高遠琉加さんのレビュー一覧

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濃いのから、ほのぼのまで

毎月、毎年、次々と出される新刊。
その総てを追っかけるのは、さすがに無理。
って事で、既読のシリーズも、未読のタイトルもいろいろ取り揃えられてみると、
結構自分の好みが浮き彫りになってくるような、、、

「練習とは言えないけれど」普通にイチャラブ
「グッデイグッデイ」子どもネタ、エロなし。
「悪い虫」3人がかりで、特濃。
「同い年の兄~初めての家出~」やきもちからケンカして家出、最…

0

君は僕の初恋の人 小説

高遠琉加  小椋ムク 

初恋のやり直し

『壁の中の嘘と秘密』のスピンオフ。
前作で意味ありげに登場していた二人の教師の高校時代~母校で教師として再会し結ばれるまでの話です。


【あらすじ】
お坊ちゃん育ちで世渡り上手な高校生・圭は、帰国子女の聖人と寮で相部屋になる。
無愛想だが本当は可愛い聖人を知るにつれ惹かれていく圭は、他生徒と親しくする聖人に嫉妬し、孤立してほしい、自分だけのものでいてほしいと願ってしまう。
その独占…

9

観賞用愛人 小説

高遠琉加  北畠あけ乃 

主人公たちに魅力感じず…

シャイノベルスはけっこう好きなお話が多く、お気に入りです。
表紙と裏表紙が一枚絵になっているのも、表紙の紙質も素敵です。
こちらの作品は大好きな北畠さんがイラストを描かれているのも、ポイントが高かったです。
や、それよりまず、このタイトルでイラストが別の方だったら買わなかったかも…
タイトルを先に思いつかれたとのことですが、もう少しレジに持って行きやすい方が良かったような。


攻め…

2

愛と混乱のレストラン 小説

高遠琉加  麻生海 

高遠さんは好きなのですが

最近になって手を出し始めた高遠さんの、シリーズ作品の一冊目です。
舞台は、一度閉店の憂き目にあったフレンチレストラン『ル・ジャルダン・デ・レーヴ』。


受けの理人は、20代でありながら本社からやってきた新しい支配人。
氷の貴公子然とした風貌で、『ル・ジャルダン〜』を立て直そうと必死になっています。

攻めの修司はかつてはカリスマ的な人気のあったシェフ。
暴力沙汰で店を辞め、今は理…

0

楽園建造計画 4 小説

高遠琉加  依田沙江美 

スカッとしました

全4巻、3つのCPが出てくるオムニバス。

本の途中でいちいち話が変わって、少し読み難かったです。カップルごとに別の巻に収録してほしかったかも。

好きなCPは蝶野と三木。特に三木が可愛いです。

家族のことばかり考えて真面目に生きてきたお子ちゃまな三木。年上の女性との恋愛に失敗して大恥をかいた蝶野。遊んでいるくせに恋愛に関してはロマンティストな芦屋。三人の男が蝶野の過去をめぐってすっ…

1

好きで好きで好きで 小説

高遠琉加  六芦かえで 

後半は攻め視点

ネタバレなしで書きたいと思います。

高遠さんの作品は『神様も知らない』シリーズでハマりました。
硬い感じのものを選んで買っていましたが、たまには毛色の違う高遠作品も読んでみたくて。


受けの三浦は23歳。
就職先を半年で辞めいくつかバイトを転々とし、今はフラワーショップでバイト中。

攻めの堂島は、三浦と高二時のクラスメート。
端正な顔立ちで、寡黙ながら目につく男。

2

世界の果てで待っていて -嘘とナイフ- 小説

高遠琉加  茶屋町勝呂 

キスだけでも萌える作品、恐るべし

『世界の果てで待っていて-天使の傷痕-』の続編です。
先にあとがきを読んで知ったのですが、まだ続くようでして。
前作に引き続き、攻め受けの視点が切り替わる作品です。
よく、続編を先に読んでも問題ないものも多いですが、出来れば順番通りに読まれるのをお勧めします。

変わらず攻めは元・刑事で探偵の統一郎。
受けは元・統一郎の同僚で刑事の雪人です。
といってもこの巻では、最後まではありませ…

3

狼と狐の夜 小説

高遠琉加  ヨネダコウ 

司郎のお陰で飽きさせない

薄めの本ですが、二段組です。
最近立て続けに読んでいます、高遠さんの作品。
攻め視点です。


攻めは元ボクサーで、現在は細々と鉄板焼き屋を営む司郎。
街金に借金があり、それを毎月綱渡りで返済しています。

受けの零は、過去に司郎が拾ったことのある、本名も年齢も何もかもが不詳の青年。
「バカじゃねえの」が口癖。


微々たる返済しか出来ない司郎へ割の良いバイトと称し話を持ち…

7

世界の果てで待っていて -天使の傷痕-(新装版) 小説

高遠琉加  茶屋町勝呂 

すごく良かった!オススメ!

最近読み始めた高遠さんの作品。
新装版ということで、イラストは茶屋町勝呂さんとなっています。
書き下ろしSSつき。
攻め受けの両視点です。


攻めの統一郎は探偵事務所の所長。
行動力があり男女問わず惹かれる魅力のある人間で、二年前までは刑事でした。

受けの雪人は、元・統一郎の同僚で渋谷警察署の刑事。
端正で切れ者の雰囲気。
現在も統一郎とは縁続きです。


渋谷が舞…

3

ラブレター 神様も知らない(3) 小説

高遠琉加  高階佑 

読んで後悔しない作品

『神様も知らない』の最終巻です。

この巻も途中途中で過去へと戻ります。
その時、佐季と司は22歳。

前巻で、13歳の時に佐季と司は大きな秘密を共有しました。
が、それと同等の秘密をさらに22歳でも抱えることになりました。
いったいふたりの行く末はどうなってしまうのだろうと、先が気になる作りになっています。

エキセントリックな人物や事件の多い中、この三部作を通して良心として登…

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