高星麻子さんのレビュー一覧

旦那さまなんていらない 小説

黒崎あつし  高星麻子 

ほのぼの

結構良かったですね~というより、サラッと読めちゃいました~普通にほのぼのって、感じで~
この本は「お嫁さんになりたい」のスピンオフ?かな・・あちらで、出ていた未希がちゃんと男の子になって、純の同級生として、出てきてますね~しかも心配性の・・・最近黒崎さん「嫁」系が多いですね~3冊ぐらい続いている気が・・
鷹取家で一週間居候させもらう事になったんですが・・聡一がみんなに、「いずれ妻になる人」…

0

プライベート・レッスン 小説

桜木知沙子  高星麻子 

初めて恋を知る話にキュンキュン

憧れと恋の区別、そして恋へ至る過程、丁寧になぞられていて胸が掴まれちゃいました。
高星さんの絵がぴったりで、素敵なお話です。

自分の性癖を隠して、寮生活を送る高校生陸の気になる相手は同級生の対木。
皆に好かれて明るい、自分にはないものを持っている彼に、あんな風になりたいと憧れに近い恋心をもっています。
そしてその気持ちは、隠された性癖の為告白できなくて。
カフェで出会った先輩の笹渕に…

2

R134 小説

橘紅緒  高星麻子 

現実離れした浮遊感がたまらない

楽しみにしていた橘さんの新刊。
相変わらず静かで独特な雰囲気のお話でした。

同性の幼馴染に恋心を抱き、罪悪感に苛まれるものの、
思う気持ちを止められない梓朗。

成就する可能性のない恋心を胸に思い悩み、
恋人になれなくても、
相手の側に居られるだけでいいと思ってみても。

恋のライバル?の登場に苛立ち、そして……と
展開していく物語は、恋愛ものとしては王道というか。
古典…

6

R134 小説

橘紅緒  高星麻子 

執着・嫉妬は絶対無二の存在ゆえ

茅ヶ崎のR134沿いにあるシェアハウスの物語は、それこそ現実離れした世界の人間の溜まり場でした。
橘さんの淡々とした文体、頻繁に変わる目線、雰囲気とイメージ先行は、現実でありながら非現実の、まるで映画を見せられているかの如くです。

ふしだらな母親に育てられ捨てられたトラウマ持ちの麻也。
幼いころから一緒にいて、麻也の唯一だった梓朗。
梓朗のほうが一足先に大人な考え方をして、彼を守るため…

9

世界が終わるまできみと 小説

杉原理生  高星麻子 

逞しい少年たちのお話だと思う。

CD聴いたので、過去のブログをひっくり返したら出てきた感想を転載します。

2008-6月
夕べの睡眠不足の原因です。
大人の事情の荒海で翻弄される木の葉のような少年たちのお話。
それにしても、何度も逆境に立たされてもへこたれない、有理君に脱帽。
高星氏の絵に合うようなお話にしたとのことですが、もっと人間臭い人の絵のほうが合うんじゃないかと思いました。
こんなに妖精っぽい儚げな少年じ…

3

くちびるの封印 小説

うえだ真由  高星麻子 

デビュー作の新装版

一回りの年の差カップルなので、瑛司はオトナなんですよねぇ。それがいいような悪いような。
狡さだって見え隠れもしてますし。
それに対して、悠紀は恋の駆け引きすら出来ないコドモ。
瑛司の気持ちが欲しくて欲しくて仕方がないけれど、それを口に出すと関係が壊れてしまうかもしれないという恐怖。
甘えたいのに甘えられない。
カラダから始まった関係だけに、好きだって言えなくて、ひとりであれこれ抱え込んじ…

3

楽園 小説

うえだ真由  高星麻子 

純粋無垢かー…

どうも受け・千尋がダメでした。世間知らずで、ぶっちゃけ馬鹿なんですよ。
いや、ある意味純粋無垢なんでしょうが、無垢とかちょっと…w苦笑
しかも、宗治に嫌われているにも関わらず、なにかと話しかける千尋は見ててムカッと…。ずっと修道院にいたからしょうがないかもですがね。
まあ、こういう設定なで仕方ないんでしょうが、私には無理というか苦手なタイプでした。もう読んでて( ´゚д゚`)アリャー…とか。…

1

楽園 小説

うえだ真由  高星麻子 

神に身を捧げた受けの初めての恋

千聖の天の『父』への思いが純粋であればあるほど、禁忌と背徳の香りが際立ちました。
ただ修道服を着ているってだけのなんちゃってでは、ありません。
どこか陰がある冷たい攻めを、純粋な受けが癒してくれます。こういう設定に弱いので、話の展開といいたまりません。
無理矢理があるので、苦手な方はご注意。

和久宗治(21)鬼畜トラウマクール攻め×修道院の子・森口千聖(16)天然一途受け
父親の影響…

1

真夜中の学生寮で 小説

桜木知沙子  高星麻子 

可もなく不可もなく

高星麻子さんのイラストが好きなのと学生寮という表題にそそられて殆どジャケ買いだったのですが…
読み終えた感想は無難…といったところでしょうか。それなりに楽しめたのですが、若干盛り上がりに欠けるというか何となく先が読める感じで私はあまり萌えれませんでした(苦笑
…ゴメンナサイ…>_<

私は受けが可哀想な立場にあればあるほど萌える質なのでキーワードである「怖がり」も、もっと強烈な裏…

2

お嫁さんになりたい 小説

黒崎あつし  高星麻子 

微妙だなー。

あらすじの時点でうーんって感じだったのですが、高星麻子先生の挿し絵に惹かれて買ってしまい。
で、読んでみたらやはりうーんでした。別に嫌いな内容ではないです、はい。

主人公・未希の今までの扱いがひどいのはわかるが、そこまでひどく書かれていないのでスーって感じの流れを。
それと、未希は確かにかわいい(容姿)が、どうも男っぽくない。まあ、今までの環境のせいでもあるんでしょうが、私はかわいくて男…

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