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国枝彩香
hepo
ネタバレ
意表を突かれました。 まさかこう来るとは。 本やコミックスを読むときや、映画やドラマを観るとき、先の展開を予想しますよね。 ある程度の数を読んだり観たりしていくとパターンが分かってきて、大抵予想は大きく外れることがなくなるものですが、国枝さんの作品はいつも予想外。 高校の同級生。 一方は生徒会長でバスケ部のエースだった男。 もう一方はテニス部の王子様。 卒業してから10年経っ…
『風の行方』を今日読みまして。 「もう付き合ってるところから始まるパターンなんだー」と思いながら読んでいたのですが、まさか前作があったとは!! 遅咲きなので、過去の作品を掘り起こして読むのが楽しみのひとつではあるものの、こういう「順番間違い」が起こるのが欠点…。 【未来の記憶】【心の糸】 萌2 彼女にプロポーズを断られたところに居合わせた男と一夜を共にしてしまった健人。 後日、その男…
3話構成の同時収録の方が表題作だよなあと思っていたら、あとがきに書いてありました。 表題作決めるに当たって、やっぱりタイトルって大事なんだなあ。 【ため息の温度】 萌2 兄への想いを隠した兄の友人・祐也を、兄の代わりと言って何度も抱いてきた純。 「兄の名前を呼んでもいい」と言っても、祐也が口にするのは純の名前という点に読者はピンと来るけど、好意を向けられていたことに気付かなかった兄同様…
イケメンはお好きですか? ツンケンと言うより「ぷんすこ」という表現が似合う可愛いこちゃんはどうですか? 両方好きなら、きっと気に入る作品がこちらです。 同じ大学のナチュラルボーンたらしなイケメン・山口と、ザ・小動物な石川にはおかしな決まりごとのある。 それは「山口がフラれたらカラダで慰める」というもので…。 【耳たぶの理由】 おかしな関係の始まりから、山口の秘密が明かされるまで…
読み終わって、「今の気持ちを一言でどうぞ」と聞かれたら、こう答えます。 「つらい」 生きていくのは楽しいだけじゃない。 楽しい以外の感情をぎゅっと詰め込んだような1冊でした。 【いつか雨が降るように】 萌2 893をやめてカタギになった匡一が、雨の日に拾った少年。 名前も何もかも記憶のない少年に「シロ」と名付け、2人の生活が始まって…。 あらすじを読んで身構えていたにも関…
メンテで打ち終わったレビューが消えた…。 日本の四季を織り交ぜつつ、じっくりと1CPの日常や非日常を追った1冊。 既に付き合っているCPなので、付き合うまでのどきどきや切なさはありませんが、それとは違うときめきが味わえます。 【月の曲線】 少々破天荒な美術教師・瑛(28)と付き合っている化学教師の健人(26)。 ある日、瑛の母親が学校に現れたことから、瑛の複雑な生い立ちを知った健…
ううううーん。 そういう風になるしかない、のだけど。 そういう風にしか展開しなそうなのもわかる、のだけど。 1巻で膨らんだ期待通りのわくわくとときめきをもらえるとは限らないわけで。 ちょっとドタバタすぎた感がありました。 1巻ラストでホーイチと大輔の家に上がり込んでいた、大輔の元カノ・カオリン。 一度は付き合えたんだからしがみついてでも!というこの子の気持ちも分からないではない…
あとがきに「もともと読み切りのつもりで描いたので、着地点が決まっていない」と書かれていましたが、いやいや、もう十分やきもきさせられてます。 そんな状態でも単行本出版が決まると言うことは、それだけ登場人物が魅力的なわけで。 というわけで、血の繋がらない叔父と甥です。 両親の海外赴任で、ひと回り違いの叔父・ホーイチ(芳一・よしかず)と暮らすことになった高3の大輔。 唯一感情が昂るのは、大輔…
ふう…。 読み終わってからしばらく、頭の中がからっぽなのに、胸の中だけがうるさい状態が続きました。 まさかそんな…。 どこまでをネタバレと感じるかは人それぞれなので、一応ネタバレチェックは入れましたが、ネタバレしない方向でいきます。 もしかしたらレビュータイトルや、「まさかそんな…」の一言でも、「ネタバレしないで!」と感じる方もいらっしゃいますよね、きっと。 ネタバレしたら台…
先が気になって、ページをめくるのすらもどかしい! もはや自分が萌えているのか、単純にこの無様に絡まった糸がどう解れていくのかを見届けたいだけなのか、分からなくなっていました。 大企業の社長の運転手をしていた父が亡くなり、社長宅に引き取られた巽。 社長には2人息子がいて、長男は社長に似て横柄。 使用人としてこき使われる巽に懐いてきた次男の涼馬は、愚鈍でピュア。 数年後、次期社長として育…