高星麻子さんのレビュー一覧

恋って何でできてるの? 小説

きたざわ尋子  高星麻子 

よし、GOだ。当たって食われろ

10歳の頃から自分の面倒を見てくれていた叔父和隆に突然告白をされた朔海。
和隆の方は、朔海が中学生の頃にそういった目で見始めたが、当時はまだ抵抗があった為女性との軽い付き合いを繰り返していた。だが3年前には腹をくくり、女性との付き合いもやめたという。
それを聞いても、恋愛に関して初心な朔海はすぐに頷くことができない。
だが、朔海もだんだん一人の男として和隆を意識するようになる。そして、彼が書…

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世界が終わるまできみと 小説

杉原理生  高星麻子 

舞台は現代。ストーリーはファンタジー?

評価だけあげてレビューはしないでおこうかと思ったのですが、とても印象的な作品だったのでやっぱり語らせて下さい!

杉原さんの作品は確かに好き嫌いが分かれるとは感じます。
◯受の一人称、加えて乙女
◯攻が少女漫画の男の子並の王子設定
◯展開が間怠っこしい
◯ファンタジー
こういったのが苦手な方にはオススメできないかもしれません。

ベタといえばベタです。中学生の頃に出会って惹かれ合…

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くちびるの封印 小説

うえだ真由  高星麻子 

タイミングもあるんだろうなと

1998年アイスノベルズを加筆修正されて文庫化したものだそうです。あとがきの後にショート12ページがあります。 

表題作は、家族の愛に飢えている二人が出会い、惹かれ合うというストーリーです。
ショートは本編終了後の同居している甘い生活の話です。そうめんであたふたするのが可愛いです!

悠紀(受け)と瑛司(攻め)両方の視点で進んでいくので、惹かれていく心情が分かりやすいです。なので、不倫…

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無防備なたくらみ 小説

椎崎夕  高星麻子 

最後まで頑張って読もう!

不器用シリーズは1作目しか読んでなく、これ読み終えたときに
あ”-もう一回不器用シリーズ読みたいーーーーーーーーとすごく思いました。
ほんと、不器用シリーズと絡んでます・・・

時系列が今一つ?でしたが、おそらく
当作品の受けさんと 「不器用な策略」の攻めさんが恋人同士
→別れちゃって→不器用な策略で新カプ誕生→?→当作品 という順番だと思います。

すんごくじんわりゆっくり なお…

1

Chara BIRTHDAY FAIR 2015 C キャラ創刊20周年記念バースデーフェア小冊子 グッズ

たりなーい(泣)

輪廻の花が大好きで。
どうしてもこちらに載ってるというショートが読みたくて、御用達の古本屋にてようやく入手。
楽しみにしてたのようっっ
ちなみに通常の新刊購入程度の金額。手にしたものは厚さ5ミリ程度の冊子・・・
くそう、足元見られてるー
でもこのような流通ルートがなければ読むことは能わなかったので、
ぐっと堪える。ぐぬぬ。古本屋に売ってくださった方、ありがとう(涙)

で、肝心のお…

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妖精と夜の蜜 小説

杉原理生  高星麻子 

女子の夢と希望が詰まっとる。

大好きです、このシリーズ!

櫂の氏族と友好的な関係にある“グラ”を訪れた二人。グラの長であるユーシスに案内された先で見たのは、妖精王の卵。その卵はもう500年以上も孵ることなくそこにあるという。

櫂と律はあいも変わらず甘々でラブラブなのですが、このシリーズでは脇のカップルは悲恋である事も多いので、もしや今回も…。と恐る恐る読み進めました。
初めて会ったときから妖精王に惹かれ、500年…

3

うそつきなジェントル 小説

御堂なな子  高星麻子 

カッコイイ先生

外国のパブリックスクールが舞台のお話。けれど生徒たちのお話ではなく、日本から派遣された国語教師と、若き理事長の恋物語です。

主人公の遥人とアシュリーは遥人が留学中に知り合い恋に落ちますが、遥人はまだ15歳だった彼の未来を潰したくないと黙って帰国、大人になってから再会という再会ものです。

学校ではいろいろあって、お仕事ものと恋愛ものが混ざった感じでした。
しかし意外とあっさりしていると…

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狐の嫁取り雨 小説

四ノ宮慶  高星麻子 

もふもふ尻尾にくるまりたい

もふもふが好きなので手に取りました。初めての作家さんです。

子供の時のいたずらによる事故で天罰として雨男になってしまった拓海(受け)がそのいたずらによって持っていた鍵を無くし力を失いつつある狛狐、佐古路(攻め)と神の怒りが解けて番になる話です。

昔からガキ大将で、でも下の子供たちの面倒をよく見る兄貴分だった拓海は、神罰のせいで雨男になり自分が楽しみにすると雨が降るので周りに迷惑を掛けな…

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君恋ファンタスティック 小説

間之あまの  高星麻子 

自信に満ちた攻め

間之さんらしい糖度高めのお話です。

一目惚れ〜景をかばって記憶喪失〜記憶を取り戻す
といった王道な展開なので、なんとなく結末は想像できるわけですが、遼成が大らか過ぎてあまり記憶喪失の設定が生かされていない様な…。
景の方は、自分の潔癖や天性の人たらしである同性に恋をしてしまったこと、またその彼が記憶を無くしてしまったことに悩んだり苦しんだりしていました。一方の遼成は記憶を無くしても、冷静…

1

男子寮の王子様 小説

田知花千夏  高星麻子 

お姫様から王子様に

前に読んだ田知花さんのお話がとてもダークだったので、明るいものも読んでみたくて、おまけに寮ものが大好きなのでこちらを購入。
読む前は評価が低いのかしら?と思っていたのですが、読んでみたら設定、カップリングともにとても好みでした。
攻めは二面性があり、受けはワンコ系という組み合わせ。

大好きな従兄弟の後を追いかけて同じ高校に入学したのに、「うっとうしい」とフラれてしまうという出だしです。

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