いつき朔夜さんのレビュー一覧

初心者マークの恋 だから 小説

いつき朔夜  夏目イサク 

恋愛以外も押さえてます!

中堅ハンサム教師×新米真面目教師
二人の恋愛の話だけだとちょっとダレてしまうかも知れませんが、そこに文化部でもかなりマイナーな弁論部が絡んできます。
合宿とか大会とか、部員との関係も良かったです。
そして弁論大会ではハラハラしました。
うん。良かったです!

最初は謙吉って受けの名前としてどうなの?
と思いましたが、ちゃんと理由があって笑えました。
いつきさんの作品は くすっ と笑…

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征服者は貴公子に跪く 小説

いつき朔夜  金ひかる 

いい意味で裏切られました

王道の俺様な征服者をイメージしてましたが、紳士的でかなり違います。
そっち方面には飽きていたので、こういう騎士道精神溢れるお金持ちは新鮮でした。
二人ともおくてな感じでそのもどかしさがいいです。
80年代はバブル真っ盛りで、この時代は日本人があちこちで高価なものを買いまくって顰蹙も買っていたのでなんだか懐かしかったです。

秘書の薬師寺とその恋人も気になります。
スピンオフで是非おねが…

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初心者マークの恋 だから 小説

いつき朔夜  夏目イサク 

真面目なお話

まだまだ新米の域のマジメな私立高校教師・謙吉と他校のベテラン教師・達川とのお話です。

自分でもゲイという認識はありながら、今まで恋愛経験の無かった謙吉は思わぬ出来事で達川と出会い、一目惚れのような状態になります。
相手も高校教師で「同業はわかると言ったが…同類もわかるんだよ」と告げられ、雰囲気に流されてホテルまで行ってしまったものの、土壇場で逃げ帰ってしまい気まずい関係になってしまいます。…

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初心者マークの恋 だから 小説

いつき朔夜  夏目イサク 

ありのままの自分

萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
私立女子高のベテラン教師・達川×男としても教師としても初心者マーク・謙吉

初心者には先輩が必要!
ということで、片や教師としてもゲイとしてもそろそろベテランの達川と、片や教師としてもゲイとしても駆け出し新米の主人公・謙吉という組み合わせです。
私立高校教師+弁論というちょっとだけ特殊な世界を題材にして、そんな二人の出会いから両思いになるまでの1作目、…

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初心者マークの恋 だから 小説

いつき朔夜  夏目イサク 

ビギナーは大変!

発売が延期に延期されていた作品ですが、
この度めでたく無事に発売されました!
一時は本当に発売されるのかと不安でしたが、良かったです。

恋愛に関しては全くの初心者・謙吉と、
経験豊富な大人の男・達川の恋物語です。

口説かれてホテルに行った男・達川と、
高文連弁論部門の専門委員として再会してしまった謙吉。
土壇場で逃げ出し何も無かったとは言っても、
気まずい再会です。

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八月の略奪者 小説

いつき朔夜  藤崎一也 

神じゃないけど萌えはめいいっぱい捧げたい良作

萌萌萌。(MAX:萌萌萌:めちゃオススメ)
高校3年生の浩紀×真面目な学芸員の香月の、年の差ラブ。
いつきさんのお話はブレがないのでとても好きです。
登場人物の職業や立場や性格付けがしっかりしていて、かつそれらを踏まえた具体的なエピソードを盛り込んだストーリーは、突飛な題材であっても地に足のついた説得力があって素直に凄いなあと思います。
全く未知&興味のない職業であっても安定感ある文章で読…

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征服者は貴公子に跪く 小説

いつき朔夜  金ひかる 

同じ童話で心を踊らせる

発売予定の本が延期され、その前に全然違うタイトルの本が出ました。「征服者」も「貴公子」も自分の萌キーワードにはないのですが、いつきさんのだから読んでみようと! あと、登場人物がカタカナだとなかなか共感できなくて避けて通ったりするのですが、すんなり読めました~。
というわけで、日本人のホテル王×ドイツ人青年貴族。借金で城を手放すことになったドイツ人受に、傲岸な日本人が「あなたも込みでこの城を買った…

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八月の略奪者 小説

いつき朔夜  藤崎一也 

逆光源氏

高校生×博物館学芸員。6才差。校外見学の博物館で化石を壊してしまったことから、夏休みにボランティアをすることになる。一生懸命なことをダサいとからかわれる年頃。適当に流していたのに「優しい」と言われて恥ずかしいほどに慌てる若さ。真面目で融通のきかない人に反発を覚えていたのに、だんだんと惹かれていく。対等になれないもどかしさ。好意を示しても相手にされない。片思いでも、会えなくなるのはイヤ。
年下攻は…

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征服者は貴公子に跪く 小説

いつき朔夜  金ひかる 

人を愛するとは・・・

舞台はドイツ。
諸事情から代々守ってきた城を売却せざるをえなくなった若き現当主・パウルとホテルにするために買い受けることになった日本人ホテル王の長男・牟田のもどかしくも心温まるお話。

度重なる不幸で城も使用人も手放さなくてはならなくなったパウルに、「あなたも込みで買った」のだから、城に居続けるようにと言ってきた牟田。
かたや、できる限り原状のまま城や森をを守っていきたいパウルたち。
か…

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征服者は貴公子に跪く 小説

いつき朔夜  金ひかる 

貴公子と騎士の恋物語

両親と財産を失い、先祖代々の居城を売ることになったパウルの前に
契約書を携えて現れたのは、売却先の日本のホテルチェーンからやって来た牟田。

尊大で何を考えているか分からない牟田の態度に、初めは反感を覚えるパウルですが。
城で牟田と過ごすうちに、彼は冷たいのではなく、単に愛し愛されることに不慣れで、
人に好意を伝えるのがヘタな不器用な人間だということに気付いていきます。

対する牟田…

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