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高遠琉加 祭河ななを
しの
ネタバレ
この本を読もうと思ったら、必ず隣に3巻を用意しておくこと! これ必須! 大変なところで終わってしまいますから>< うさぎちゃんへ真っ直ぐに想いを向けるカオルが、本当に素敵でした。 本当に大切で、自分の力や立場で守れるものならどうやっても守りたい、という気持ちが、ひしひしと伝わってきました。 カオルはそんな自分を「汚い」と言うけれど、凄く綺麗な想いです。 今回は、新たな登場人物も…
根底に静かなものが流れる、とにかく素敵なお話です。 この先にきっと訪れるちょっとした闇も見えているんですが、それも含めて、というか、それがあるから、というか、今の静寂が綺麗で怖い……という感じ。 夜明け前――みたいな印象の読後感です。 とにかく主役の二人がイイ! うさぎちゃんは本当に可愛いし、真っ直ぐだし、そのくせ男前で、とても「綺麗なもの」のように見えます。 カオルが惹かれるの…
高遠琉加 金ひかる
茶鬼
『犬と小説家と妄想癖』のスピンオフ新装版で、一編、旧版に載っていない話が挿入されています。 本編で、不破に恋する鮎川の気持ちを乱すような意味深の行動をとっていたイケスカナイ編集者・沖屋の物語です。 そもそも沖屋の名前が「置屋のヤリ手婆ぁ」なんていうから、どんな狡猾な人物なんだろうと思っていましたら、意外や意外! すごく素敵な人物で、とっても好きになっちゃいました。 お話は、沖屋が編集長…
久江羽
官能小説家の不破と高校の数学教師・鮎川は、大学時代からの親友です。 鮎川の不注意で不破が怪我をしてしまったものだから、小説の口述筆記を引き受けることになったのですが・・・ どう考えても不破はずーっと鮎川に片思いをしているわけですが、とにかく、鮎川が天然記念物並みに純情無垢で、不破の気持ちに気付かないどころか、自分の中にある微妙な恋心にも最初から否定で立ち向かってしまうくらいです。 押して…
04年のビブロス版に書き下ろしを1本入れた新装文庫版。 登場人物達が不器用で(特に受け)、その描写が動きになって頭にとても浮かんでくる、本当はシリアスなのに、とてもコミカルに読みやすい作品で、一気に読めてしまいます。 人見知りで奥手の鮎川は親友の不破と大学時代一度だけニアミスがあり、ずっと友達でいたかった為に、それをなかったことにしてきた鮎川と不破ですが、不破が手を骨折し、職業である作家業…
ひよこ
ビブロスから出たノベルスの加筆新装版。文庫化、とも言いますが、文庫にならなければ読めない過去作品多いからね。 で、今回はせつないイメージの高遠さんではなく、笑える高遠さんでした。 ワイルドな官能小説家×真面目な数学教師。大学時代の同級生がエロ小説家になって、利き腕を骨折したので口述筆記をすることになり…←私が好きそうなカップリングとシチュですな。 口述筆記でセクハラ~v 好きな人の反応を見た…
高遠琉加 南国ばなな
ベス12
兄の、「王子様はいつも不機嫌」とってもよかった。 その後が、是非読みたい。
高遠琉加 麻生海
ともふみ
萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い) 読み終わり、何とも言えない満足感がありました。 「愛と混乱のレストラン」では、人を刺したことがあるというエピソードが印象的だった無口なパティシエ・一(いち)。彼の話は予想していたものよりもずっと繊細で、温かかった。 恋愛話というよりも、一という青年のお話と言った方がいいかも。 寄る辺ない者同士がくっついて、疑似家族のような関係を築いていく話は個人的にド…
高遠琉加 六芦かえで
かにゃこ
片思いの話でした。 同性を好きになるきっかけも 想いを受け止めてもらえないことも それでも好きでいてしまうことも すごく説得力があったけど 再会して、ためしに一回ヤっちゃうのか・・・。 私にはこの攻めの行動が理解できないというか ずいぶん自分勝手だよなwって思った。 だって、彼女いるのに! そしてそんな状況で攻めの気持ち的には「抱いてあげよっか?」的なね。 いやいや、攻めも「抱…
高遠琉加 高永ひなこ
むつこ
面白かったです。 高遠琉加さんの小説って、なんでこんなに読みやすいんだろうな。 文字を見て脳内で意味を把握するまでの時間ってコンマ以下の世界の話だと思うんですが、高遠琉加さんの小説の場合、私、他の本の10倍ぐらいのスピードで意味を把握してる気がする。 (……ふうん) ふうん、と思った。 それだけだった。 冒頭、実は↑この三行↑にヤラれちゃいまして、コレダ!と思いました。 うまく説明はできな…