total review:279729today:28
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
6/24(合計:239件)
夕映月子 高峰顕
みざき
ネタバレ
普通ってなんなんでしょうね。 読み返す度に、ふとそんなことを考えてしまう。 人によって、見る角度によって、「普通」というものの感覚とはそれぞれ異なるもので。 それでも、いわゆる世間一般的なふんわりとした基準は存在する。 そんな、時として息苦しさや重さを感じる「普通」について考える事柄を上手く織り交ぜながら、どこにでも居そうな人達の成長と恋愛を真面目に描いた、地に足の着いた素敵な作品だと思い…
高月紅葉 高峰顕
甘食
やっとラルーナ文庫発売中の仁嫁シリーズ本編15巻分完読しました。しかし佐和紀の出生・生い立ち、佐和紀と周平の夫婦以外の将来の関係性、由紀子との決着など全て掘りさげたら20〜30巻は軽く行きそうにまだまだストーリーは続きます。 今回はシンの番外編、不毛な佐和紀への横恋慕シリーズ第二弾です。シンさん男前なのに恋の病が悪化。人妻ばかりに手を出したり、セフレの星花で性的鬱憤を晴らして、佐和紀の心の愛…
今回は銀座の夜の蝶ということで銀蝶編。佐和紀が店の売上げを賭けてチーママ対決という事でホステス美緒ちゃんの大人版になっています。対決相手の悪いチーママを陰で操っているのが京都編で佐和紀を陥れようとしていた最悪女由紀子。周平の元カノ。これからも死なない限りずっと佐和紀達夫婦を邪魔してくるんだろうな。 ホステス達のキャットファイトとかホステス姿の佐和紀と周平が店の事務所で急いでエッチ、とかのシー…
いつも出し惜しみというか小出しでしか出てこない佐和紀が嫁入り以前どんな生活をしていたか?というのがこの本で色々わかります。 ゴーちゃんと友達以上恋人未満のお付き合いしていた16歳のホステス・ミオちゃん時代の佐和紀のお話や、色事師時代の悪い男全盛の周平のお話が読めますが…私が1番嬉しかったのは「刑事に×××」シリーズの攻め田辺の過去の顔が見れた事です。まあ最低シーンしかないですけどね(笑)過去…
番外編という事で人妻佐和紀へ絶賛横恋慕中、ドMのシンが主役です。なんと表紙も3ショット。冒頭から周平と佐和紀のカーセックスをシンが盗聴するというワンダホーなシーンが(笑)挿し絵も素敵。 色々思い詰めたシンがなんと佐和紀と2人きりで広島まで旅行に行ってしまいます。さあどうなる?!シンの命は?まあ結果はドMのシンだからねー…という所です。でもシンの佐和紀へ対する気持ちを知った上で佐和紀や周平のと…
結婚2周年記念+佐和紀の世話係3人の慰安旅行も兼ね、バリに行く御一行様。飛行機を怖がる佐和紀は可愛かったけど恵まれない子供時代だった佐和紀は様々な事に対して経験値が少ない、と思うと切なくもある。 旅行先で奇跡的に出会ってしまった周平の実の家族。ヤクザになる前の周平がどんなだったかが今作でわかります。必死の覚悟で捨てた家族と簡単には会えない周平と家族の縁が薄い佐和紀が人情を重んじての行動がすれ…
先日、「刑事に×××」シリーズで高月紅葉さん作品にハマり、同じ世界観で本シリーズである「仁義なき嫁」シリーズを爆読中です。現在文庫版15冊中7冊まで読み終えての感想です。全部読み終わってからと思ったけどさすがに読むのに時間がかかる。 第一部は1〜6巻でこの7巻から第二部だそうです。ざっくり第一部の説明をすると弱小のこおろぎ組のチンピラ組員の佐和紀が上部組織の大滝組の若頭補佐の岩下周平の元へ男…
吉田ナツ 高峰顕
フランク
前半は社員寮を舞台に、同僚だった二人がくっつくまで、後半はくっついた後のすれ違いが描かれてます。 攻めの元カノにばったり出会ったことがきっかけですれ違いが生じるんだけど、切なさよりもおかしさが上回ってる。 ノンケとゲイがくっついた後のすれ違いって、大抵切なさ100%なのに、この二人に限っては切なくない。 というのも、どっちも迷走しまくってるんですよ。明後日の方向に。 特に攻め。…
かわい有美子 高峰顕
百戦錬磨のゲイかつ策士×にぶちんノンケのコメディとのことですが、コミカルさが中途半端な気がしました。 攻めは確かに受けをかまい倒してはいるんですね。 だけど思っていたよりも紳士的なオオカミというか、むしろ辛抱強くていい人だなと。 対する受けは、攻めの好意にまったく気づかない鈍チンとされてるけれど、ドノンケゆえに男から好意を抱かれる可能性なんて考えたこともなさそうなので仕方ない気がする…
165
とっても良かったです。これぞ自分の思い描くTHE BLです。 お話も登場人物も設定も展開も何もかも最高でした。これまで自分で読んできた中で同性相手にこんなにちゃんと葛藤したりするのは初めてかもしれません。 好きな鉄道会社に就職して楽園になると思っていた朝霞は人付き合いが苦手で言葉選びも下手で周りと上手くいかず東大君と揶揄されて浮いています。 そんなところにたまたま出会った運転手の市川…