高峰顕さんのレビュー一覧

オオカミの言い分 小説

かわい有美子  高峰顕 

うーん…

表紙美麗さとこちらでの評価が良かったので、購入。
初めて読む作家さんでした。

視点がころころと変わるので、まったく感情移入出来ませんでした。
ト書が延々と続く説明口調でまどろっこしいのも、苦手です。
ストーリーに起伏がなく、ただだらだらと続いている印象だけが残りました。
ノンケなはずの高岸が末國に惚れるタイミングも、よく分かりません。
佐々木はとても良いキャラでしたが。

私に…

7

オオカミの言い分 小説

かわい有美子  高峰顕 

オオカミと赤ずきんの楽しいお話

弁護士同士の恋愛話。
オオカミさん(末國34歳)から、囲い込まれて甘やかされ
いつの間にか追いつめられる、赤ずきんちゃん(高岸28歳)の話。

外見もカッコ良く仕事もできてTVでコメンテーターなども勤める売れっ子の末國、
腹黒っぽい彼の実は意外と一途な可愛さや、
気が強くてでも純粋な高岸との、軽妙なやりとりが楽しかった〜。

いつも人を喰ったような末國が、
「おいコラ、ニブチン、…

4

オオカミの言い分 小説

かわい有美子  高峰顕 

オオカミさんは気長に攻めます

腹黒策士な弁護士とスレていないピュア系だけど負けん気は強い弁護士との同業ラブ。
筋金入りのゲイでTVにも出ているイケメン弁護士の末國はお隣の法律事務所の
新人弁護士の高岸をあの手この手口八丁て八丁で相手に悟られないようにしながらも
さりげなく距離を詰めて親しくなっていき、いつかはモノにするぞの下頃満載。

ターゲットにされた高岸はそんな末國の思惑に気がつかないまま、
お隣で年も割と近い…

3

美・MENSパーティ この美メン、取扱注意につき 小説

牧山とも  高峰顕 

早く枯れてしまいたい美形変人の画家の転機

牧山ともさん、初よみです。
せりふや造語が面白いですね。
クスッと笑ってしまう場面が多くて楽しめました。

生活能力のない受けと面倒見のいい攻めの組み合わせは好物です。
『きみがいなけりゃ〜』の東海林さんとかね

面倒見のいい穏やかなスタイリストとゲイでもない変人の画家が、どうまとまって行くのか見ものでした。
ちょっとずつ近づいて、野生の仔猫を餌付けしてインプリンティングしていくみ…

1

オオカミの言い分 小説

かわい有美子  高峰顕 

めげないオオカミさん

真面目で激ニブな赤ずきんちゃんを辛抱強く口説くオオカミ、という関係がなんとも可愛いほのぼのコメディです。


新米弁護士でノンケの高岸(受・28歳)と、ゲイで彼に片想いする6歳年上のやり手弁護士・末國(攻)。
いまいち噛み合わない二人の視点が交互に描かれ、すれ違いの妙を楽しめます☆

高岸(受)は、外見は可愛いけど中身はクソ真面目でとてもニブい天然さん。
末國(攻)が、そんな高岸に萌…

6

暁の高嶺で 小説

真崎ひかる  高峰顕 

オールホモ化

『白の彼方へ』のスピンオフ作品です。
前作は評価中立にしました。

受けの史規は、山岳警備隊三年目の隊員で24歳。

攻めの高代は、史規と大学の先輩後輩の間柄である29歳。


ふたりは大学時代からハッキリとした言葉は交わさないものの、体の関係を続けていました。
が、二年前エベレストへ行くと報告してきた高代に、恋人だと思っていたのは自分の独りよがりであったとカッとして別れた史規。…

0

白の彼方へ 小説

真崎ひかる  高峰顕 

当て馬の方が好き

山岳ものを読むのは二冊目、真崎さんの作品自体は三冊目です。
前に読んだ二冊は特にハマりませんでしたので、どうしようかと思ったのですが興味のある題材だったので。


受けは、北アルプスで山荘を管理する朝陽、29歳。
気の強い美人さんで、自分の中に深く人を入れることを好みません。

攻めの塩見は山岳警備隊員の警察官。
体育会系特有のキリリとした真っ直ぐな気性で、素直な25歳。


0

白の彼方へ 小説

真崎ひかる  高峰顕 

雪山萌え

表紙絵と「山岳もの」という言葉から漂ってくる、萌えとエロスの匂いに誘われて、とびつきましたとも。

ハイキングもしない私が、雪山になんでこうも心惹かれるのか。
腐る前から、推理小説などの舞台になっていると、それだけで読書気分が高揚したものです。

この本も、読む前から楽しみで、一緒に買った二十冊余のなかから、一番に手に取ったほどです。

実際に読んでみると、話自体は私にとって「普通に…

3

スウィートvライフ コミック

高峰顕 

そういう関係を何というのか

 高校生の佑士は、小説家の愁一郎と恋人同士です。小さい頃の佑士を愁一郎が面倒を見たのがきっかけだったのですが、なぜか二人が恋人同士に見えないから不思議です。

 寮生活でたまに外泊して佑士から会いに行く以外は、会わないのです。その上、愁一郎の小説家家業も忙しいせいか、素っ気ない気がずっとしていました。
 もう二人のこと見ていると恋人ではなく、兄弟のように思えてくるから不思議です。
 佑士は…

0

美・MENSパーティ この美メン、取扱注意につき 小説

牧山とも  高峰顕 

取扱注意レベルが危険度マックスな受け

世界的に有名な絵本作家でイラストレーターの受けになる仲里は対人スキルが
著しく乏しく、人見知りで言葉を発すれば毒舌とも違う直情型で言葉をオブラートに
包むことも出来ないし、更に世の中の人間は嫌いかどうでもいいかの二択しか
存在していないとはっきり言い切ってしまうある意味傍若無人な受け。

ストレスにも弱そうだし、極端なものぐさでもあるし、普通なら一般社会から
はじき出されるタイプだけど…

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