高緒拾さんのレビュー一覧

秘密のくちづけ コミック

高緒拾  神室晶 

トンデモからダークまで

大好きなんです。神室+高緒コンビの作品!
久々の再読で、やっぱり絵柄もストーリー展開も好きだなぁ!と感じました。
この場合の「ストーリー展開」は、どエロいエロシーンをどのように短編の物語の中に的確に、不可欠的に描くかっていうことなんだけど、そこが完璧なんですよね。
本作は短編集でどの話も短く、かつエロエロ、それでいてどの話も独自の世界・筋立てがあるのです。

「秘密のくちづけ」
ラブラ…

1

白虎王の蜜月婚 小説

華藤えれな  高緒拾 

映画を観に行く時間が無い!という方には是非この本を!!

華藤えれな先生の作品だあ~!!!
と思わせる、先生らしい世界観の今作品。
ロシアが話の舞台となり、スパイ・マフィア・そこに獣人
という、好きな要素てんこ盛りな1冊にうはうはでした(*´ω`*)
しかも、華藤えれな先生の凄いとこが、
こんなに沢山設定を盛り込んでるにも関わらず、
頭の中で映像として妄想出来るくらいストーリーもしっかり纏まっていて。
読み終わった頃には、切なくも心温まる純…

4

白虎王の蜜月婚 小説

華藤えれな  高緒拾 

二人の純愛に心が震える・・・!

すごくすごく良かったです。

ロシアンマフィアに政府のスパイ、虎に変身する獣人に、血の近さ故の愛憎劇と、もうこれでもか!と私のツボが詰まってる!
また、そんな海外ドラマを思わせるハードなストーリーも素敵でしたが、更に一番萌えたのは二人の純愛です。
いやもう、二人の愛の深さと切なさに心が震える・・・!!
自分が信じてきたものが根本から覆った時、人はどうやって乗り越えていくのか-。そんな強い…

6

女郎蜘蛛の牙 小説

水原とほる  高緒拾 

病的ではないパラフィリア

この作家さんの別の「職業」モノは読んだ事があり、その本で描かれた正義感にとても惹かれました。
そして、この本を手にとって読んでみたのですが、見事に騙されましたね。

刑事×極道という、BL小説ではよくある組み合わせですが、珍しいカップリングですね。
最初に二人が出会った時から、全てが始まっていたとは。
蜘蛛と蜘蛛が互いを共食いするような、そんな話でした。
最後の「事の発端」を知った時は…

4

FRAGILE 小説

木原音瀬  高緒拾 

さすが木原ワールド

あっさり好きになったなと思ったら、やっぱりそこはさすが木原作品。
どんでん返しがありました。
まだ木原作品を語るには数は少ないですが、
相変わらずキャラブレしないですね〜!
クズは直らない。ということで、清々しいほどのクズ。しかし憎めない!青池が沼にハマるのも分からなくはないです。

4

玉の輿謹んで返上します 玉の輿ご用意しました(2) 小説

栗城偲  高緒拾 

格差CPの2作目

社長×元チンピラ!年齢、学歴、身分、収入その他もろもろ…格差だらけのCPのシリーズ2作目です。
はーー良かった。
1作目で漸くCPとなった二人のその後…1作目を気に入った人にとってご褒美以外の何者でもない!
受けの青依くんが社会的にも恋人としても精一杯もがく一冊で、その奮闘ぶりと健気さに胸が熱くなりました。
攻めの印南さんの公平さと前作より更に増した愛情も良かった。
二人のラブラブぶりと…

4

玉の輿ご用意しました 小説

栗城偲  高緒拾 

社長×チンピラ!

社長×チンピラ!年齢、学歴、身分、収入その他もろもろ…格差だらけのCPです。
出会いは当たり屋、それを逆手に脅迫して恋人役を演じさせる展開!
というリアルではあり得ない破天荒な状況なのに違和感なく読めてとても面白かったです。
出会った当初、攻めの印南さんは人格的に、受けの青依くんは常識的に破綻しているのですが、二人で寄り添って生活していくうちに徐々にお互いを思いやるように…その成長に腐った親…

4

玉の輿謹んで返上します 玉の輿ご用意しました(2) 小説

栗城偲  高緒拾 

居場所を作ろうとする主人公がいじらしい

電子書籍で読了。挿絵有り(印南のお顔が怖いのがとてもよろしいです)。

まず一番の感想は、サブキャラの酒匂がいい人!
単なる、友人を見込んで尽くすいい人、ってことばかりではなく、自分の野心もあるって所がとても好感。
タイトル作は、青依くんが社長秘書選考に挑戦するお話なのですが、印南や酒匂が露ほどもえこひいきをしないのもよろしかったです。また、青依くんの『のびしろ』を評価する結果も納得がいく…

3

FRAGILE 小説

木原音瀬  高緒拾 

想像を超えてくる

萌えやBL的要素は少ないお話です。BL好きな方が読むと神や萌えではない展開だと思うので評価を中立にしました。個人的に執着ものが好きなのでこちらのお話はドストライクで大好きです。ネタバレはしませんが最終的には事件ですし、その事件の内容も怖すぎますし、精神的に追い詰められていく攻めと受けが可哀想・・・この悲劇的展開しか想像できないストーリーを木原音瀬さんが描くとこうなるのか!とまた木原ワールドが好きに…

2

玉の輿謹んで返上します 玉の輿ご用意しました(2) 小説

栗城偲  高緒拾 

二人の絆がより深まった話



「玉の輿ご用意しました」の続編。
最初にSS+本編の2本。

SSでは、印南(攻め)の親友で秘書の酒匂視点で前作の半年後の二人の様子が伺えます。
海外出張で仕事仲間と久しぶりに会うことで、印南が青依(受け)と付き合うことで良い風にに変わったことがわかるようになっています。
そして、前作を読んでいなくてもだいたい分かるように二人の馴れ初めなどの回想も入っています。
最後、出張から…

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