芹澤知さんのレビュー一覧

秘め婿 コミック

芹澤知 

押し倒したい卑弥呼

日本史の謎を大胆にBLにしてくださり、大変興味深く読ませていただきました。

幼馴染の死を受け入れられず、生きていることを信じ続ける一途さがすごい。
この部分だけで一冊分くらいじっくり描いていただきたかったですが贅沢は言いません。
逆に言えば、そんなしんどい展開を読んでみたいと思わせることのできる作者様の力量ということでしょう。

要所要素、主に濡れ場で描かれる主観カメラワーク?
攻…

6

秘め婿 コミック

芹澤知 

最初から最後までワクワクがとまらない!

画力・ストーリー構成・演出、全てすごいクオリティの高さでした。歴史大作映画を観たような読後感です。でもちゃんとBLになっている!

冒頭の幼少シーンからがっつり心掴まれました。これ少年ジャ◯プとかで連載してもいいんじゃないか?と思えるヒーローのヤマトのカッコよさ。気後れする相手にかまわず「俺はお前がいいんだ!」と突き進む精神的なゴン攻めのどストレートな人大好きです。

受けの少年シキはミス…

9

秘め婿 コミック

芹澤知 

素敵な神話

【おすすめポイント】
☑︎ 禁断の恋
☑︎ 両片思い
☑︎ 幼馴染
☑︎ 共依存
☑︎ ストーリー重視
☑︎ 美人受け
☑︎ 一途で真っ直ぐな番犬攻め

中国ドラマでも観ているかのようなしっかりとしたコチラの作品。ボーイズラブに留めておくのがあまりに勿体ないです。
ふたりが惹かれあっているのはもう既に大前提で、その先の如何にしてふたりが人生を歩んでいくのかをドキドキハラハラしな…

8

秘め婿 コミック

芹澤知 

画力がすごいよー!

初読みの作家さんです。

表紙の美しさに釘付け。
たまに表紙と中身にギャップのある作品もありますが
こちらは間違いなく表紙の世界観が皆さんをお待ちしております!

人物も背景も小道具類もとてもキレイ(お上手)でうっとりしました。

そしてタトゥーが美しい!エエもんですね~!!
新しい扉を開いたような気がしました。笑


アニメイトの有償小冊子は二人の初戯れを本編より少し詳し…

10

秘め婿 コミック

芹澤知 

ずっと見ていたい美しさ

もう美しすぎる、それに尽きます。
背景や構図の一コマ一コマ、ヤマトもシキ等のキャラクター達も、本当に美しい。
やっぱり私は先生の描かれる目が大好きです。吸い込まれそう。

題材が珍しく古代の日本ということで、そこまで歴史に明るくない私は少し不安があったのですが、全く問題なく楽しく読み終えられました。
むしろ歴史上の人物を題材にしている分、詳しい方の方がもしかしたら違和感が勝ってしまうこと…

12

秘め婿 コミック

芹澤知 

続く…?

前作「グレープフルーツムーン」で、デビュー作とは思えない画力とストーリー展開を見せつけた芹澤さんの新刊。

今作品は前作とはがらりと雰囲気が異なり、舞台は邪馬台国。そして卑弥呼が描かれるという歴史もの、というかファンタジーもの。史実に忠実でないと、と思われる方にはもしかしたら不向きかな?が、個人的にはロマンあふれる非常に萌え度の高い作品でした。






とある村の、村長の息子…

10

グレープフルーツムーン コミック

芹澤知 

令和のBL

作画もストーリーも丁寧な作品で、作者さんの別の作品も買おう!と思ってしまうような漫画でした。読み進めていくと最後に仕掛けがあるのですが、展開は至って普通の王道的なお話で、私の好みではいつもならあまり惹かれないタイプの話なのですが、ゆっくり関係が進んでいく丁寧さと作画の細かさがすごくマッチしていました。
またエロ主軸のBL作品が多い中この漫画が注目されたということに新しい波を感じています。ポジショ…

10

秘め婿 コミック

芹澤知 

娯楽の妄想だから史実と違う展開でも楽しめる

鬼道を使い、鬼のように強かった卑弥呼は、男性だった・・・
と仮定したファンタジー世界の恋愛物語。

邪馬台国って、実際どうだったんだろうと、
日本の歴史の謎に興味を持つ切っ掛けになる作品だと思えば、罪のない妄想だと思います。

時代考証の資料が乏しい、想像を膨らませるしかない題材だけど、
グロすぎない、名作「火の鳥」のような、日本史が面白くなる綺麗な展開を期待しています。


3

グレープフルーツムーン コミック

芹澤知 

キラキラ...!これぞ光のBL

不器用だけどケーキ愛は人一倍な八木ヶ谷くんと、才はあるのにあるきっかけで燃え尽きてしまった堺さん。
二人が互いの存在を糧に前を向く様子が丁寧に描かれています。

登場人物がそれぞれ生き生きと成長していく中で大切な存在に出会う、という個人的にはドストライクのお話でした。
絵が綺麗なことも相まって終始眩しいくらいにキラキラ爽やかで、読了後の多幸感がすごい笑
ケーキもどれも本当に美味しそうで、…

7

グレープフルーツムーン コミック

芹澤知 

宝石箱のようでした

スイーツ大好きでケーキ屋経営を夢みる大学生の香月は
お気に入りのケーキを買った帰り道
小さい頃から通うケーキ屋「フジムラ」が
リニューアルオープンしたことを知る。
店内を外から眺めていると
感じの悪い宅配業者の男にお気に入りケーキをバカにされ憤慨するが
宅配業者だと思っていたのは
フジムラで働くパティシエ洋一郎だった。
‥ここから始まっていくふたりのお話です。

洋一郎は感じ悪…

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