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雀影
毎年おなじみのバースデイフェア小冊子。 ホーリンラブブックスさんでの特典指定では「描き下ろし小冊子A」。 水色表紙の本です。 英田サキ「DEADLOCK」・cat or dog タイトルのまんま、猫と犬のお話。 「HARD TIME」のルイスとダグの新居の引っ越しパーティに集まった面々。 ルイスの猫が何故かディックにだけは懐かない。 意気消沈して帰宅すると、今度はユウティにまでそ…
榎田尤利 高階佑
サガン。
ネタバレ
読後感が「ああ、BL読んだー!」「萌えたー!」って感じのお話ではないんですよね。 もっとなんか深い。 恋愛面よりも青の成長面の方が大きいというか。 すべては青の成長物語だったような気もします。 まず描かれるのは、高級男娼としての青。 客となる人物の望みを叶えるべく自分を変貌させていく。 客にとって居心地のいい空間を創りだす存在。 「愛を与える職業」と語る青。 それでいてどこか愛…
樹生かなめ 高階佑
茶鬼
角川のこの本、そこはかとなくBL臭を漂わせながら、そうでない展開を見せる。 それは、普段のBL作品の樹生作品が独特のセンスを持つ作家さんならではの「樹生節」を持つ文体で描かれるから、それとの差異をほとんど感じることなく読めてしまうという樹生マジックなんだろう。 作中、とてもシリアスで残酷で痛いシーンが登場する。 主人公の過去もそれで引き籠ってしまうほどのダメージを受ける可哀相なモノもある…
高階佑 英田サキ
ちはるぅむ
凄い凄い!とにかく高いクオリティの絵です。 英田先生の世界感は高階先生じゃなきゃ描けないんじゃないか そう思わせるほどの完璧な仕上がりだと思います。 確かに小説より内容の物足りなさは否めないけど これだけの絵のクオリティです。 満足しないとバチアタリな感じでした。 小説が苦手な方はここから入るのもありですね。 囚人ものにしては綺麗過ぎる気もしますけど 濃ゆいのが苦手ならばこ…
英田サキ 高階佑
民族衣装
英田サキさん初読み。 高評価&刑務所モノ映画なんかも好きなので かなり楽しみにして読んだのですが、うーん…??? 雰囲気は良いんだけど、詰めが甘い印象がどうしても…。 物語の骨格であるはずのいくつもの「謎」に関して、 意外に感じる部分がほとんどなかったというか、 半分も読まないうちに大方の予想がついてしまって。 ちょっとヒントが多すぎない?ミスリードがわかりやすすぎない?とい…
夜光花 高階佑
鈴碼
何回Hするんだろう…てくらいHしまくりでした。 神父さんを陵辱するエロさのみを詰め込んだ一冊って感じですね。 やくざとか、好血症とか、教会の隠し部屋とか設定は色々出てくるんですけど、すべては神父陵辱のエッセンスでしかなかったような…。 作者さんの他のシリーズものの、ミステリアスな物語性が好きな人にはちょっと物足りないかもしれないです。 でも、ある種潔く萌えを追求していて個人的には嫌いじゃな…
marun
厳密に分類すれば雰囲気系BL、主役以外の登場人物で同性の恋人同士はいるけれど 主役になる二人はベタな恋愛とはちょっと次元が違うある意味もっと深い繋がりに なっていく展開になります。 友情とは微妙に違うけれど、もし続編があれば確実にくっ付いても不思議ではないと 思える内容で、最後も匂い系のままに終わるのですが、後味が爽やかなのです。 そして、本書の登場人物紹介に確かマドンナがいたと思っ…
紫ゆかり
この本を手にいれたのは不純な動機でした。 キャラ文庫創立13周年バースデーフェア2010小冊子欲しさに、たまたま表紙に惹かれて手にとったのです。その頃、全然小説を読む脳ではなくてただ所持しているだけの状態でした。 今年の3月末から再びBL熱が上昇。積本を消化しようと手に取ったのが数日前。 亀速度で、つい先ほど読み終わりました。 なぜ、もっと早く読んでなかったのか・・・。 …
私の何度目かのBL熱急上昇年。2010年。 吉原理恵子さんの『二重螺旋』シリーズが好きで、 たまたま徳間書店さんのフェアを知り、最寄りの書店をハシゴした事を思い出しました。 二重螺旋シリーズ好きと言いながら、愛情鎖縛までしか読んでません・・・。 閑話休題 〜二重螺旋 番外編〜 こういうサイドストーリーも良い! 尚人の夏休みの課外授業の四時限目が終わったの一コマ。 番犬トリオ、…
鳩村衣杏 高階佑
葡萄瓜
作者さんはあとがきでかなり恐縮されておられましたが、 評者はこう言う御曹司ものが読めて幸せだなと素直に 思います。 この作品は実に丁寧な仕事が施されておりますね。 だからこそ御曹司同士の遣り取りにもきちんとした背筋を 感じられる。パワーゲームではなく、ロマンスの 駆け引きなのだと得心も行く。 品格を求められる立場とはそれだけ日常の些細な事も 地に足つけて行っているのだよ、とさり…