高階佑さんのレビュー一覧

DEADLOCK 1 コミック

高階佑  英田サキ 

絵がとても美しい!!

私は原作の小説を読んでいて、この作品の大ファンになっていたので、今回の漫画化も迷わず購入しました。相変わらず高階先生の絵はとても綺麗で、惚れ惚れしました(o^^o)
しかも、かなり原作に忠実に描かれているので、原作ファンも十分に楽しめる作品だと思います。

しかし、あれだけのボリュームの小説を漫画にするわけですので、この1冊だけではまだまだ恋愛的な要素は全く描かれてなく、そこが少し物足りなく…

2

夜明けには優しいキスを 小説

凪良ゆう  高階佑 

それぞれの過去と葛藤

過去の事件を一人で抱え込み、人生を諦めてしまっている要。
大学時代にボランティアで関わった登校拒否の少女の自殺が、自分の責任だと思っている。
そしてその少女の家族や要と関わってきた人達ばかりではなく、
事件をニュースで知った関わりのない世間の人々も皆、
要が少女を弄んで自殺に追いやったと、要はもちろん要の家族まで攻めている。
ものすごく極端な設定だと思いますが、
(実際だったら、要に味…

6

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いろいろ読めて楽しいv

「how to count kiss」谷崎泉
学生時代にキスをした仲だった新名と城島。
けれど、決して恋仲だったわけでもなく。
偶然に城島が社内の移動で再会して。
新名の反応に城島が当時の疑問をぶつけて。
でも、ここまで来てもどちらもはっきりとしたものを持っていないのか内を明かしていないのか。
告白とかはないんですよね。
なのに、これからもキスする仲ってなんか不思議だけどなんか萌える…

0

眠る劣情 小説

夜光花  高階佑 

自覚の薄いSMプレイが見れる作品

「私Mです」「俺Sです」という自覚があるわけではなく、何気なくハードな方が盛り上がることに気づき、探り探りハードにしていった結果、SMに行き着いちゃった。みたいな作品。

そもそも、受はノンケだし攻もバイというゲイゲイしくないカップルなので、逆に「そこまでのプレイをよくぞできたな!」というギャップがよかったです。

つまり、SないしMの自覚があるもの同士にしては、ちょっとぬるいけど、SM初…

3

堕ちゆく者の記録 小説

秀香穂里  高階佑 

どの評価も押しにくい

ちるちるさんの評価って、☆によってポイントが変わるわけですが、
それで言うなら、☆4を付けたいくらい私にとっては面白いストーリーでした。
だけど、☆4って萌×2じゃないですかー……
面白くはあっても、萌えは無かった……

しょっぱなから2日半ほど一杯のスープで過ごして、
中頃には一日二回の食事、最後のほうに三日の断食って、Aはガリガリになったんじゃ?
一日二回の食事なのに一日一回の排…

1

知らなくても生きていける萌えの話 小説

英田サキ  高階佑 

ふぅ~ん

エッセイを読むのも大好きなので 手を出してみた。
英田サキ先生の性格が出ています。
無責任のドキドキとドロドロですよ。
先生が愛に貧欲の傍観者だったとは。
オタクの心得も書いてあります。
萌えとは? オタクの本髄とは??
作家なので妄想する事が仕事ですもんね。
それで あの素晴らしい作品の数々が出来ると思うと
そうだったのか~と納得です。
真面目に真剣に書いていらっしゃいます。

2

Blue Rose 榎田尤利作品集 小説

榎田尤利  高階佑 

男娼 青

自分をとことん痛めつける。
そうしないと自分を保てない。
男娼 青。
人の助けを断る男。
いつも孤独の中に住んでいる。
お客は毎回擬似恋愛だ。
人前では笑ってはいるが 心からは絶対に笑ってはいないだろう。
過去のこだわり。
心のキズはそう簡単には直らない。
義父との再開場面がこの本の核ではないか?
忘れられない男だった義父。
だが最も残酷でもあった義父。
義父は青をまったく…

3

神様も知らない 小説

高遠琉加  高階佑 

続くのね

確かに、裏表紙のあらすじには「--数奇な運命の物語が始まる。」って、ハッキリ書いてあるわね。
しかし、
ホントに、始まっただけで終わるとは、、、。
いったい何冊ぐらい続くのかなぁ、、、。
最初の事件の謎的には、もうからくりが明らかだけど、次は流刑事のターンらしいので、佐季と司の過去と、流刑事の関わりが絡んでくるのかな。

それにしても、最後にちょっと出てきた日置検事が気になる。
本編…

4

HARD TIME ~ DEADLOCK外伝 小説

英田サキ  高階佑 

いつもの文庫で出してくれていれば文句なしでした…

先に評価を書かれていらっしゃるsnowblackさんがほとんど自分と同意見のことを書いてくださっているので、ストーリーの点では特にコメントすることはないのですがただ正直、ディック×ユウト、ロブ×ヨシュアのお話と比較すると個人的には少し評価が落ちます。
それでも、いつもの文庫で出してくれていればスピンオフということでもう少し評価を高くできたのですが…

本編の感想とは少し主旨が違ってしまいます…

9

タナトスの双子 1912 小説

和泉桂  高階佑 

舞台や設定は斬新で面白い

ドラマCDのほうが先だったんですが、原作も1912~1917と立て続けに読んでみました。

結論から言っちゃうと、
小説ヴァージョンのほうは1912のほうが整合性があって読みやすい。
ユーリとミハイル、二人の「ボタンの掛け違い」や「生育環境の違い」が
対照的に表されているので、混乱が少ないんですよ。

ただ、和泉先生作品を読むと、設定は壮大でマスな感じがあるんだけれども、
人物描写…

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