高座朗さんのレビュー一覧

身代わりの恋の夜 小説

松幸かほ  高座朗 

王道

大好きな双子ネタということで
読んでみましたこの作品、普通に面白かったし、
楽しかったです。しかし、なにか物足りなかったですね。

受けが攻めの好きな相手は自分の弟だと思っているという
すれ違いものなんですが、もっと心理描写を切なくしてくれたら
世界観に入り込めたかもしれません。
最後の最後に勘違いしていたことが発覚しますが、
受けの葛藤がいまいち感じられなかったため
萌えられな…

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魔窟のプリンス 小説

バーバラ片桐  高座朗 

できる上司=家庭では困ったダンナのかわいさ

バーバラ片桐さんのエロエロ凌辱路線は時に疲れるほどなんですが、これは甘くてかわいらしい系(あくまでもバーバラ片桐比)でした。

汚し屋さんと整理整頓上手なカップルです。

強引な辻井の気持ちが見えてこない間は落ち込んだり戸惑ったりイライラしたりもしたけれど、できる上司のかっこいい外での姿と家でのしょうもない現状にギャップ萌でしょうか。
憧れのいい男が自分だけに見せる弱みにかわいらしさを感…

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やさしい束縛 小説

真船るのあ  高座朗 

静かな病み系?

読む前に持っていたイメージよりはまだよかったです。ただ、好きとまでは言えませんが。

申し訳ありませんが、とにかくこの表紙イラストだけで(どれだけあらすじや設定に興味惹かれたとしても)一気に読む気なくしますよ。←本文中のモノクロイラストは、まったく好みではないですが別にそこまで悪くはないんですけどね。

この表紙、魅力がないというよりかえってマイナスでしかないと感じましたね。実際、(真船…

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首筋に濡れた牙 小説

バーバラ片桐  高座朗 

その体位なのですか?

バーバラさんの作品はいまいち自分にはあわないんだよなーと思いながら、獣○に釣られて購入してありました(笑

********************
受けの鷺沼は不老不死のヴァンパイア。
武蔵野の大きなお屋敷の主人。
税務署に目をつけられるはめに。

攻めの葛木は鷺沼に忠誠を誓った執事。
鷺沼と共に長い年月生きてきた人狼。
********************

世間に嗅…

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たとえ初めての恋が終わっても 小説

バーバラ片桐  高座朗 

戦後のレトロ感が素敵

終戦後の混乱もまだまだ落ち着かない闇市やアメリカ駐留軍GHQが背景の切ない系の
恋が描かれている作品で、読み進めるとラブとは関係なくあの時代の混乱や
アメリカ二世が受けたであろう差別、戦犯に捕虜の惨殺と表面的にさらっと描いてあって
読み手によっては奥深さが出る作品のようにも感じます。

満州からの引き揚げ船で帰ってきた受けになる稔、両親はいまだ満州にいて、
ぎりぎりのところで稔だけ本土…

6

たとえ初めての恋が終わっても 小説

バーバラ片桐  高座朗 

健気なかわいそ可愛いにつきる受け

闇市でふかし芋を売って糊口をしのいでいる可愛い少年稔と、GHQの大尉でアメリカ国籍の日系人ハラダのお話です。
満州からの引き上げで日本にくるまで稔はわりとお坊ちゃまな生活をしていたので、育ちの良さが抜けきらないぽややんとした抜けたところのある性格です。
貧しさや空腹に耐えながら頑張っている稔は、カバーのおりかえしのバーバラさんの書かれている通り、ハラダと一緒にいたい、会えるだけでうれしいなんて…

4

パラフレーズ コミック

高座朗 

意外に和服ものが素敵でした。

パッションレッド(?)の背景に、タトゥーの美少(青?)年・蛇・花…という、トロピカルな雰囲気の表紙に惹かれて購入。
でも、残念ながらこの表紙絵は作品とは無関係です(苦笑)
個人的には、ここでかなりガッカリしたので、中立にしてしまいました。
とても素敵な表紙なんですが…あ、ちなみに裏表紙にいる2人のメンズは、収録作品の登場人物です。(といっても裏表紙はネットでは見られませんけど)

いかに…

4

パラフレーズ コミック

高座朗 

ストーリーよりも、、

表紙の時点で、何かを放っていますが、中を開けるとすごいことが
マニア物はショタ受けが多い中、これは違います ショタ受けらしき物はたぶん無い
メガネ受けも無いです 数少ない貴重な品です
昔の本+ピアス本効果で、半端ないエロが待ち受けています 
これってたぶん男性向け?な気がします
シチュエーションは豊富です 様々なプレイと途中に作家さんのコレクションエロ
特に最後の作品は、かなりマニアな…

3

手を伸ばして触れて 小説

名倉和希  高座朗 

外見に似合わず実は男前な受けさん

名倉さんの作品を読むのは3冊目だったと思います。
時折、甘ーーい作品を読みたくなるのですが、そういう本が今手元になかったので比較的甘いと認識している名倉さんの作品を読むことにしました。
攻めと受けの両視点です。


攻めは週刊誌の記者である桐山。
計算するに29歳といったところ。
ある特定の政治家を失脚させるためにはなんでもやると決めている男。

受けの雪彦は15歳で両親を何者か…

2

トップ・シークレットは蜜の香り 小説

ふゆの仁子  高座朗 

もう一押しあれば…。

読む前から、タイトルと高座先生のイラストから淫靡な匂いが漂ってきてワクワクしながら読みました。

血縁関係が結構複雑なのですが…
その割りには説明不足のままで終わります。
血が繋がっていない意味では重大な事なんですけど、このお話の場合、多分そこを重要視しない作者の意図なのか?はっきりとは書かれていませんでした。
それを物足らなく感じるか…そんな事を飛び越えて、2人の恋路に酔いしれれるかで…

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