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42/50(合計:496件)
雪代鞠絵 高星麻子
クレタコ
ネタバレ
古くからあるキリスト教系の全寮制の学校が舞台 主人公の春実〔受〕は雪代さんお得意の健気で不幸系。 春実は過去に叔父に性的悪戯を受けていたものの地元には居られなくなり、この学園へと送り込まれます。 先に従兄弟の和馬というのが学園生活をおくっており、ソルトラムという名家、金持ちの集まっている生徒達の中で更に優れた人々が入るというソルトラムの一員でもあります。 まあ何故に和馬がソルトラムに入れた…
橘紅緒 高星麻子
marun
やっと読み終わったって言うのが正直な感想かなぁ~ あらすじがなかったら前半で挫折しちゃうところです。 ラスト方面になって初めて全てが繋がってくるような 展開のストーリーなんですがそこまではう~んって 思いながら読まなくてならないんですよね。 このお話の受け様は簡単に言ったら心の病ですね。 それも単純なものではないくらい重いです。 自分の心を守るための精神的防衛本能の結果、記憶が無くな…
椎崎夕 高星麻子
ぺり犬
受が兄貴で男前なのにやたらかわいい。 椎崎さんの受ってトラウマ持ちの繊細(敢えていうなら弱々しい)な受が多いイメージだけど「本当の~」とかたまに強かだったりさっぱりしたタイプの受を書くとすごく好み。 っつか見た目にしても地の分で「地味顔」「目つきが悪い」とか言われちゃう受ってのも椎崎さんの話では珍しいかも。 高星さんの挿絵もキリッとしてて男前な受のイメージにぴったりだった。 そしてなんと初…
茶鬼
「R134」以来の小説ですね。 よくも悪くもいつものスタイリッシュな橘さんです。 生活感のない主人公達、彼等の周囲の人々には陽がさんさんと照って時間が確かに流れて行っているのに、主人公にだけはその時間がゆっくりと流れて、まるでフィルターを通したような光と空気感が漂う。 今回は、主人公となる穂積が特に色々ワケアリの為に、それが特徴的に出ていました。 一度読んだだけだと、ちょっとかったるくなっ…
理不尽な理由から退職した休職中の受け様と 親友の経営するレストランのシェフとの不器用な恋 かなり読みごたえがあった作品だと思います。 攻め様の子供みたいに面倒で意固地な性格の為に 色々なところで思いが空回りしてしまうような 展開でしたがありきたりな感じもしなくて良かったです。 親友の店で働く事のなった受け様ですがその店には天敵と 言う程反りの合わない1歳年下のシェフの攻め様がいる…
菱沢九月 高星麻子
帯『料理も掃除も愛想笑いもできなくて、駄目なあなたが好きなんです』 夏生〔受〕は子供の頃から他の人が見る事の出来ない人の声を聞いたり見たり出来るという不思議な能力を持っている。 そしてそれだけではなく、彼は人の周りに色が見えるんですね。 そんな能力を持って生まれた夏生は親からも敬遠され、また話しかけてきた相手がホンモノの人間かどうかも分からないので人との接触も極力避けて生活しています。 …
黒崎あつし 高星麻子
これだけシリアス設定でありながら ここまで軽く仕上げる事が出来るのはある意味凄い! この受け様がおかれた環境やその後の背景はかなり 重めのシリアスなものだと思うのですが・・・ 強欲な父親から母親が追い出され、 でも父親には甘やかされていたようですが、 その後父親が亡くなり、またしても強欲な叔父が 現われて、…
麻生雪奈 高星麻子
帯『好き、大好き。航兄が…、航兄だけが好きだ』 基本的に近親モノスキーで特に兄弟モノスキーなんですよ、義兄弟も含めて。 主人公春人〔受〕は両親を亡くし、母子家庭4兄弟の叔母の若久井家に引き取られ5人兄弟となった次男として、キャリアウーマンで多忙な母に代わって主に料理を担当しています。 そして春人は7歳年上の長男、航平にずっと秘めた恋をし続けてます。 登場人物は春人のバイト先の人々も、若…
Rこぴん
主人公の夏生はまさに猫って感じです! 外見が綺麗で人になつかない感じとかマイペースさとか… 攻めの佐倉に会うまでは真剣にただの「顔が綺麗なイヤな奴」ですよね(^_^;) 本人に傷つける気がなくても淡々と述べる言葉は鋭いしよく佐倉は相手してられるよなあと高校生ながら器の大きさに何度も感心しました 佐倉みたいなのは爽やか包容攻め、でしょうか 夏生はクールというわけでもなく素直だけど人嫌いでマ...
六堂葉月 高星麻子
もこもこ
久々に六堂さんの作品を読みました。 この作家さんの作品はエロ濃い目というイメージですが、久々に読んだ本作もそのイメージは崩れることなく、でした。 相変わらずで、ご馳走様です! とある国の王子様と庶民の恋物語ということで、身分差なんかが好きな方にはおすすめです。 と言っても、舞台が日本で超セレブが通う大学が舞台なのでゴテゴテした様式美的な身分差はありませんでした。 その代わりラーシュの…