高峰顕さんのレビュー一覧

美男の達人 小説

小林典雅  高峰顕 

典雅さん最高!

小林典雅に嵌ってしまったきっかけの作品。

なんとなく積んでいたのを「あ、コレ読んでなかった」と手に取ったが最後、寝るのも忘れて一気に読んでしまいました。
キャラのタチ具合も良いし、モノローグと台詞のテンポの良さに引き込まれてしまいます。

皆さん仰るとおり、BLとしてはどうよ、な部分も確かにあるんですが、それがどうした!(アッテンボロー曰く最強の台詞)
これが小林典雅さんの個性という…

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美男の達人 小説

小林典雅  高峰顕 

個性溢れる登場人物

恋の舞台は「美男塾」
美人子持ち講師に恋をした童貞塾生のお話です。

瑛士の心の中でのツッコミが笑えました。
作中に登場する他の講師たちも個性的な面々ばかりでおもしろかったです。

ただ、もう少し初夜のあたりをじっくり描写してほしかったですね。
せっかくの童貞攻めなので、童貞ならではの不慣れな感じや心理描写をもっとじっくり楽しみたっかです。
最後の方の展開が駆け足気味でそこが残念で…

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スウィートvライフ コミック

高峰顕 

愁一郎の愛し方が…

終盤で愁一郎が佑士に「相手を選ぶ覚悟」について話をするのですが…そう長くもない台詞が、私にはとてもとても重苦しくて…それを想像しただけで心臓が何だかヒヤリとしました。

佑士が本当の意味でその言葉の重さを理解し受け止めきれたのか、いまは「やっと愁が俺だけのものになるんだ、嬉しい。」ともう少し浅い所で理解したに過ぎないのか、は、、、分かりませんが…。

こんなに重苦しい台詞は私にとっては初め…

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オオカミの言い分 小説

かわい有美子  高峰顕 

うーん…

表紙美麗さとこちらでの評価が良かったので、購入。
初めて読む作家さんでした。

視点がころころと変わるので、まったく感情移入出来ませんでした。
ト書が延々と続く説明口調でまどろっこしいのも、苦手です。
ストーリーに起伏がなく、ただだらだらと続いている印象だけが残りました。
ノンケなはずの高岸が末國に惚れるタイミングも、よく分かりません。
佐々木はとても良いキャラでしたが。

私に…

7

オオカミの言い分 小説

かわい有美子  高峰顕 

オオカミと赤ずきんの楽しいお話

弁護士同士の恋愛話。
オオカミさん(末國34歳)から、囲い込まれて甘やかされ
いつの間にか追いつめられる、赤ずきんちゃん(高岸28歳)の話。

外見もカッコ良く仕事もできてTVでコメンテーターなども勤める売れっ子の末國、
腹黒っぽい彼の実は意外と一途な可愛さや、
気が強くてでも純粋な高岸との、軽妙なやりとりが楽しかった〜。

いつも人を喰ったような末國が、
「おいコラ、ニブチン、…

4

オオカミの言い分 小説

かわい有美子  高峰顕 

オオカミさんは気長に攻めます

腹黒策士な弁護士とスレていないピュア系だけど負けん気は強い弁護士との同業ラブ。
筋金入りのゲイでTVにも出ているイケメン弁護士の末國はお隣の法律事務所の
新人弁護士の高岸をあの手この手口八丁て八丁で相手に悟られないようにしながらも
さりげなく距離を詰めて親しくなっていき、いつかはモノにするぞの下頃満載。

ターゲットにされた高岸はそんな末國の思惑に気がつかないまま、
お隣で年も割と近い…

3

美・MENSパーティ この美メン、取扱注意につき 小説

牧山とも  高峰顕 

早く枯れてしまいたい美形変人の画家の転機

牧山ともさん、初よみです。
せりふや造語が面白いですね。
クスッと笑ってしまう場面が多くて楽しめました。

生活能力のない受けと面倒見のいい攻めの組み合わせは好物です。
『きみがいなけりゃ〜』の東海林さんとかね

面倒見のいい穏やかなスタイリストとゲイでもない変人の画家が、どうまとまって行くのか見ものでした。
ちょっとずつ近づいて、野生の仔猫を餌付けしてインプリンティングしていくみ…

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オオカミの言い分 小説

かわい有美子  高峰顕 

めげないオオカミさん

真面目で激ニブな赤ずきんちゃんを辛抱強く口説くオオカミ、という関係がなんとも可愛いほのぼのコメディです。


新米弁護士でノンケの高岸(受・28歳)と、ゲイで彼に片想いする6歳年上のやり手弁護士・末國(攻)。
いまいち噛み合わない二人の視点が交互に描かれ、すれ違いの妙を楽しめます☆

高岸(受)は、外見は可愛いけど中身はクソ真面目でとてもニブい天然さん。
末國(攻)が、そんな高岸に萌…

6

暁の高嶺で 小説

真崎ひかる  高峰顕 

オールホモ化

『白の彼方へ』のスピンオフ作品です。
前作は評価中立にしました。

受けの史規は、山岳警備隊三年目の隊員で24歳。

攻めの高代は、史規と大学の先輩後輩の間柄である29歳。


ふたりは大学時代からハッキリとした言葉は交わさないものの、体の関係を続けていました。
が、二年前エベレストへ行くと報告してきた高代に、恋人だと思っていたのは自分の独りよがりであったとカッとして別れた史規。…

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白の彼方へ 小説

真崎ひかる  高峰顕 

当て馬の方が好き

山岳ものを読むのは二冊目、真崎さんの作品自体は三冊目です。
前に読んだ二冊は特にハマりませんでしたので、どうしようかと思ったのですが興味のある題材だったので。


受けは、北アルプスで山荘を管理する朝陽、29歳。
気の強い美人さんで、自分の中に深く人を入れることを好みません。

攻めの塩見は山岳警備隊員の警察官。
体育会系特有のキリリとした真っ直ぐな気性で、素直な25歳。


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