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いとう由貴 高座朗
もこ
ネタバレ
『ただ一度の恋のために』が弟編。 というわけで、今回はその反対、お兄ちゃんのお話であります。 とはいえ、前作を読んでいないので、弟編と絡めた感想はお話できないのですが、単品でも十分楽しめる作品に仕上がりました。 若くして酒蔵の社長に就任した和之。この田舎町も古い家も重圧も好きではなかったが、仕方がない。若くして両親をなくし、病弱な弟を抱えた和之は強くいなければいけなかった。しかし、度重な…
いとう由貴 山田ユギ
前回読んだ「天涯の果て」も、文章の上手い作家さんだな~なんて思ったんですが、今回も面白かったです。 時代は戦後すぐ。橘道彦には過去、20人の男を見殺しにした経験がある。 お国のため、命令に従ったその出来事を悔いては居ない。 しかし、病気の義妹をかかえた道彦の前に現れたのは・・・!? 復讐というなの陵辱。与えられるのは快楽という名の辱め。 というわけで、陵辱復讐ものです(〃'…
いとう由貴 北畠あけ乃
平安時代、絵を学ぶために明(中国)に渡った少年のお話。 あらすじ~、普段ない話かもwwと期待して読んだんですが、コテコテの王道テンプレートなお話でした(´-ω-`)う~ん 全体的には上手につくられているな~とは思うんですが、基本にそって“つくられた”という印象が強すぎて感情移入できず。ただ読んじゃったな~という印象しかのこらなかったのが残念。 唯一萌えたのは『お稚児』という単語。 お稚児…
いとう由貴 上田規代
あけみ
借金のカタにヤクザに捕らわれ、ロシアのマフィアに貢ぎ物として差し出される元高校生。家族を思い、生きていくためには従順になりつづけろと丸め込まれ、でもカラダは大好きな男にとろかされちゃって。いや~、どんだけ悲惨な目にあっているんだよ。 家族の絆とか、無償の愛とか、いろいろと考えちゃったお話でした。しかも、ハッピーエンドとは言え、なんともブラックっぽい終わり方だし。 私、ロジオンに裏切られた葵…
想いを伝え合ったわけではないけれど、ふたりの強い想いに気が付いたまわりが引き離す。 理不尽な別れを受け入れ、一旦は離れ離れになりますが、偶然の出逢いをきっかけに……というお話。 好きで好きで仕方がなくて、ただそばにいたい、いて欲しいだけなのに。離れ離れになっても、ずっと相手を想い続けていて、まさしく純愛。想いを残しながら別れていくシーンが、ツボにはまって泣けました。 澤木がいわゆる“不良…
いとう由貴 椎名咲月
たぬき
ウォルター(受) 一生懸命で可愛いんですけどね。。。オツムの中身が残念。 牧師が禁じていたからって性的なことには無知で、 英国の一流大学出てるのにフランス語ができないとか、 設定に無理があるんじゃぁ・・・ 続編「執事の恋人」はフランスのぶどう園でラブラブ甘々な新婚生活。そこに登場するあて馬(?)フランス貴族のレオナール。 レオナールのぶっ壊れぶりが、おもしろい。当人達には迷惑でしょう…
いとう由貴 海老原由里
ミュウ
いとう由貴さんの初期作で、得意の鬼畜攻めではなく、鬼畜受けです! 内気でお人よしだった受けが傷つけられて、誘い受け上等な鬼畜受けに。 痛々しい感じでもあるので、苦手な方はご注意。 編集者・巌垣修二(27)硬派攻め×作家・日野光春(27)根暗プチ鬼畜受け 10年前の高校生時代に同級生だった二人は、作家と編集者として再会する。 高校生の時に修二にみじめに弄ばれて裏切られて人間不信の光春は…
いとう由貴 唯月一
男の子に本気にならないように!と身構えたりする時点で、恋に落ちている気がする恋愛的に鈍い攻めです。 攻めの婚約者を演じる為に受けが女装をしているので、苦手な方はご注意。 奈良屋百貨店の御曹司・深尾一成(26)ヘタレ硬派攻め×双子の兄・岩瀬秀秋(19)一途健気受け 施設に預けられていた5歳の時に内気で引っ込み思案な秀秋の所にきて、優しく構ってくれたお兄ちゃん。 お兄ちゃんがくれた人形を大…
いとう由貴 緒田涼歌
初っ端からのパターン外しに興奮しました。 病弱な受けが弱っていたら保護して、攻めによる鬼畜三昧が多い中で、珍しいパターンです。 時代設定は、GHQや戦争未亡人などが出てくる時代です。 永井は貴文の家に恨みがあって、その復讐は成功し、一家は夜逃げをすることになる。 病弱な三男の貴文は足手まといということで、家族に捨てていかれた。 脆弱な身体から迷惑をかけていたし、それも当然と貴文は諦め…
いとう由貴 あさとえいり
雀影
上の粗筋が総てな、時代がかったロマンティックなラブストーリー。 美しく生まれついてしまったばっかりに、 自分の人生も、他人の人生も狂わせてしまう、 「薄幸の魔性の受け」深 設定といい、鬼畜でハードな展開や、文中のいろんな言い回しとかも、創生期の耽美小説を思い出させて懐かしかった。 創生期のジュネに書いていたような作家さん達 お名前は誰一人として覚えていないけど、 今になっ…