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77/86(合計:859件)
和泉桂 高階佑
サガン。
ネタバレ
というのが、和泉さんが店頭用POPに書かれている言葉なのですが。 ぴんとくるものがあればどころか、むしろ全て当てはまるぞ!!な勢いです。 下巻にあたるこの巻ですが非常に面白かったです! 冒頭でミハイルの記憶が戻って全てを思い出して。 昔のユーリとの温かな記憶も愛情も思い出して。 それまでのミハイルとは違ってきて。 そうして過ごしていくと献身的に世話をしてくれているアンドレイに改…
数奇な運命のめぐりあわせな双子のお話。 ユーリとミハイル。 妾腹として生まれた彼らが辿った人生はなんとも対照的で。 それも元々は本来なら逆になっていてもおかしくない人生で。 それが何の因果かユーリは大尉となり、ミハイルは貧民屈へ。 ミハイルの人生はそれでも決して不幸だったわけではなく。 記憶をなくした彼を育ててきた養父母は優しかったし、周囲の人々も温かくて。 それが、また運命のい…
茶鬼
途中、何度も前の巻に戻って読み返したり、愛なのか憎しみなのか、そのどちらもが存在して複雑さを呈している為に2巻通して読み終わって、かなりの満足感があります。 ただラストが・・・多分幸せになったのだと・・・信じたい。 記憶を失っている為、弾圧側にいるユーリに素直に元のような愛情を感じられず、ユーリが好きなマクシムを寝取るマネをしたミハイル。 再会の喜びに愛情からロシアから逃がしたのに、マク…
夜光花 高階佑
たぬき
とにかく無茶苦茶なお話で、にんともかんとも。 あ~でも、おいらの理解や想像を越える人はフツーにいるわけで、現実にありえないとは言い切れないのかもな~・・・って印象でした。 初めて読む作家さんなんですが、「先生、女 お嫌いなんですか?」って聞きたくなっちゃった。 初音(受の実妹)は、さんざん周りを引っかきまわした挙句、受に夜這いかけるし。 受の母は馬鹿で使えないし。 愛(攻の婚約者)は…
この本の背景になるロシア革命は帝政ロシアがなくなった年を指しますが、1905年の「血の日曜日」に始まり、同年日露戦争終結、その後社会主義が広がり、上巻の1912年はレーニンのボリシェビキ、プレハーノフのメンシェビキの活動が始まる頃に該当し、下巻の1917年はロマノフ王朝が崩壊する年になります。 歴史的背景がベースになっているので波乱にとんだ展開を生み、最後まで飽きさせず、思わず夢中になって読んで…
沙野風結子 高階佑
ともふみ
萌。(MAX:萌萌萌:神に近い) 姉の元許婚で輝血様・戎滋(かいじ)×異例の男巫女・水哉の、因習を軸にしたすれ違いの恋。 巫女って個人的には萎え単語なんですが、しっかり設計された因習とディティールにこだわった沙野エロ節が効いていて結構面白かったです。 んが。沙野さんと花丸ブラックという強力タッグにすんごいのを予想しすぎたみたいで(…)、そこまでエロくは感じなかったかな。 エロ度は高くないけ…
あけみ
どこを開いてもエロ、エロ。 まさにエロ特化本なんですけど、舞台が離れ小島で因習や権力者に囚われているという閉塞感が、否応なしに盛り上げてくれるんです。 エロだけに終わらせないあたり、さすが沙野さんだと。 どんな方法でご神託をするんだろうと思ったら、きゃ~あんな方法だとは! でも、昔からの因習とかを思い浮かべると、さもありなんって感じで、ありだよねぇ~って思いました。 巫女になるために…
沙野さん曰く「神々のあそび パートⅡ」だそうです。 前作もエロエロの巫女ものでしたが、今作もエロモード全開で沙野さんのパワーが感じられます。 しかし、神様が触手持ちだったとは・・・予想はされましたが意外な結末に、結構楽しめた一冊です。 笙は巫女として、その弟・悟は神官として、島の雲居神社に住んでいます。 月二回あるというご神託の日に、それを受ける者たちに、いいように体を触られる笙。 …
英田サキ 高階佑
アリス
DEADLOCL外伝。ロブが主人公の一冊です。 ロブには悪いけれど、外伝では脇役の「ディックとユウトペア」の「その後」のほうが気になって仕方なかった!・・・というのが本音です(汗) この一冊は、やはり前3作があってこそのものだなぁ~と、ディックとユウトのラブラブっぷりを見て実感。 とにかく二人が幸せそうで。私まで幸せになってしまった・・・^^; ・・・といいながらもロブの恋だっ…
秀香穂里 高階佑
いやはや、何と言っていいんでしょうか。言葉もないと申しましょうか。あとがきではないけれど、かなり疲れたのはたしかです。正直、グッタリしています、精神的に。 秀さんは作家買いする方だし、高階さんのイラストもあって、勢い込んで買っちゃったけど、これは読み手を選ぶなぁ~と言うのが正直な気持ちですね。甘さはありません! 良くも悪くも、秀さんのお話だなぁ~と言う気がします。いろいろと濃い! 拉致に…