ぱるあさんのレビュー一覧

ブライトブルーに沈む コミック

ぱるあ 

遠回りしてもいい。きっと君が帰る場所。

一言で言うと、BLぽくは無いんです。もはやBLにしなくても良かったのでは?と思うくらい。BL未満として読めてもしまうので。私的には、ネッドとアルの身体の繋がりは要らなかったのでは無いかな、とさえ思います。

毎年の様に、夏には訪れる場所。海の見える景色の、穏やかな美しさ。温かく出迎えてくれる姉弟の営むパブ。喉を潤すお気に入りのレモネード。ネッドにとって、そこは完璧な夏だった。(ああ、旅に出たい…

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ブライトブルーに沈む コミック

ぱるあ 

夜明けの腐女子必見作!

ドラマチックないい作品でした。

「ブライトブルー」というタイトルにもある色が、作中の景色や本など意味付けられていて、読み終えて一層、タイトルから素敵な作品だなと感じました。

中盤あたりに出てくる、
「熱帯夜が続き暑さで眠れない日に悩まされた」
ってところの表現も素敵でいいなと思った点です。
"眠れない"のは熱帯夜による暑さのせいだけじゃなくて、恋の自覚による暑…

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ブライトブルーに沈む コミック

ぱるあ 

愛し合う者こそ一緒にいるべき

初めて読んだ ぱるあ先生の作品です。
ぱるあ先生のデビューコミックスになります。

新人の小説家 エドワード(ネッド)とホームステイ先の青年 アルバート(アル)のお話。

今年の夏もあのブライトブルーの海がある街へ
小説家を目指しているネッド(エドワード)は、ある写真集をきっかけに、毎年 夏の間は海辺のある街にホームステイをしています。
ホームステイ先のホストマザー マーガレットと弟…

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ブライトブルーに沈む コミック

ぱるあ 

カタカタと流れる映写機の音と共に。

帯に書かれた『シネマティック・ラブ』
まさにその通りで異国情緒あふれる作品です。
外国の空気感が撫でるようにジンワリと沁みます。

ドストレートな萌えを楽しむというより、
映画のスクリーンを見ているような気分でした。
カタカタと流れる映写機の音と共に。
アナログ感のある穏やかさと切なさが心地よいです。


さてさて。

エドワード(ネッド)は駆け出しの小説家です。
威圧的…

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