total review:279066today:18
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
35/36(合計:360件)
水原とほる 高緒拾
つかさ
『夏陰』の続編です。 前回同様、いや前回以上にハードなプレイの連続でした。 『夏陰』では、嫌がりながらも岡林の狂気に溺れていく雪洋でした。 こちらの作品では、さらに岡林の愛情は歪んでいきます。 セックスの最中をわざと世話係の恩田に見せたり、偶然一緒に歩いていただけの先輩に、異常な嫉妬心で雪洋を攻めたり…。 道具も使えば毛も剃っちゃう! お互いに愛し合っているはずなのに、恐怖と絶対的…
バーでバイトしていた雪洋は、顔立ちのキレイさがあだになり、岡林というヤクザに見初められてしまいます。 暴力とレイプで始まった岡林との出会いが、雪洋を平凡な大学生から一転、ヤクザの伴侶(囲われ者)になります。 脅迫、暴力、恥辱など、次々と雪洋を苦しめる岡林との生活。 どんなに抵抗しても、冷血で非情なヤクザを前に凡人の常識は通用せず、恐怖と緊張とセックスで縛られる日々を送るのですが。 もと…
木原音瀬 高緒拾
はる
青池は好きだから大河内のために尽くしたいとがんばったのにそれを自分の地位を揺るがす脅威だと思いこみ青池を握りつぶそうとします。 なので青池が大河内 を犬あつかいしようとも、ドッグフードを食べさせようとも、大河内視点で話は進むのに、つい、いい気味だと一緒にもっといじめたくなるという不思議なお話となっています 。笑 しかも、青池のベースは相手に好きになって欲しいというLOVEですから、大河内が振り…
もと
いや~・・・ 何と言うか読んで疲れました。正直、「軽く明るくハッピーになりたい」人は読んじゃいけませんね。 元々木原さんと言う作家を知ってる人は絶対そんな事しないと思いますが、表紙だけ見て「あれ?監禁もの?」と興味本位で読んだら、痛い目に遭うこと間違いなしです。 私はライトキハラーなので、全ての木原作品は読めてないのですが、これは大丈夫でした。好きの部類です。 とにかく痛い。お互い血がど…
もこ
かねがねからハードだと名高いこの作品。 面白かったです。 結論から言えば、あれ?こんな終わり?結局二人の気持ちの面は? 煮え切らない終わり方かなとも思ったんですが、あとがきを読んでなっとく。よくよく考えれば、愛はあったんじゃないかなと思います。 顔はいいのに性格最悪と名高い大河内。 それに恋をしてしまった青池。 二人の関係は、大河内の破綻した・・・人間臭いといえば人間臭い性格によって狂…
高坂ミキ
正直評価を何にしようかすごく迷った。 だって自分的には「萌」とは違うんだもの…。 すごい話だ、自分を貶めた元上司を上司の部屋に首輪と手錠をつけて全裸で監禁する、所謂監禁モノ…。 青池の才能に脅威を覚えすごいと思っているくせに、自分の嫌いな相手に気に入られていたからと言うような理由でとことん貶めようとする大河内もろくでもない人間だとおもったが、そのろくでもない男に異常に執着してしまう青池も…
むつこ
「あなたに抱かれるたび、俺の体まで血に染まる気がするよ…」 もう、すげぇとしか言いようのない作品でした。 これがノベルスデビュー作らしいですが、水原ワールドはこれ一冊で十分に分かります。今後の作品に繋がるものがすべて詰まってます。レイプ、残虐なセックス、支配、少しずつ囚われてゆく心、生まれる共依存関係。 笑えないです。 主人公はかなり可哀想です。 が、水原とほるさんの作品に慣れてからこのデビュ…
いやー、スゴイ話です。 『夏陰』との二部作ですが、熱狂的なファンがいるであろうことを確信しました。私はそこまで熱狂的ではないですが、熱狂的にスキという方の感想を読んでみたくなった。 対等に愛し合うこととか、惚れてたら優しくすべきだとか、そういう当たり前の価値観にたち戻ろうとしなかったところが潔くて好きです。 過酷です。無茶苦茶です。 私が雪洋なら岡林の寝込みおそって刺してます。過呼吸起こしてるの…
水原とほるさんにしては甘いお話でした。 一応痛いシーンもあるんですが、甘々のラブラブイチャイチャが大半で、水原さんらしくなくてびっくりしましたw 主人公はカタタマ男です。タマが一つしかない。それがコンプレックスで、セックスできないでいる。 ぶっちゃけしょーもないトラウマだなァと思ってしまいましたw タイトルのアシメトリーというのは、非対称という意味です。 でまあ、ひどいレイプされたあと、そこから…
睦美
木原音瀬さんを始めて読みました。 い…痛い。 でも、説得力がある。監禁される被害者が簡単に心まで支配されることはないというリアルさが気に入りました。 描写がなまなましく、初アナルセックスのシーンの描写は、かなりお気に入りです。 無理やりなんだけど、暴力的ではない。 精神的肉体的にいたぶって、抵抗する気持ちを奪った後、優しくアナルを開発していく。 「死ね」にも痺れました。 ラストは捉え方によると思い…