高階佑さんのレビュー一覧

DEADLOCK 小説

英田サキ  高階佑 

もっと早く読めば良かった!

ストーリーは皆さんが書いていらっしゃるので割愛しますが…

もっと早く読めば良かった~!
お話は、かなりしっかりしています。
内容も面白く、刑務所という閉鎖空間での濃密な雰囲気と何より絵が素晴らしい…。
ディックもユウトもカッコ良すぎです。

カンタンにHはしません。
でも、途中途中でストレートのはずのユウトの揺れ動く気持ちとゲイのディックの思いが交わった時の妖しい空気に萌え~って…

12

深紅の背徳 小説

夜光花  高階佑 

愛がなかった・・・

夜光さんの作品は大好きでほとんど読んでますが、これはいただけなかった・・・
感情がついてこず、本当にヤってるだけ。
主人公CPの受が、当て馬と関係を持ったとかそういうのも普通は地雷だと感じるのですが、それすらも感じないくらい、主人公CPに愛が見えなかった。

夜光さん作品の魅力である執着もエロも今回は冴えがなくって、中途半端だったと思います。

4

うたかたの愛は、海の彼方へ 小説

華藤えれな  高階佑 

歴史モノは難しいですね~

ルネッサンス期頃のベネチアを舞台にした下剋上的復讐モノな物語。
こういう時代背景的歴史ロマンて難しいと思いました。
いかにも物語物語して、ある程度の歴史があるわけなんで、そういった歴史を2人の愛が動かすというのは、どうも御伽話めいて見えてしまって(ファンタジーなんでいいのでしょうが)、妙にリアリストの部分が頭をもたげてウソ臭く見えてしまう。
国を動かすまでしないほうが、2人の関係に終始のめり…

2

水底の月 小説

椎崎夕  高階佑 

男遊女と異国船船長の恋

特殊な生まれのせいで、男でありながら遊女として暮らす深月。
閉ざされた世界の中ですべてを受け入れてきた深月は、ある日楼主の命令で異国に向けて開かれた「島」へ渡ることになる。
そこで出会ったのは異国船の船長、コンラート。
外の世界の匂いのする男に惹かれていく深月だったが……

遊郭モノ。正直遊郭モノはあまり得意ではなかったんだけど、これは好きでした。
遊女の息子として生まれた主人公の深月…

1

御曹司の口説き方 小説

鳩村衣杏  高階佑 

歩み寄りって大切です

今回は世界的大企業の御曹司で次代のトップ候補と
由緒ある家の御曹司ながらただの会社員のお話です。

二人の片恋相手の結婚をめぐる騒動を経て
二人がまとまるまで。

受様の祖先は
某藩の家臣として重職を歴任、
維新前後の勲功が認められた高祖父が子爵位を拝命、
公家の血筋の高祖母と結婚しますが、

威光がお金になったのは祖父の代まで
四年前に亡くなった受様の父は商社勤め、

4

蝶落~雲居の巫女~ 小説

沙野風結子  高階佑 

マニアック~

マニアックな感じがして面白かったです!!
最初からだいたい最後まで暗~い話だし、生々しい感じ、グロい感じがするので夜に読むのはどうかなーと思いながらも結局夜に読みました(笑)

内容はエロが多いんだろうけど、なぜかエロがたくさんで疲れる~ということは全くなかったんですよね。
たぶん話の内容がエロだけに任せていないでしっかりしているところがエロの多さを感じさせていないと思うんです。
正直H…

3

タナトスの双子 1917 小説

和泉桂  高階佑 

ぎっしり読み応え充分!

双子の愛憎。
その双子それぞれに、違った形で寄り添うアンドレイとヴィクトール。
双子の運命に、半ば自分から飛び込むようにして巻き込まれ、翻弄されて、それでも決して手を離さなかったこの2人がとても好きでした。

アンドレイ~!ミハイル連れてそのまま逃げちゃえ!って、何度思ったかしれません。
私は「国を変えたい」と思うほどの情熱もないし、革命が起こるような不安定な国で暮らしたこともないので、…

4

愚か者の最後の恋人 小説

樋口美沙緒  高階佑 

私 好 み

この攻めの稚拙な愛情表現っぷり、自分の心に気づけないアホさ加減、ぜんぶぜんぶ私好みです。
すごく単純なんだよね。「好きな子に意地悪したい、泣かせたい」って、園児のような動機なのだ。でも、いざ泣かれたらオロオロ狼狽える、という…。うああ可愛い。可愛いよ。しかも、それでもまだ気づかないというアホっぷり。
こういう攻めを上手くコントロールできるのは、あやし上手スネ上手のオトナなんだけど、そんな受けだと話…

3

タナトスの双子 1912 小説

和泉桂  高階佑 

高階佑さんの絵だけで既に神でも良いかも…。

高階さんの描かれる外人さんは、本当に美しいっ。
それに加えて軍服とか、それはいっそ罪でしょうってくらい、素敵挿絵。
なので、お話自体には少し点が甘くなってしまうかもしれません。

とはいえ、お話自体もとても好きです。
無理に恋愛にしなくても…と思える感じにストーリーもテーマも深くて重いです。
普通にロシア革命にまつわる小説だと思いながら読んでも、充分楽しめました。

それにしても……

1

御曹司の口説き方 小説

鳩村衣杏  高階佑 

いやよいやよも好きのうち?

とってもコミカルで、楽しめる一冊。
一人の幼馴染を巡って「エッチ抜け駆けNG協定」なるものを結んで早十数年。
後進の超金持ち御曹司と、金はないけど家柄だけは立派な名家の御曹司の、ライバルを好きになっちゃった!みたいな軽いノリの恋愛模様。
その御曹司設定も、それぞれに上手く使われていて、嫌味はないです。

元華族で地元の名士の家柄の千里は、その家柄にふさわしく(?)真面目でまめな会社員。

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