展開でした。主人公カップル二人が公私にわたる同棲中のパートナーで、そこに攻の実子の疑いがある赤ちゃ…

3

虎神の愛玩人形 小説

朔田  黒埜ねじ 

ぜひ続きを…

「白虎の花嫁人形」の続編。
こちらは未読ですが、特に問題ありませんでした。
神様と名家の次期当主…堅苦しい感じのお話かと思いきや、とても読みやすかったのでサクサク読めてしまいました。
途中、弟の宥経ともいい感じになるので、兄弟同士がダメな人は避けた方がよいかもしれません。

虎神様の勘違いで、朋成が振り回されてしまうのがとても気の毒でした。
神様なのにどうして人の気持ちがわからないのか…

2

狂おしい夜を止めて 小説

杏野朝水  黒埜ねじ 

好きだからこそ別れた15年後の再会愛

悪人は出てきません。
良かれと思ってやったことが結果的に悪い方向に行くことはあっても、みんな誰かのためを思っての行動なのでいい人たちばかりです。
けれどそれが焦ったくもありまどろっこしい点でもありました。

15年前の高校生の時、同性とつきあっていることが相手の親にばれ自分の親に抗議されたことから、好きな相手のために身を引いた霞。
それも、自分を貶め嫌われて去っていくことが恋人のためだと…

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