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いつき朔夜 藤崎一也
エレニ
年下攻めです。年上の受けが年下の彼を育てていくお話。私、攻めが受けを育てる話も好きなんですが、受けが攻めを育てる話にも非常に萌えのツボを刺激されるんですよね。それも単に自分好みに育てるんじゃなくて、本作のように、相手の才能とか美点を引き出し、相手の成長を助けていくという話にとても惹かれます。 主人公、浩紀はやりたいことが見つからず、「どうでもいい」が口癖の高校生。自分で自分のことが分からなく…
いつき朔夜 ホームラン・拳
むつこ
面白かったです。 既刊されてるいつき朔夜作品では、『午前五時のシンデレラ』に次いで、好きな作品となりました。 いつき朔夜さんがスゴイなーと思うのは、舞台の幅広さです。 競馬とかパチンコ業界とか、BLではあまり使われない世界を舞台にして、しかも初心者にも興味深く分かりやすくその業界について伝えてくれるのだ。 パチンコにも競馬にもまったく興味のない私なんですが、この作品と『午前五時~』はめちゃくちゃ…
いつき朔夜 金ひかる
この「子はかすがいモノ」っていうジャンル分け、一度誰かが使ってるのを見て使ってたんですが、他に使ってる人をあまり見かけませんw 『子連れ狼』が有名ですが、子供を上手くストーリーに組み込ませてる作品、私、大好きなんです。 ただ、取り扱い注意で、舌ったらずで年相応に見えない子供とかだと萎えたりもするんだけど。 あと、子供や犬や障害者などを『無垢の象徴』みたく使うあざとい作品も、あんまり好きじゃなかった…
いつき朔夜 佐々木久美子
いい作品でした。 海を舞台にした、潮風の香りのするお話です。 水軍の末裔である日本人大学生(攻め)とタイ人留学生(受け)のラブも良かったんですが、それよりも、海の男たちが必死でベン・ハーしてる姿を想像して萌えてしまいました。 実用的な筋肉をつけたみずみずしい小麦色の肌が、しなかやにオールをさばく姿…あう、鼻血出そう。 セックスよりも、船が難破しかけたときのほうが興奮してしまいました。 いつき朔夜…
主人公(攻め)は、ごくごく普通の高校三年生です。 校外見学でやってきた博物館で、学芸員の香月(受け)と出会う。 ボランティアでその博物館に通ううちに、香月のことが気になり始める。 その感情が恋だと気づき、高校生らしいひねくれかたと真っ直ぐさ、背伸び、そのすべてでもって香月にぶつかっていきます。 それが痛々しかったり微笑ましかったりで、胸がキュンキュンしました。 いつき朔夜さんの人物の描き方がすごく…
いつき朔夜 北畠あけ乃
久江羽
「ご当地BL」だそうです。いいですね。九州は私にとって未知の世界ですが、この台詞回しがあってこそですね。「好いちょう」・・・言われてみたい。いつき朔夜氏は初めて読みました。筋立てもしっかりしていて面白かったので、他の作品も読んでみたくなりました。 これは、釘師とパチンコ屋アルバイトがメインの話ですが、また世の中の違う一面を見た感じです。本編は、ほとんどエロシーンも無いけれど「心の機微」を読ま…
また私のツボをピンポイントで刺激する作家さんに出会ってしまいました。 パチンコ大嫌いな私は最初、「えー、パチンコ屋が舞台ぃぃ?しかも釘師って…ケッ。九州弁かいな。方言萌えもないしなァ…」な気分で読みはじめました。 途中から、釘師最高!九州弁萌え!です。ヤラレタ…orz あと、セックスの場面は今まで読んだ小説のなかで一番好きだった。 攻めが無駄に長い羞恥プレイ系のセリフを吐かないところと、受けがアン…
藤棚
受けがタイ人というのを、私はこの本で初めて読んだのですが。 BLではなかなか変わった設定ではないでしょうか? タイ人であるアレンのピー信仰(タイ族による精霊信仰)が 物語に大きく関わり、神秘的な雰囲気を醸し出しています。 アレンの中に息づく古来の神。 その信仰のために、彼はある悩みを抱えることになるのですが。 風俗習慣の違う日本人の海士が、アレンの全てを優しく力強く包んでくれます。…
穏やかな人生を送ってきた温室育ちの元教師:優也は、ヤクザ崩れという、 考え方も育った環境も全く違う男・飛良に出会い、惹かれて行きます。 そんな優也に飛良も心を寄せており、二人の両片思い状態に焦れながらも萌えます。 しかしある事件が起こり、幸せな両片思い状態な二人の間に亀裂が……。 自分の行動や言動に傷つき、落ち込む二人の絶望感や葛藤。 相手に対する思いを断ち切れない二人の心情がとても…
mimu
女子高の英語教師だった優也は、生徒に手を出し妊娠させたという疑いをかけられ自宅謹慎を強いられています。自分を信じてくれない周囲に怯えた優也は、身元や事情をあれこれ詮索されないパチンコ店で住み込みで働くことに。 その店の釘師として契約していたのが飛良で、そうして二人は出会います。 舞台が北九州・小倉で、バリバリに小倉弁が使われています。荒っぽく聴こえるこの小倉弁が非常にいい味を出していました…