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神江真凪 高峰顕
伊吹亜弓
ネタバレ
今回のお話は、悠人が五年以上も抱えている、ある “嘘” がお話全体を巡っています。 が! 私はこの “嘘” については、重要度は低かったかなぁと思います。悠人が何度も何度も思い出しては、罪悪感に駆られる嘘。 それは、要するに恋人たちの伝書鳩としての役目を放棄した…というものです。悠人本人はぐだぐだと思い悩んでいるのですが…言っちゃ悪いですが、ほんとうに下らないことで悩んでいるなぁと思うんです…
usamomo
とってもしっとりとしていて・・とっても良かったのでは・・・ 最初の方は結構悠人がそりゃ、もうグルグルと一人芝居をしてましたね~・・ もともと神江さんの本は結構好きなのであまり気にはなりませんでしたが・・昔付いた嘘に・・ 罪悪感を抱えて、カラ回っていましたね。 なので、途中まではそれなりに片想いの切なさとか・・酔っ払ってポロッ出てしまった告白で・・ 自爆してる悠人を感情移…
てんてん
本品は『臆病者の嘘』の通販書店限定特典品です♪ 今回は本編終了直後、 恋人の鈍さにヤキモキする亨という ほのぼの後日談をおさめた小冊子です。 本編終了後の十二月。 亨は長いオフに入ってすぐ 年明けの仕事始めまで 悠人の部屋に押し掛けてますが、 会社員である悠人は 年末に向けて日々残業続きな上、 忘年会ともなれば下っ端として 忙しく動き回らなければなりま…
今回は受様の妹の元彼で人気急上昇中の映画俳優と 代議士の父を持つ製紙会社の新入社員のお話です。 好きだった攻様に偽りを告げた為に 彼への思いを押しこめていた受様が恋を実らせるまで。 受様には高校時代に攻様に出会って以来、 彼に長い片思いをしています。 二人は受様の二つ下で当時は中学生だった妹の 彼氏と彼氏の兄として出会います。 最初は妹を通しての付き合いでしたが …
吉田ナツ 高峰顕
かにゃこ
「寂しがりの部下と美人上司の愛情実験v」って 帯に書いてあってさ、アホアホラブラブエロエロかと思って読んだ。 そしたら、いわゆるトラウマ監禁モノ。 重いのかな?って読んだらなんか甘くて。 なんていうのか人工甘味料のような不自然な甘さで なんだか読んでいて気持ち悪い。 ある日、突然自分の会社の専務に監禁されて 最終的に俺のこと監禁するほど執着してくれてありがとうって いう感情に陥…
サガン。
ある日、目が覚めると見知らぬ部屋のベッドで真っ裸。 あれれ、昨日の記憶はないけど、誰かお持ち帰りしちゃったかなー? なんてお話はよくありがますが。 相手が男だったよ、なんてのもBL界では定番ですが。 というか攻がゲイなので当たり前ですが。 実はそんなえっちぃことの後ではなくて。 ある「実験」のためにノンケの男に監禁されることになっちゃったっていう状況。 しかも、好みのタイプの受は自分…
もこ
ていうか、これホラーじゃないよね∑(゚□゚;) なんだろう、設定としては面白い。面白いんだけにいろいろもったいないお話でした。 主人公である営業マンの瀬尾。入社してあっという間に営業で社長賞! お祝いだ!とばかりに盛り上がったはず・・・だったのだが、朝目が覚めると見慣れない天井。またどこかの誰か(男)と一夜を共にしてしまったのだろうか。。。そんな風に安易に考えていた。 目の前に現れたのは、…
真崎ひかる 高峰顕
久江羽
前作「白の彼方へ」は、かつくらに書評が載っていて、なぜか大変惹かれるものがあったので読んだのです。(真崎作品はそれが初読みでした。) 山岳警備隊員と山小屋の管理人のお話でしたが、今回は大学時代からの腐れ縁の隊員同士のお話です。 お話としては、山男の嫁になった人の気持が分かるような展開でした。 どちらもお互いのことを思っているのに、はっきりと言葉にして伝えないものだから、行き違ってしまって…
何故この2人が別れたのか?っていうのが、なかなか出て来ない~ しかも、ちょっとは想像出来るんですが・・実際の別れた原因っていうのが・・・ 想像してたのと全然違っていたのが・・またよかったですね~「あっ!!そういう事か~」 って・・さすが真崎さんって思いましたね~ ホント時々本当に同じ人が書いてるのか?ってぐらい突拍子もない内容のお話を書くのに・・ 結構シリアスを書かせると・・上手いな…
小林典雅 高峰顕
ほとんどが、主人公・瑛士が受講した「美男塾」に一緒に参加しているような気分になるお話です。 女性にモテるためのノウハウを教わり、体作りや作法を身につけるための講座なのですが、講師陣が言っていることがとっても理想的。 お話を読み進めればそんなに上手くやれる人なんていやしないってこともわかってくるのですが、なぜか講義内容は頷きながら読み進めてしまうという・・・ しかも、所々で講師も砕けてくれ…