Un roman de I'amour 高遠琉加2ヶ月連続刊行記念小冊子

Un roman de I'amour 高遠琉加2ヶ月連続刊行記念小冊子
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
8
評価数
2
平均
4 / 5
神率
50%
著者
 
イラスト
  
媒体
特典
出版社
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
「成澤准教授の最後の恋」「好きで好きで好きで」購入応募者全員サ品

商品説明

高遠琉加先生ルビー文庫初登場&2ヶ月連続刊行記念全員サービス小冊子
ルビー文庫発登場の高遠先生の2ヶ月連続刊行を記念して両作品の番外編を収録した小冊子です。どちらも過去絡みの番外編です♪
「成澤准教授の最後の恋」より
「好きで好きで好きで」より

レビュー投稿数1

若き日の主人公達

高遠さんのルビー文庫2ヶ月連続刊行記念の小冊子はモノトーンに赤が印象的なモダンな表紙で、思わず高遠さんらしいな~、どちらかというと成澤准教授のイメージ?と思ってしまいました。
それぞれ、高校時代のエピソードが。

『屋上のスタンダール』
成澤は高校の頃からキザだったんですね。
でもそれは天然の意図しないキザ。
友人となった葛城も最初は彼が気に入らなかったようです。
でも彼の読むフランス語が気持ちよくて、成澤の美意識のようなものに触れ、彼を受け入れるようになるといった話。
若い頃の成澤は、彼女達をとっかえひっかえ。
それは一部分が好きだからだったのですが、大人になってした恋は一部分でなく全てを好きになるということ、成長したんだな、と実感させるエピソードでした。
きれいな物、きれいなパーツが好きだった成澤が、冴えない蒼井を好きになる。
それが本編だったんだ、と、改めて本編をもう一度読みたくなる、よい番外話でした。

『恋は雪のように降りつもる』
片想い真っ最中の三浦と、まだ全くそれに気が付いていない友人としての堂島の高校時代。
寒い中堂島を待つ三浦が健気で、そんなに待ってないよと答える三浦がかわいくて、、この頃から切ない片想いをしていたんだと、映像になってその姿が浮かんできます。
鍋をつっつく2人もあったかくて、でもやっぱり切ない。
片想いって、本当に切ない!

全体に、とても優しいお話でまとまった小冊子でした。

3

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