国枝彩香さんのレビュー一覧

未来の記憶風の行方 コミック

国枝彩香 

2人の長い人生

紙本
修正…見えない
カバー下…なし
カバー折り返し…コメント
あとがき…あり

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スピンアウト 下 コミック

国枝彩香 

バドエンというには物足りない

 巽、三木、涼馬、それぞれ異なる魅力を持ち得体の知れない面白さがあったからこそ、この展開は消化不良に感じてしまいました。完全なるバドエンとも言えない、気持ちのやり場をどこへ持って行ったら良いのか分からない感じ…。虚無感漂う物語、救いようのない展開は大好きなのですが、そこまででもなく。死が絡んでくるのに死んだ本人が死後も、妄想の中での話ではあるけれど、普通に登場して会話するので死んだという実感もあま…

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スピンアウト 上 コミック

国枝彩香 

意外と涼馬が一番喰えないのかも

 痛い系と聞いて構えて読み始めましたが、プレイ自体は確かに暴力的な雰囲気もあるものの、まだそこまで鬼畜さは感じませんでした。攻めの巽が、悪い人にはなりきれないだろうなというのが分かるからでしょうかね。そして、情事中に手酷く扱われても終わるとケロッとしていたり、生首を描いた絵画を鑑賞して薄笑いしたりするような受けの三木。彼の方もその謎めいた部分に気味悪さを感じることもあるものの、一方で巽が度が過ぎた…

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胸の鼓動 コミック

国枝彩香 

山口の石川への愛が半端なく潔い

“耳たぶの理由”の続編。大学時代の友人の結婚式に出席したツンデレ石川と男前山口。新婦や招待客の女子からもモテモテな山口だが友人の結婚式に感化されてか、いつか家族や友人を招いて結婚式をしようと石川に提案するも速攻拒否。その後山口が事故に巻き込まれ死んでしまい(まぁ石川の勘違いだが)、「愛してる」「一生お前だけだ」と言えばよかったと後悔。結局勘違いだと判明し山口の大切さを痛感して結婚式を挙げることに。…

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耳たぶの理由 コミック

国枝彩香 

ツンデレ石川君と一途な男前山口君に萌えます

山口は女子にモテモテだがなぜか続かず、フラれるたびに石川に身体で慰めてもらっている(以前フラれた山口に身体で慰めてやるよと冗談で言ったのがそのままズルズルと...)。ただの慰め役のつもりが石川は山口の行動に一喜一憂しいつもドキドキ。これが恋なのか気づかずこんな関係はやめようと思ってた矢先、山口がわざと女子にフラれて(彼氏持ちの女子にばかりか声をかけてフラれるつもりがなぜかなびいてしまうモテ男)、石…

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BE・BOY GOLD 2013年4月号 限定特別小冊子「COLD」 グッズ

『あなたのカイロになりたい。』

↑と表紙に書かれていた通りの作品が収録されていました。
全部で5つの作品が収録されていますが、環レンさんの『雪の砂』以外の作品は何かの作品の番外編(?)みたいな感じでした。
残念ながら私はどの作品も読んだことがなかったのですが、どの作品も読み切り作品としても読めるかなと思います。
冬の日がテーマになっている作品がほとんどでしたが、そんな寒い日に外から帰って家でほっこりするような作品ばかりです…

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スピンアウト 下 コミック

国枝彩香 

アウトな結末?

道を外れるというテーマなのかな?
三木姉弟の壮絶な過去。姉の夫を殺す計画を立てる二人ですが。
最後の日ホームセンターで確かに二人は近づいたのに。
二人で楽しい未来の可能性があったのに、涼馬が三木を!

三木姉の子供の父親はどっちか?と匂わせるお話でしたね。

巽が三木の代わりに涼馬に手を出して3人の人生を狂わせてしまったのでしょうか。それともその前からもう普通じゃなかったのか。
涼…

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スピンアウト 上 コミック

国枝彩香 

プレイがきつい。上だけではまだなんとも。

上ではまだなんとも。
暴力や強姦、愛のないSMは苦手です。

出来の悪い社長子息・涼馬のお世話と社長の板挟みでストレスがたまっていた巽。
涼馬に面差しが似ていた三木を思わず助けてしまうが誘い受け?
でもいつも三木とするときは涼馬の顔がちらついて。

三木を無理やり路上でしてからは音信不通で。
巽の執着が募ります。
やっと再会したら三木は大怪我をしていて。
あの時の女性と殴ってき…

1

箱庭 コミック

国枝彩香 

表紙で迷ってるなら読むべし!

萌は×1ですがお薦め度と楽しめたので萌×2で。

表紙の感じからおどろおどろしくて悲しいお話なのかなと避けてました。

「箱庭」
棺の中に眠る美しい青年。吸血鬼のようで。
悲しい過去ひとりぼっちで眠っていた絹。
主を亡くしもう起きることはないと。

そんなところに現れた豪太。明るくてびっくり!
毬で遊んだり血をあげたり髪をといてあげたり。
弱ってそしてとうとう結ばれてこれで豪…

2

スピンアウト 下 コミック

国枝彩香 

賛否両論。読む人を選ぶ作品だと思う。

こんなに評価に迷った作品は初めてです。

攻めの性格、ビジュアル。
「しゅみじゃない」
痛そう!!ばかりでちっとも気持ち良さそうじゃないセックス描写。まったくもって、
「しゅみじゃない」

なのに最終的に評価高めにつけました。
その基準って、私にとっては「何かが心に残ったか。何かが心に響いたか」っていうことなんだろうな。
今回評価づけで悩み、そんなことを深く考えてみたりみなかった…

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