いとう由貴さんのレビュー一覧

「マフィアが恋人」発売記念ペーパー グッズ

俺様コメント3問&秘密画廊

B5サイズの片面印刷のペーパーです。4分割に分けられています。

右上は、本と同じ表紙イラスト。

左上は、いとう先生のコメント。話はデフレですが、イラストはとってもゴージャス、と言われるのがやけに可笑しかったです。

右下は、秘密画廊として、アルヴィンのラフ画がアップであります。すぐ上の表紙イラストと同じアングルなので、あまり意外性がなかったのが残念でした。バッサリと前髪を下ろしたの…

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マフィアが恋人 小説

いとう由貴  北沢きょう 

最初は酷いが

丸ごと1冊、表題作です。
マフィアのボス・アルヴィンと、彼に300円で買われてしまった大学生・友樹が、恋人同士になる話です。

私は陵辱系が苦手なので、前半の、セオに銃で脅させながら車内で友樹を犯したり、クラブで羞恥プレイをさせたりの場面が読んでいてキツかったです。

どことなくコミカルに書かれてはいますし、友樹が落ち込む性格でないのが救いでしたが、受けが敏感な質で犯されることに快感を覚…

2

秘蜜 小説

いとう由貴  朝南かつみ 

特殊な愛?

羞恥奴隷→羞恥心を忘れない、可愛い奴隷が受の佳樹です。
攻の2人にターゲットにされて、電車で恥ずかしい事をされてしまって、嫌なのに感じてしまう。佳樹の気持ちが丁寧に書かれていて、プレイ中は読んでるこっちが恥ずかしくなりました……
奴隷とはいいますが、攻めの一人の英一さんは佳樹を大切にしていますし、季之も可愛がっているのが分かるので、そんなに痛々しいものではありません。ちょっと特殊な形で愛されて…

2

淫夜 ~二人の花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

乱れてるな〜

電子買い。
イラスト付きだったけれど、挿絵がすっごく小さい。
気にする人は紙の方がおすすめ。

前2作は未読。
ストーリーはさほど複雑ではないので、いきなり3作目から読んでも意外に大丈夫だった。
確かにエロエロで、どこのページをめくってもいたしているシーンばかり。
基本は3人ずつに分かれてのプレイ。
途中から、実の双子同士でも…となんでもアリな状態で乱れまくり。
最初は無理矢理か…

0

この恋が終わるまで 小説

いとう由貴  海老原由里 

悪人になりきれない受けが切ない

2010年に木下けい子先生のイラストでプラチナ文庫で新装版が出版されています。光春が恨みを持つことになった高校時代の経緯が書かれた「初恋の人」が収録されているので、これから購入するならそちらの方が良いかもしれません。

ただ、内容の印象では、ほんわりした絵柄の木下先生より、こちらの海老原由里先生の方がイラストのイメージは合っていると私は思います。雑誌掲載時のものなのか、作者様のあとがき後にある…

3

秘めやかな恋の旋律 小説

いとう由貴  白砂順 

王子×大学生

攻めがヨーロッパにあるハルテンフェルツ公国の第三王子ということで、日本、アメリカ、ヨーロッパと舞台は移動します。

丸ごと1冊表題作です。
透(受け)とヘルマン(攻め)双方の目線で話は進みます。

大学生の透は、留学生のヘルマンにストーカーされた挙げ句に刺されます。世間を気にする家族の指示でアメリカに来た透は、ヘルマンの従兄弟のクラウスに会います。行方不明になったヘルマンが透を狙っている…

2

官能心中 小説

いとう由貴  小路龍流 

3P、愛なし、サイコパス

『3P』と『和室』が好きなので、
表紙に惹かれて読んでみました。

「愛がなくても3Pとエロがあればそれでいい」
という方だけにはおすすめできます。

ですが、それだけです。
エロ描写は多いですし、
むしろほとんどそういう場面です。
しかし愛はありません。
和室要素も活きていませんでした。

攻め①は受けに人間的な愛情を持っていません。
受け以外にも男女問わず沢山の遊び相…

6

月に濡れる蜜約 小説

いとう由貴  杉原チャコ 

不幸な境遇の受け

表題作と、その後日談「恋する誕生日」7ページです。
この作者様の作品は、受けは、信じていた攻めに裏切られて辛い目に遭う。それでも健気な受けに、攻めは愛していることに気がついて…という内容が多いように思えるのですが、これも同様の展開を迎えます。

ストーリー半分を過ぎた辺りで、ジェイル(攻め)はアレクシス(受け)に本性を現し、アレクシスは幸せの絶頂から不幸のどん底まで突き落とされます。複数の男…

3

やさしさは罪の香り 小説

いとう由貴  緒田涼歌 

健気な二人

内容が題名に沿っていると思いました。罪の香り…かはどうかとして、「やさしさ」がポイントなのは間違いありません。

愛情に飢えている遠流(受け)は、兄・由之の優しさに騙されて、菅江(攻め)に抱かれます。由之の優しさが偽りだと知らされショックを受けた遠流は、菅江の優しさを信じることができず…という内容です。

由之に尽くす遠流は間違いなく健気ですが、菅江も遠流に信じてもらおうと一生懸命になって…

6

禁じられた夜の詩 小説

いとう由貴  黒田屑 

不完全燃焼の行末

艶やかな表紙が印象的ですね。
仄暗い寒色が、ただの寵愛物ではない物語りを表しているようです。
この表紙から、3Pであろうことは想像が容易いと思います。
ですが、そこに至るまで、また、至る理由が想像を超えていました。(経験値が少ない所為でしょうか。。)

互いに信頼しあった国王である兄と将軍である弟。
その2人に、とある理由から亀裂が入るところから話は始まります。
その理由は、大した違…

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