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10/50(合計:498件)
小中大豆 高星麻子
フランク
ネタバレ
漢方堂の主人・五明にその昔、罠から助けてもらった子狸の里。 恩返しがしたい一心で化け狸となり、念願叶って攻めの五明が営む漢方堂の住み込み見習いに……というほのぼのモフモフ系です。 まず受けの里がかわいい。 家族たちとも離れ、化け狸となる修行を始めた里。 念願叶ってようやく化け狸になれたんだけど、実は半人前なので、ドキドキしたりビックリすると狸の姿に戻っちゃうんです。 狸であることは五…
愁堂れな 高星麻子
渋茶
2012年刊。 一部は2003年頃に作者の個人サイトに掲載されていたらしいが、肝心の二人の転機となる部分が大幅に加筆されている事で、ようやく一本の話として完成された形になっている。 世捨て人のような攻め・流田と、流されるままに他の女性と結婚した受け・佐久間。 二人は大学受験の試験日当日に互いに惹かれて以来、身体の関係まで発展したものの、恋人同士とは言い難く腐れ縁のような関係が続いている。…
菱沢九月 高星麻子
2010年刊。 この本、約360ページあって従来のキャラ文庫と比べるとボリュームのある一冊となっている。 にも関わらず、出逢いから両想い、その後の甘々なムードや当て馬が絡んできてのハプニングも楽しく読めたのは、主人公・夏生の個性の強さが自分の好みのツボに嵌ったからだと思う。 普段の自分ならばお互いが恋心を意識する過程を気にするのだが、この話に関しては夏生と作倉がすごく自然に好きな相手に馴染ん…
可南さらさ 高星麻子
2016年刊。 年の差新婚カップルのすれ違いとはいえ、受けの健気さに救われる部分と、攻めの胸糞悪さに腹が立つ部分との振れ幅の大きさに驚いた。 鈴音は祖父が亡くなった直後に一月ほど寝込んでしまい、それを機に東悟が豹変したのを悟ってしまう。 次第に奥様とは名ばかりで全然役に立たないと打ちのめされていき、家の中で孤立しているのを感じた鈴音は遂に飛び出してしまうが、いざという時に彼を見守る的人物…
椎崎夕 高星麻子
いるいる
表紙が素敵ですね…!一目惚れでした。 序盤は特にですが、駆け引きめいた遠回しなやり取りが多く 時々「そんなセリフあったっけ?」と戻って確認する箇所がいくつかありました。 直接的な言葉でなく言葉の裏側を読んで会話が交わされる形になります。 個人的にはちょこっと読みづらかった…かな。 でも駆け引きを楽しむならそれが醍醐味なのかも(^///^;) 受けは長年親友に片思いしていまし…
kurinn
駿と喧嘩をした日向が身重の澪のマンションを訪れていて、食事の準備をしています。 どうやら駿の仕事は順調のようです。 澪に喧嘩の原因を聞かれて、日向が楽しみにしていたケーキを駿に食べられた話をします。何度もで駿の分も買っておいても日向の方を食べてしまう。 側から聞いてると呆れてしまうような内容ですが、澪は真剣に聞いてくれます。 澪と外出して気持ちが落ち着くと家に帰ろうとしますが、澪に…
作家買いで読み始めたものの、 受けの見事な深窓の令嬢っぷりに萌えられるか不安だったのですが 予想に反してめちゃくちゃ萌えました!(∩´///`∩) というのも個人的マイブームは「受けに冷たい攻め」! 攻めが(愛情の裏返しミエミエの)酷い態度を取る度に激しく萌えるし、 受けがそのたびに深く傷つくのが傷つき萌え属性にドスドス刺さるし、 泣けるシーンでもないのに涙ダバダバさせながら読んで…
杉原理生 高星麻子
kaze
杉原先生の作品は初めて読みました。レビューが多かったせいか以前から興味はあったのですが、やっと読む事が出来ました。 感想として、綺麗な物語だと思いました。有理と怜人、初めてお互いが出逢い、運命のいたずらか別れがあり、そして偶然の再会。 どの場面も作者さんの表現や場面がとても良いんですよね。 お互いに幼い頃から家族環境による苦労や悲しみ。そしてそれをお互い決して口に出さず、自分の胸にしまい、そ…
月村奎 高星麻子
2012年刊。 月村さん作品の受け=ネガティブってのをよく聞くが、この話ではこじれた関係になってしまってからの再会ってのもあるせいかそれほど気にならなかった。 格好いい幼馴染み・颯の上京にくっついて行って懸命に尽くす姿が重かったのか、冷たく別れを切り出された諒矢。 二年後に再会して友人としての付き合いが復活しても、一方的に別れた(と思い込んでいる)のに未だに好きなんだって気持ちを悟られた…
西門 高星麻子
ちゅんちゅん
執着攻めがすごく好きで期待して読んだのですが、ちょっと思ってたのと違ってました。 最終的に執着愛だとわかりますが、話が受け視点で進むこともあり、攻めの執着がわかりづらかったと思います。 受けがちゃんと攻めの執着を認識していて、執着されすぎて困るけどうれしいみたいな展開だったら、瑕疵のない受けがかわいそうな展開にならなかったのではと思いました。 表題作+SS「束縛彼氏の還る場所…