高星麻子さんのレビュー一覧

楽園 小説

うえだ真由  高星麻子 

修道院ものです

修道院ものです。
とある秘密を抱えた攻めが入った山奥の修道院で出会ったのが、清貧生活に身を浸してる受け。
受けは攻めにピュアな眼差しで好意を示す。心のささくれた攻めはその好意を素直に受け入れられず、苛立ち、ある日懺悔室で無理やりレイプしてしまう。
それから背徳にまみれた関係がはじまる――。

修道院ものというのはBLの人気ジャンルのひとつのようで、過去にも何作か読みました。マリア像の前や教会のなか…

1

Try Me Free 小説

松前侑里  高星麻子 

「Dear+のレーベルで15歳の恋」に怯んだけど…

萌萌萌。(MAX:萌萌萌:めちゃオススメ)
歳をとると、高校生のしかも一目惚れというのははしかのような一過性のものだって思ってしまいます。自意識が過剰な年頃ゆえに、ちょっとした事で好きになったり醒めたり、あっさり他の人に目移りしたり。身に覚えがあるだけに大人は、子供の気持ちを信用できないというか。
たった15歳の冴ですが、そんな私と隆司の考えをえいやと吹き飛ばしてくれるほどまっすぐで魅力的な子…

1

プライベート・レッスン 小説

桜木知沙子  高星麻子 

キュンキュンしました萌えました

桜木知沙子さんは妙に私のツボにくるというか、キュンキュンさせられることが多いです。
この作品でも、さんざんキュンキュンしました。この、心の奥がキュッと絞られる感覚、たまらんです。

主人公は高校生です。
おとなしいタイプで、ゲイを自覚している。親友に片思いしている。でも、その思いはひっそり心の奥深くに隠している。
そんな主人公の心を見抜き、『男同士のつきあい方を教えてやるよ』と近づいてきた、大学生…

1

世界が終わるまできみと 小説

杉原理生  高星麻子 

読みごたえたっぷり

二部作なんですが、前半部分がとくに好きでした。
14歳と14歳の、無力で寂しく、でも芯の強い少年ふたりが心を通わせてゆく様子は、胸が絞られるようでした。
二人の少年の父親同士の微妙な関係も良かったですねぇ。はっきりとは描写されないんですが、行間から伝わってくるんです。この父親二人の関係は最後までハッキリとは書かれていないんですが、どう想像しても、萌えるし、切ないです。肉体関係があっても萌えるし切な…

2

王子さまは誘惑する 小説

黒崎あつし  高星麻子 

乙女化に萌え!

主人公の笠原月海は大企業の三男坊。
何一つ苦労したことがなくて、彼女もとっかえひっかえです。
彼女といっても、心から大事にしているのではなくて、ただのファッションとしか考えていません。自分の美しい・イケてる容姿に見合っているかだけを考えています。

そんな月海が、元カノの策略によって三ヶ月だけの臨時教員として高校で英語を教えることになります。
そこに登場するのが、元カノの弟・御堂智秋。

2

Try Me Free 小説

松前侑里  高星麻子 

恋のお試し期間

ひと目惚れした相手に運命の再会。
猛烈にアプローチする冴が、つれない相手・隆司に出した条件が『7回のお試しデート』。
実際にデートをしてみて、付き合えないかどうか決めてくれと。
何の酔狂か隆司もこの条件を受け入れ、二人のお試しデートが始まります。

隆司の登場シーンが素敵です。
別れ際に冴にかけた言葉に胸がドッキュン!
こりゃ~冴が恋に落ちるのも判ります!!

お試しデートを繰り…

3

プライベート・レッスン 小説

桜木知沙子  高星麻子 

男同士のつきあい方

結構萌えました。高校の先輩である笹渕がとってもかっこよくて惚れましたねw


親友に密かな想いを抱く 陸。
そんな陸に男同士のつきあい方を教える 笹渕。

ある合コンで陸は、笹渕にクラスメートで親友・対木に想いを寄せていることがバレしまいます。
そして笹渕の提案する「男同士のつきあい方を教えてやる」という話に応じます。
しかし、単なる練習なのに、笹渕はなぜか陸に優しいんです。まるで…

2

お嫁さんになりたい 小説

黒崎あつし  高星麻子 

幸せオーラ全開ですね

この表紙の可愛さに惹かれて読んでしまいました。
イラスト、文句なしに可愛い!
でも男の子です…。

女装をしているから思考までも女の子…というわけではないですが、この受キャラはそう解釈してしまいそうです。
育った環境が特殊なので、思考までも幼くてピュア。
その子が攻キャラによって、環境も教育も与えられて人として豊かな感受性を育てていく。
とてもキレイなストーリーですが、やはりどうして…

1

お嫁さんになりたい 小説

黒崎あつし  高星麻子 

お嫁さんになりたい

前作に引き続き、黒崎・高星さんペアの作品!
しかし前作とはまったく無関係(だと思う…)の話です。
はからずも新妻のあとにお嫁さん本を読んだ自分が何だかおかしいですww
あれあたしBL読んでるんだよねww
色々な事情から、女の子として育てられた主人公が、賄賂としてお金持ちの人の家に送り込まれるんです。
そこで「愛人にしてください」を「お嫁さんにしてください」と言い間違えて…?っていう始まり…

1

お嫁さんになりたい 小説

黒崎あつし  高星麻子 

表紙を見て少女系ラノベかと思った(笑)

女装をすることをしいられた環境で育ってきた受と、そんな受をお嫁さんとしてさし出された不動産会社社長の攻の話。
母親の借金をめぐる複雑な出生のため、女装をして育ってきた受。途中で母親が死んでも、引き取られた先のいいつけで、なにも考えないような女装のお人形さんとして育てられた。
高校にも行かせてもらえなかった受だが、ラッキーなことに養育者の利益のためにさし出されたさきの攻は、受がいぜんイイナと思っ…

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