高岡ミズミさんのレビュー一覧

不器用な唇 2 小説

高岡ミズミ  石田育絵 

1巻よりは良かった

帯『重ねた素肌にふるえる幸せ』

前作では裕紀〔受〕のキャラがあんま好きじゃなかったんですが、今回はそれ程気になりませんでした。
慣れたのか、それとも彼の性格が安定してきたからなのか分かりませんが。

無理やりな形から始まった裕紀と小田切〔攻〕との関係ですが今では甘さはそれほどないモノの、一応恋人同士という形で繋がっています。
そんな中、小田切が中学時代に一時期付き合っていたという女性…

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不器用な唇 小説

高岡ミズミ  石田育絵 

微妙~

帯『微かに触れ合う 蕩けるくちびる』

うーん、微妙でした……。
つまらなくはないんだけどちょこちょこ引っかかる部分があってそこがどうもねー、みたいな。

裕紀〔受〕のキャラ自体が先ずあんま好きじゃない、両親の離婚で名門私立高校に通っていたのに登校拒否、そして離婚後に父親と暮らしながら偏差値の低い高校へと転入。
確かに高校生にとって親の離婚はショックなのかもしれないけど、仕事人間の父親…

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愛を知らないろくでなし 小説

高岡ミズミ  長門サイチ 

かなりもったいない。

 自分がゲイであることを秘密にし、それ故に、他人と深く付き合えずにいた穂坂。
 ある日、怪我をして訪れた病院で出会った医師の筒見に、それを見抜かれた挙げ句に、言葉巧みに犯されてしまう。
「物欲しそうな目をしているから、きっかけをつくってやったんだ」
 と言い切り、穂坂の他にも何人も関係を持つ人間のいる筒見に、穂坂は翻弄される。

 という感じの話。
 本の裏に書かれているあらすじを読む…

2

VIP 瑕 小説

高岡ミズミ  佐々成美 

評価迷いましたが

中立よりの萌えという評価にしました。
今回は、前回の任侠テイストとは打って変わって、和孝と聡の関係中心にお話が進んでいきます。
いや、もちろん久藤と和孝の関係もあるんですが、こちらはどっちかというと相変わらずもどかしい・・・
なんかね、和孝のツンの態度、好きな人は好きなのかもしれませんが、私はどうも理解しがたい・・・ここまで好きって自分でも認めてるのにねぇ。
で、私にとっては聡との関係の方…

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VIP 蠱惑 小説

高岡ミズミ  佐々成美 

評価しずらい

う~ん、今回は私にとっては評価がしずらいものとなりました。
私はヤクザものは裏社会の事情が出てくるもの程好きなんですが、その点ではまあまあ楽しめました。
ただ、ラブの面では柚木の気持ちを理解するのに苦しんでしまいまして、「萌」と言う点では、今までのこのシリーズの既刊と比べると一番低かったような気がします(>_<)。
「自立する」という点では柚木はちょっと成長したかなとは思うんです…

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VIP 棘 小説

高岡ミズミ  佐々成美 

シリーズ2作目です

今回は、久遠と上総の過去がちょこっと出てきます。
久遠に関しては、1巻にも出てきた麻美という女性のことで、私も気になっていたので、よっしゃ!という感じでした。
お約束のようですが、そのせいで柚木の気持ちが揺れます。
でもあまり女々しい揺れ方でなく男前な揺れ方だったと思います(笑)。
上総に関しては、1巻では冷静で頭がいい印象ということ以外はほとんど何も描かれていなかったので、意外な一面もあ…

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VIP 小説

高岡ミズミ  佐々成美 

骨太なストーリー

ヤクザもので、派手じゃないけどこういう骨太なストーリー、嫌いじゃありません。
ドラマCDを聞きたいがために原作を先に読んでおこうという動機だったんですが、なかなかGoodでした。
和孝のツンデレ加減も好みでした。
心は結構乙女だと思うんですけど、久遠の前ではそれを表に出さないようにしているところが萌えました。
土壇場では肝が据わっている性格もいい。受けのこういう男前なところも惚れる要素です…

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いつかじゃない明日のために 小説

高岡ミズミ  円陣闇丸 

こういうお話好きです

このお話は、私のツボをいくつも刺激して、キュンキュンさせてくれました。
受の一途さと健気さ、攻の葛藤とヘタレさ(笑)。
10歳の年の差で、10年を経ての再会もの。
攻めの昔の恋人・・・等等。
10年前に2人が家族として一緒に住んでいた頃の、直哉と基継のエピソードもかわいい。

今まで読んだ高岡ミズミさんの作品では、私の中で上位に位置しています。
実は、円陣さんの挿絵だったので読み始め…

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太陽の雫 小説

高岡ミズミ  水名瀬雅良 

騙されました

前作「太陽と月の背徳」がなかなかよかったので、この作品も読んでみました。
前作カップルの続編かな~と思ってたのですが、違った~(笑)。
でもよかったです。
今回のカップルは二人ともトップに立つ立場、しかも住んでる国も違うということで遠距離恋愛(?)なわけですが、それがもどかしい~。
こういう状況でさえ恋愛を続けていくのは難しいのに、叡帝が亡き弟に似た女の子を引き取り大事にしているという噂を…

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rutile souvenir tresor グッズ

うまい作りでした

なんでか未読分のほうが萌えてしまいました。

あんまりこういう経験はない(過去ルチル小冊子ではなかった)ので
今回の小冊子は自分の中では高評価です。
番外短編の殆ど全ての作品が単独で一応読める話になっていたと思います。
(萌えがあるかどうかは個人の好みに寄りそうです)

自分の既読作品は
和泉桂さん「宵星の憂い」
きたざわ尋子さん「甘い罪のカケラ」(旧版)
葉芝真巳さん「キッズ…

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