いとう由貴さんのレビュー一覧

たとえ偽りの運命であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

この巻のみでも大丈夫

シリーズものですが、この巻のみ古本屋にあり購入しました。

前半は受けのアレク目線、後半は攻めのレナードの目線です。
前半ではレナードと恋人になる過程がアレク目線で語られます。
アレクとレナードの甘々な雰囲気がいいです。

後半は一転してレナード目線でレナードがアレクに向ける歪んだ執着愛が描写されます。アレク視点とは違って暗い雰囲気です。
アレクを自分だけのものにしたいレナードの心情…

2

灼熱の牢獄(プリズン) 小説

いとう由貴  しおべり由生 

結構キツイです

序章の時点で孝也の悲惨さが半端ない。
体だけじゃなく言葉でも貶められた上に、恋人からは汚いものを見るような目で暴言を吐かれて捨てられる…。
「初めて」だったのに!
そんなことをした相手を許せるわけがない。
再会した時に拒否するのは当たり前だと思う。
ってか恐慌状態にまで陥っているのに…。
シャラフが本当に酷い、酷すぎる。
1回ちゃんと謝れ。
裏表紙のあらすじに書かれている台詞をシャ…

4

淫花~背徳の花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

期待外れ (-.-;)

何かに疲れてる時なのか(苦笑)、シンプルにエロというかやおいというかを読みたくなる時ってありませんか?

そんな気分の中で、最近流行りの3P物等エロ重視系から表紙絵の好みと
合わせて、わりと評判になってたこちらを手にしてみたのですが・・・
ちっともエロくない・・・・(||-д-)チ――ン
大半がその手シーンで構成されているにもかかわらず、さっぱり色っぽさを感じれず、せっかくのインドエロス…

6

砂漠の夜に見える月 小説

いとう由貴  せら 

アラブ初心者にも

アラブーでございます。
滅多にアラブ系は読まないのですが、年の差で検索してヒットいたしました。
しかも買ってから知りましたが、こちらアラブーなシリーズもので最終巻らしいです(汗
まあ、でも大した問題ではありませんでした。
サブとして『きっとこの人は他の巻のカップルね』なんて感じの人は出てはきますが、気になるということはありません。

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受けは普…

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『寂しい夜に見える月』 砂漠の夜に見える月 番外編ペーパー グッズ

グルグル攻め再び

本編で恋人同士になった、ザフィール(攻め)と昴(受け)。
ふたりが昴のために日本で暮らしている様が書かれています。
ちなみに8ページなので、色っぽいことはありません(苦笑

昴を学校へ送り出し、ザフィールが具合の悪さを実感すると高熱が。
原因は本国ではない四季の変化と、えっち後のかっこうのせい。
まあね、裸で寝てたらね…

体調が悪いせいか、本編でも抱えていたネガティブ思考がグルグ…

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愛よ、灰にかえれ 小説

いとう由貴  小路龍流 

とんだ演技派野郎に騙された受けの復讐物語

5年の間に心身共に成長した受け様による復讐物語です。
最後はハッピーエンドなんですが。
ってかユーニスが達観して菩薩状態になります。
もうなんか子供を愛おしむような!

攻め様は最低(*`Д´)ノ!!!です。
幸せそうなユーニスの裏切られて絶望した表情を見たいがために村から連れてきて甘々演技で自分の傍に暫く置くのです。
演技派野郎です。
しかも皇帝(王子)なので振り回し加減が半端な…

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愛よ、灰にかえれ 小説

いとう由貴  小路龍流 

うーん…。


小路龍流先生のイラストが好きなので購入。
綺麗なイラストで可愛いユーニスに満足です。

なんですが、お話が深いようで浅い…。
ファハルが遊びだった、ユーニスの歪む顔が見たかった…とかは物凄く好きな設定。
(堕ちるとこまで堕ちて救われる受が好きなので)

ファハルの言葉も建前からでも愛も伺えますが、いなくなったユーニスを簡単に諦めて欲しくはなかったです。

物足りないのは、ユー…

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たとえ偽りの運命であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

籠の鳥育成計画

シリーズ4作目
スピンオフ作品です。
1作目から登場しているアレクが主役。
瑞希の同室で苛められっこ。
自分が助かりたいがために瑞希いじめの加担するけれど、瑞希のまっすぐで優しい気持ちにいつしか、天然で無防備な瑞希を守ってあげないと…と思うようになるのです。

そんなアレクが、こんな性格になってしまったのは、できのいい兄弟に比較され親兄弟から無視され誰にも愛されず、学校でもいじめの対象…

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たとえ背徳の罠に堕ちても 小説

いとう由貴  門地かおり 

アマノジャクないじめっ子×ツンなお姫様の擦れ違いラブ

シリーズ3作目
前作までのアルフレッド×瑞希の話では、母親を追い出した女の息子である瑞希に散々酷いことをしたけれど誤解が解けた後はわりといいお兄ちゃんになっていました。
でも、まさかここまで義兄弟のためにしてくれるとは思いませんでした。
尊敬するアルフレッドのためにならともかく、けっこう義弟のこともかわいく思っているんですね。

アルフレッドと瑞希のキスシーンを見て関係を知ったクライブが…

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たとえ禁じられた恋であっても 小説

いとう由貴  門地かおり 

新たないじめっ子でライバル登場?

前作で、散々苛められ不幸のてんこ盛りの結果ようやくたどり着いた幸せ。
けど、そのまま幸せに暮らしましたとさ…にはならないんですよね。
今回は、アルフレッドを慕い、兄弟のように過ごしてきたという幼馴染のエリクがライバル&いじめっ子として登場します。
なんとなーく、アルフレッドとの逢瀬や接触を邪魔するエリクにへこむ瑞希。
だけどそのエリクの手というのが自分から階段から落ちて瑞希に落された風を装…

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