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高遠琉加 小椋ムク
雀影
ネタバレ
全寮制の男子高校を舞台にするのは、BL的にはテッパン設定なだけに、期待値のハードルが高くなるというか、 すごく美味しそうな設定に釣られてみるけど、なかなかクリーンヒットに巡り会えないというか、、 寮の屋根裏に隠し部屋があって、そこでの秘密の天体観測とか、とっても萌。 チャラさはナイーブな内面を隠す仮面な花塚と、すべてを知っていながらすべてを抱え込んで隠している青山。 親の因果という子供には…
高遠琉加 高階佑
結構残酷。 流さんの、 流さんが、まだ若くて、熱かった、刑事になりたての頃のお話。 この作品、三部作の2作目ってことになっているが、冒頭が佐季と司の子供時代だし、 流さん登場しても、なんか、めっちゃ初々しくて熱血なんで、前作の、あの流さんと全然結びつかなくて、前作をなかなか思い出せなかった。 でも、この過去があった上での、今の佐季や司や流って事で、第三部に話はつながっていくので、…
snowblack
高遠琉加さんは、雰囲気が好みで作家買いする作家さんのお一人。 その新作。 「これ書くより、皆が待っている続きをさっさと書いて下さい!」と思わなくはないが、 それはともかく、タイトルのつけかたも高遠さんらしいと思いながら手に取る。 壁……といえば「刑務所」だが、今回の壁はさにあらず。 山の中にある寮制男子名門高校の壁。 高遠作品らしい、切なさはある。 まぁ、悪くないけれど、ツボ…
marun
あとがきで、イラスト担当の小椋ムクさんが泣けて泣けてほっとして~と書かれていて これはハンカチ片手に読むべき本なのかと思ったのですが、私は泣けませんでした。 う~ん、泣かせる話なのですが、どうも個人的なお涙琴線には触れませんでした。 簡単に内容を言うなら『親の因果が子に報う』だと思うのです。 攻めの香司の父親が政治家で受けの昴の父親がその秘書、政治献金疑惑の全ての罪を 昴の父親が被り…
茶鬼
全寮制の男子校を舞台にした物語。 しかし、そこに普通に想像するようなBLの世界はなく、終わりは壁の中にいた時の子供だった自分達から少し脱皮して大人になろうとしている主人公達が今度こそ真っ直ぐ向き合うという場面で終わっておりました。 受け視点で物語が進む事が多いのですがこの作品は攻め視点。 これが逆転していたらものすごく切なく苦しい物語になっていたかもしれませんね。 この攻め視点であるこ…
Krovopizza
全寮制の高校の、学年一のモテ男と学年一の優等生。 正反対の二人が屋根裏部屋で共有する秘密と悲しい嘘。 その嘘は、大人びていてもまだ親の庇護下にある 学生という存在のか弱さを感じさせるもので 10代特有のもどかしい気持ちに共感できました。 全体は優等生的な仕上がりで面白味に欠ける気もしますが、 とてもキレイに爽やかに纏まっています。 各界大物の息子が集まる山奥の城壁に囲まれた全…
高遠琉加 六芦かえで
絵夢
誰かを好きになる。 相手が自分のことを思ってくれなくても、その気持ちがどうしようもなくあふれてくる。 本当にタイトルがしっくりくるお話でした。 堂島が幼い頃の父との別れ、思春期での母の再婚、気持ち的に欠けた部分をもった人だったので本人がそのことを自覚するまでが長かったように思います。 「消えてなくなりたい・・・」と思うくらいに傷ついて、それでもずっとひとりの人を好きでいつづける三浦は本当に…
高遠琉加 麻生海
kirara
↑これが私の3冊読了後の掛け値なしの本音です。 1作目のレビューにも書きましたが『BL』ではなくレストランを舞台にしたドラマだと思えば(それでもまったく入り込めなかったけど)波乱万丈な展開で何とか頑張って読めました。 でも、個人的に『ラブストーリー』としては最低クラス。キャラクターがまったく好みじゃない・魅力を感じられないんです。 特に、久我(攻)が生理的に受け付けない大キ…
たぶん、キャラクターが好きになれたらこの上なく面白いと思うんですよ。 逆に、私はキャラクターがまったく許容不能なので、どこがどういいのかさえわかりません。←どうして人気があるのかはまあわからなくはないんですよ。私の好みとはまったく相容れませんが。 とにかくキャラクターに苛立ちと嫌悪しか感じないので、どんなに感動的な演出が用意されていようと『ふ~ん、そう』としか思わないんです。 それ…
単なる『ドラマ』としてなら何とか許容範囲です。でも『ラブストーリー』としてはまったく好みじゃないし、面白いとも思いません。Hがどうこうじゃないですよ。 『BL』としてではなく捉えれば、(BLについての個人的な)数ある苦手要素をなんとか我慢してやり過ごして読めました。そこまでして読む意味あるのかはともかく。 とにかく、久我(攻)のキャラクターがもうまったくダメ。こういう傲慢な俺様攻が…