剛しいらさんのレビュー一覧

命いただきます! 小説

剛しいら  麻生海 

任侠道の男×隠れ肉食系

元ヤクザの板前・板東がすごくイイ男でした。

40歳目前×26歳という年齢差も、大人カプ・年の差カプ好きには美味しかったですw
あとがきで作者さんが商業でのハイエイジは難しいと書かれていましたが、
この渋さにはこの年齢設定で大正解(むしろもっと高くても良かった)と思いました。

タイトルにもなっている命に対する考え方や、他人に対する一本筋の通った接し方が非常に男前で、また江戸ッ子のよう…

4

身代わり王子の純愛 小説

剛しいら  周防佑未 

そもそもファンなんですが

でもこれは面白くない。一冊で終わっておらず、話は終わってるため中途半端。
同時進行では書ききれなかったかな?
主人公ヒーローが無駄にかっこよくて、普通じゃないかんじ。

2

盗っ人と恋の花道 小説

剛しいら  葛西リカコ 

時代物には

時代物の良さがある。
時代物、実はけっこう好きなの。

盗賊の一味の親方に、色子として金持ちの所へ潜入させるため、ある意味大事に育てられてきた環。
その第一段階として、陰間茶屋に売られるその直前に、親方は狙いを、金持ち寺院の坊主から、茶屋で豪遊していた材木商へと変えることにします。
そして、環を材木商の深川の元へ連れて行くと、思いの外あっさりと深川は環を引き取って…。

剛しいら作品…

5

狼皇帝 ~宿命のつがい~ 小説

剛しいら  タカツキノボル 

攻様が泣いたよ!

シリーズ最終巻にして1番面白かったです!
1番問題児で、愛も知らず節操なしかと思われてた攻様が、なんと可哀相な幼少期を過ごしたことか・・・
育ての親の番に無理やりさせられて、攻様なのに突っ込まれる側にされてたとわっ
ロシアの人狼はやたら大きいらしいので一般からしたら大きい攻様でも小柄な方とか。
愛情をかけられて育てられた訳ではなかったので愛というものがわからない。
そこに、箱入り娘なら…

7

雛供養 小説

剛しいら  須賀邦彦 

掟やぶりの3P

これまで様々な3Pを読んできたけれど、この作品の3Pは衝撃的でした。。

靂は美しい婚約者がいて、順風満帆と思いきや、婚約者の弟・志筑に思いを寄せられる。。ここまではありがちとも言えるパターン。

しかし、この作品の恐ろしさは、婚約者とその弟の関係。彼女は弟の志筑を愛していて、身体を繋げたいほどに思っている。そこに存在するのが、彼女にとっては婚約者で、弟の志筑にとっては思い人の靂。

3

最速ラヴァーズ 小説

剛しいら  小笠原宇紀 

トンデモきわもの

イラスト買い。
剛しいらさんはあたりはずれがあるので警戒しながら読みましたが、こころがまえをして取りかかったせいか、バカバカしくて突飛でも、かなり楽しく読めました。

イラストの小笠原さんも、この頃のほうが好みの絵柄だったかも。
今も大変にお上手なんですが、この当時は、お上手すぎてキワモノになってしまう手前で踏みとどまっている気がします。

内容も、好き嫌いはあると思いますが、これくら…

0

仇なれども 小説

剛しいら  今市子 

切ない時代物

 とある小さな藩の家老の息子に生まれた鷺沼錦。
 彼は仇討ちと称して、とある男を追っていた。
 彼の名前は三橋一磨。
 一磨は、錦の藩校の先輩で、その美貌故に先輩や他藩の若者にも狙われていた錦のことを守ってくれていた存在だった。
 最初は、真剣での勝負が禁じられてる藩校にあって、自分の腕試しがしたくて錦の護衛をかってでた一磨だったが、錦が実際に襲われ、かげながら見守っていた一磨が姿を見せて…

2

狼王 ~運命のつがい~ 小説

剛しいら  タカツキノボル 

「好き」と言ってもらうまでに400年とは・・・

どれだけツンなんだ!受様。
500年もの間生きるといいう人狼の番探しのシリーズ2作目。
こちらの番は最初の出会いが17世紀になります。
本当ならスペイン王となるはずだったけど、海賊王となった攻様の運命の番は
アヌビス神として育てられた受様。
なんせ神ですからね~プライドも高いですし、感覚もちょっと雲の上のお方です。
囚われた受様を助ける為に借り出された攻様ですが、狼の姿で受様の所に潜…

1

狼伯爵~永久のつがい~ 小説

剛しいら  タカツキノボル 

ケモノの同士のイチャに初遭遇!

ここ2年くらいでBL小説に嵌り、特に人外やもふもふ系が好きなのでかなりの数を読んだ気がしましたが、狼の姿で致しちゃったのは初めて読みました。
5年も前にこんな素晴らしいもふもふを書かれていたとは・・・剛先生やりますね。
狼の姿で乗られて「キャンっ」とか受様が鳴いちゃうのがもう~なんとも悶えました。
結局人の姿に戻ってまた、イチャイチャしだすんですが、なんとも可愛い。
狼話は、番は唯一無二っ…

2

やってやるっ!(文庫化) 小説

剛しいら  石原理 

やっぱり辰巳鋭二は最高だ!

シリーズも3作目、文庫化再販になるくらいだから面白いのは当たり前、
極道系のストーリーが個人的に好きなのですがこれは最高にしびれます。
極道としての辰己さんはもちろん、ネコになっても男気を失わずに色気を出してる、
ホントに惹かれる受け様ですよね。

そして今回はシリーズクライマックス、否が応でも盛り上がります。
辰己の使える組長の権藤を狙った10年前の事件の真実が白日の下になる展開です…

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