高階佑さんのレビュー一覧

法医学者と刑事の本音 小説

愁堂れな  高階佑 

焦らしますね

江夏と冬城が恋人になるまでが長いです。かなり、焦らされました。
江夏の前でしか見せない、冬城の姿をもっと見たいですね。

同じ小説の中にいる登場人物なのに遠すぎて遠距離恋愛みたいでした。まだ、恋愛未満でしたけど。

ドラマの様で面白いですが、事件の犯人の話が長くてBLとしては物足りなさを感じます。

近衛と腹違いの弟は気になるキャラです。あとは冬城の実のお母さんである、鏡花ママも良い…

4

法医学者と刑事の相性 小説

愁堂れな  高階佑 

わだかまり

心の中にわだかまりが残りました。

思っていたのと違ったのは冬城先生のしゃべり方でした。
けっこう、乱暴な口調でした。イメージはおしとやかな感じを想像していました。

強気な感じなんだけども、犯人の前で震えたり、蒼白になったり、そのギャップに萌えました。
脅迫状が来ても気にしない感じの冬城先生だったので。

難しい内容でもなく、スラスラ読めました。ドラマの様でした。

わだかま…

2

輝血様と巫女 小説

沙野風結子  高階佑 

途中まではとても面白かったんだけど・・・

うーーーーんんん・・・・
すごく評価に困る作品でした。
設定もキャラクターもめちゃくちゃ好み。挿絵も綺麗。話も読みやすい。
そして、途中まではとても惹きつけられて夢中で読みました。

・・・・が。

途中からだんだん、なんかこう、こっちの萌えるところとは微妙にずれていって、でも完全にずれてるかと言うとそうでもなく、みたいな、痒いところのちょっとだけ横を掻かれていて痒いところには届かな…

2

輝血様と巫女 小説

沙野風結子  高階佑 

う~ん・・・

大変失礼ながら、沙野さんの作風そのものがものすごく苦手なんです(もちろん単なる個人的好みです)。

でも『獣の妻乞い』が意外と悪くなかったのでもうちょっと他のも、とこちらを読んでみたんですが・・・
苦手だとわかってる作家さんになぜ手を出してしまうんだろう。何度も同じ失敗を繰り返す懲りない自分に呆れます。

とにかく、こういう『田舎の因習もの』自体がもう無理だとよくわかりました。
肝心…

2

ミステリー作家串田寥生の考察 小説

夜光花  高階佑 

串田がその目で確かめたかった女凪島の因習

『眠る劣情』に登場した脇役・久緒主役のスピンオフ作は、孤島の因習を話の軸にした、なんだか匂い系のような小説。
孤島ミステリといっても、金○○少年の事件簿みたいな連続殺人とかの血生臭さはないのでご安心を。

一冊通してミステリ作家串田(注・久緒)の唯我独尊っぷりには惹かれるが、彼の頭の中にある島の謎は既に推理されていて後からそれを確かめるという形なので、探偵っぽい雰囲気は薄い。

今回の評…

4

深紅の背徳 小説

夜光花  高階佑 

半分以上エロでした

エロまみれ…
夜光さんはいつもわたしたちのエロ心を満たしてくださる、エロ手抜きなし!の素晴らしい作家さんですが、これはねー、ヤッてるだけとも言えました(笑
これはどの辺りがBLのLOVEで萌えなのか?という。
あともう少し、萌え要素が欲しかったー。
ちなみに攻め以外にもしっかり頂かれちゃっておりますので、嫌いな方はご注意を。

********************
受けの真人は自…

6

眠る劣情 小説

夜光花  高階佑 

正直、苦みの残る読後感を期待していた

夜光さんの小説は毎回ストーリーもエッチシーンも読み応えがあって満足できているが、今回は作中の登場人物のエゴのほうへ目が向いた。

わがままな妹に、彼女をどう扱っていいか途方に暮れる晶の家族、挙式間際に婚約破棄する攻めの章文。
…といった感じで、この話はいいふうに共感できるキャラがひとりもいないのだが、そんなに明るくない割にさらりと読めたのは、脇役の久緒のおかげだと思う。
一人構わず我が道を…

1

DEADLOCK外伝 SIMPLEX 小説

英田サキ  高階佑 

DEADLOCK の番外編

まるごと一冊ひとつのストーリー。
お話自体は中で別れてますが、主人公は同じ。

ユウトに振られたロブとディックの同僚であるヨシュアのお話。

「DEADLOCK」の時から思ってましたが、
ロブって素晴らしく前向きな人ですねー。
こんな精神力が欲しい!!!
色々な勉強と色々な経験と色々な鍛錬の結果なのだとは思いますが。

それにしても、ヨシュアの切り替わりっぷりったらw
鋼鉄な…

2

DEADLOCK 3 DEADSHOT 小説

英田サキ  高階佑 

DEADLOCK の3

一冊まるごとひとつのストーリー。

ユウトは本当に強い人ですね。
精神的に。
だからこそ、同じく精神的に強靭なディックをも
惚れさせてしまうんでしょうねぇ。

事件解決後には、ディックのユウトへの惚れっぷりが、
とーっても楽しめました。
もちろんユウトもディックの事を一途に思っているのですが
それよりも、ディックの惚れっぷりが際立ってたように感じました。
そういうのを読むのが…

3

DEADLOCK 2 DEADHEAT 小説

英田サキ  高階佑 

DEADLOCK の2

丸ごと一冊がひとつのストーリー。

ディックもユウトも刑務所を出てからのお話。
なので、「刑務所のお話」だった1巻から「警察モノ」に変わりました。
殺人の動機や事件の大元などの色々な事が
徐々に明らかになってくる一冊です。

ユウトの周りは良い人ばっかりですねー。
何に対しても真っ直ぐで真面目なユウトの
人望という事になるんでしょうな。うん。

ここではロブが俄然いい味出して…

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