高尾理一さんのレビュー一覧

黒太子の純愛 小説

高尾理一  宝井さき 

腹黒になりきれない我儘王子様の人騒がせな執着愛

個人的に多数の意見からはちょっとずれている上に狭いと自覚している萌えの範囲から外れてしまったのでこの評価です。

再会愛は好きです。
王子様×一般人の身分差も立場を考えての身を引く健気さも
同性を伴侶にし後継者(子供)を持たないことを周りに認めさせるに至るまでのあれこれを試行錯誤していきながらお互いが成長し愛が深まるストーリーも萌えます。
欧風の景色の中で展開されていく異国情緒も好みです…

1

鬼の王と契れ 小説

高尾理一  石田惠美 

続編希望の面白さ

この手のファンタジー作品は大好物です。
単に甘いだけで終わらずシリアスな面もしっかりあって面白かった。
鬼の攻めと鬼を使役する一族で鬼使いなのに鬼が怖くて仕方ない受けが出てくる。
容赦ない鬼が受けである鴇守だけに一心に気持ちを注ぐ姿は可愛くも見えます。

鴇守が生まれた時から傍にいる夜刀、赤ん坊の姿を一目見た時から心奪われ、
自分が一生守る存在だと、早く大きくなって使役にしてほしいと自…

17

ファミリー・バイブル 小説

高尾理一  小椋ムク 

子供中心として


受け様の娘が攻め様の食生活を心配して
家で食べないかとお誘いして、そこからどんどん仲良くなって・・・

受け様はおとなしい感じのパパ家と思いきや、娘とぐるになって
攻め様を落しにかかりますw
攻め様はけっこうなヘタレ君で、受け様の娘のおかげで
くっつくことになるのですが・・・

話の内容的には、すごい波打つぐらいな話では感じられませんが
攻め様・受け様・受け様の娘と、日常なが…

1

鬼の王と契れ 小説

高尾理一  石田惠美 

鴇守が大好きな攻めの愛が漲っているお話

表紙のイラストが良かったので買ってみましたが、すごく面白かったです。
ちょっとだけネタバレなので下げます。




攻めの夜刀が受けの鴇守のことが、好きですきでたまらなくて言葉だけじゃなくて行動でも、「大好き!」アピールをしています。
鬼使いとして生まれた鴇守に使役鬼として選んでもらいたいが、鴇守は大きな鬼が怖いので苦肉の策として小さく弱い鬼の殻をかぶって鴇守に相棒にしてもらうのです…

16

天狗の恋バナ 弐 小説

高尾理一 

どんぐりネタは禁忌

商業誌「天狗の嫁取り」「天狗の花帰り」の番外編同人誌2作目になります。
13/8のイベント新刊で13/3イベント新刊「天狗の詰合せ」に続いての番外編です。

私の一押しポイントが双六、それも人間界では目にかかれないエロものです。
天狗界のアイテムなのでしょうか、春画双六、エロそうでしょう?
そして、剛籟坊の自称親友である八尺坊が人間で元サッカー選手の慶太とのことを
恋相談する内容の2作…

2

愛咬の掟 小説

高尾理一  緒田涼歌 

受けが女々しくないのが良い

高尾さんの作品は初読みです。
うーむ、表紙がね、露出的にはそこまでてはないと思いますが、攻めさんの指の位置が恥ずかしい…


受けの夕志は、警視庁組対二課の刑事で28歳。
同性からもアプローチされる容姿の持ち主。

攻めは指定暴力団五虎会の若頭の永瀬、36歳。
カリスマ的な魅力を持つ男です。


15年前、刑事であった父親が惨殺され、その犯人を仕事の合間に調べている夕志が、永…

3

狼の嫁迎え 小説

高尾理一  沖銀ジョウ 

出会った時から俺のもの

「狼の妻籠み」のスピンオフで、前作の人狼族のボス真神で預かっている
希少種の戻り狼と言う玲が受け主役のお話です。
そして、ロシア人狼アレクサンドルが攻めになるのですが、このふたりの
出会いは、礼がまだ2歳の頃なんですよね。
既にこの時からアレクサンドルは礼を自分の番だと決めている感じで、
決定的に周りにまで威嚇していたのが礼が初めて人型に変化した7歳、
ショタ疑惑が濃厚なのではと腐くさ…

7

狼の嫁迎え 小説

高尾理一  沖銀ジョウ 

戻り狼ですって!!

書店の新刊案内で「狼の嫁迎え 高尾理一」と発見した時に、
やった~(^o^)/…瀬津と真神鋼の続きが読めると心の中で小躍りしました。

そして、後日、ちるちるであらすじを確認したときに…PCの画面の前で固まってしまった(・o・)。
え~っ!!!玲って誰~(>_<)。
だって…だって…「狼の妻籠」(花丸文庫)ときて、「狼の花嫁修行」(同人誌)ときて、「狼の嫁入え」ときたら…続き…

5

狼の嫁迎え 小説

高尾理一  沖銀ジョウ 

もふもふ2作目

『狼の妻籠み』のスピンにあたる本作。
健気で一途な作品になっていました。


日本のはぐれ狼である父親がロシアで医師として働き、そこで出会ったロシア人狼の女性と結婚して生まれたのが玲。
ところが玲は狼の姿で生まれ、新月には人型になると思われたのにまだ人になれない玲に母親は精神の均衡を崩して家を出て行ってしまったのです。
そんな玲を男手一人で育てるのは大変で、そこで力になったのがエカテリ…

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狼の花嫁修業 小説

高尾理一 

もっと読みたい。

恐ろしく萌えた「狼の妻籠み」の同人誌が読めるこの幸せ…。

真神を驚かせようと、こっそり狼の耳としっぽを出す練習をしていた瀬津に、「自分のために、花嫁修業をしてくれている」と感激する真神が可愛い。

基本かっこいいのに、受の前では可愛い攻というのは、最高に良いですね。

期待の濡れ場は、本編よりも少なめでしたが、先生がホームページで次はリベンジしたいと嬉しいことをおっしゃっていました。…

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