いとう由貴さんのレビュー一覧

凍える月影 小説

いとう由貴  朝南かつみ 

耽美

坊さん!兄弟!復讐!
背徳的な要素むんむんの本作。
時代背景もあるのですが、文章が堅苦しくて
雰囲気を感じました(*´ω`*)くぅ
挿絵の坊主ぐあいがまたエロスでよいです。

お話しはといいますと
現国主の父である元国主の嫡子である受。
それは現国主の母しかしらない事実。
秘密裏に家族を殺され、幼いながらに逃げた受は
寺院で稚児として過ごす。
寺の坊さんたちには稚児としてアレ…

1

月影の雫 小説

いとう由貴  千川夏味 

浅い

読みながら「あれ?」と思うことしばしばでした。なんだかずいぶん拙い…と思っていたらずいぶん前の同人作品を改稿したものと判明し、納得。
お話はテンプレな上、キャラもひねりもゆるいので最近のいとう作品を読んでいると肩透かしを食らうこと間違いなし。10年くらい前の作品だと念頭に置いて読むことをお勧めします。

王子様と瓜二つの健気でかわいそうな受けの子が攻め様に救われるファンタジーでした。攻めがか…

4

真夜中の蜜約 小説

いとう由貴  小椋ムク 

心はピュアなまま

ちょっとハードなお話を読みたくなり、この本を手に取りました。
いとう由貴先生のエロスの世界を、小椋ムク先生が描くとどんな風になるんだろう?
そんな好奇心から買った一冊です。

表紙は切なそうで甘そうで美しい~イラスト。
でも、いとう先生のお話だからそれだけでは無いよなぁ、と読みはじめて。
やはり、切なく甘く美しくだけではありませんでした。
主人公の優樹には、次々とハードな日常が続きま…

3

月影の雫 小説

いとう由貴  千川夏味 

健気さにキュン

異世界ファンタジーで身分制度のある世界でのストーリー。
貴族の息子ではあるものの、母の身分が低いため家で虐げられている受が主人公。この子が本当に健気で愛おしい。
国が滅びて家中の人間が逃げ出したのに置いて行かれ、本当は殺されるところを敵国の将軍である攻に助けられる。理由は泣き弟の代わりに出来ることをしたいと言われるが、実は敵国の王子の身代わりに出来るかもしれないから生かされたと後で知る。
そ…

3

月影の雫 小説

いとう由貴  千川夏味 

受けがとにかく健気!

あらすじ:
元貴族で病人のサディア(受け)は、敵国の軍人・レゼジード(攻め)に助けられ、愛人として彼の保護を受けるとこに。
レゼジードに惹かれていくサディアだが、彼が自分を通して別の誰かを見ていることに気づき……

朴念仁の軍人に片想いする受けがとにかく健気なお話。
受けが攻め以外のキャラに拷問されるシーンが(数行ほど)あるので、苦手な方はご注意を。

サディアは、不治の病とされる「…

9

天涯の果て 小説

いとう由貴  北畠あけ乃 

何だろう、この煮え切らない感じ。

※辛口注意※
室町時代、寺で稚児してた受の千歳が、絵師になるために単身明国に渡り、そこで大成功をおさめる…………予定なんですが、BLなので話は思わぬ方向に一直線です。
時の皇帝、建文帝に絵の実力を認められた千歳なんですが、ある日やって来た商家の子息である攻、趙浚祥に惹かれ、まぁ何かいろいろあって恋仲になります。
実はこの浚祥、建文帝が戦争してるまっただ中にある、敵の総大将の臣下というとんでも…

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淫月 ~運命の花嫁~ 小説

いとう由貴  Ciel 

一番好きなシリーズ

大好きです
すごく面白い物語
シエル先生のイラストも大好き。

0

砂漠の夜に見える月 小説

いとう由貴  せら 

エロが読めるぞ~

砂漠シリーズ完結巻。
相変わらずアラブの攻は人の話を聞かないですね。
そして今回の攻は、人の話を聞かなさレベルではMAXでした。
そのお陰で受は干からびて餓死寸前まで追い込まれてます。
やんちゃ系ほだされ受もたまにはいいな、と思いながらスケベ親父顔負けのにやけ顔で最後まで読み切りました。

何だかんだ言ってもアラブの王道は外してませんし、それなりに楽しめるように書かれています。
表紙…

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砂漠の真珠 小説

いとう由貴  せら 

タイトルで無駄に期待した

砂漠シリーズ5作目。
最初ね、この表紙とね、このタイトル見てね、いかがわしい想像してしまったと告白しておきます。
いやだってさ、アラブで真珠とかそんなタイトルついて、ピンクピンクしい感じで受が素っ裸だったら、想像するなって方が無理でしょと思いながら、スケベ心丸出して読んでがっかりしちゃったアホがここにいます。

今回の受は前回にも増して不憫受です。
なのですが、お相手がアラブの攻にしては…

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砂漠に舞う蝶 小説

いとう由貴  せら 

不憫健気ごちそうさま

砂漠シリーズ4作目。
表紙から漂ってくる健気ちっくな受。ピュア路線かと思いきや、よくよく受の首元を見てみると、何気に不穏なものが。
ですよねー、ピュアピュアなわけないですよねー、とひとりツッコミ。
またも前回前々回と同じようなパターンかと思ったんですが、意外なことに、ここにきて読める感じになってきました。
とはいえ、受が攻を好きになる展開がなんだか突然で、乙女すぎてちょっと……。

後…

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