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高遠琉加 笹生コーイチ
こにしそる
ネタバレ
面白かった~。読み始めた最初はよくある幼馴染ものかな…という印象でしたが、面白くて、何より作者の感情を揺さぶられる文章に引き込まれていってしまいました。 幼馴染で同棲中の架と耀一。架は耀一が好きだけど、耀一は恋多い男性で、恋人が出来て別れて…の繰り返し。けれど耀一は「架には恋をしない」と言い切っています。耀一いわく「恋とは終わるものだから」だそうですが…。 一番そばにいたいという思いか…
高遠琉加 麻生海
愛と混乱のレストラン3巻目。1巻からいっきに全部読んだんですが、1巻のラストでは泣かされ、2巻のラストではハラハラし、上手くまとまるのかしらとドキドキで読んだ最終巻です。 ル・ジャルダン・デ・レーヴの描写が本当に素敵。上手くい言えないですが、一人きりだった子供時代を送っても、最終的にホームと呼べるものが出来ればそれが最高なんじゃないかと思いました。 修司の過去話から始まり、3巻まるまる通し…
高遠琉加 祭河ななを
Loxonin
このシリーズの良さは1巻レビューで既に書かせて貰ってますが、中でも2巻は特にお気に入りです。 もちろん、やっと想いが通じあったカオルと秋広のHシーンがとってもきゅんときて、そこだけでも神評価を付けたいのですが・・、 なんと言ってもこの2巻の素晴らしさは、カオルの恩人でギタリストの桐島千暁と、彼とかつてユニットを組んでいたボーカリスト樋口英輔のお話が書かれた「蜜月」だと思います。 …
一言で言うなら、とってもとっても優しい作品で、読んだ後はきっと音楽が好きになります。 主人公の秋広は、一見高校生に見えちゃう童顔の音楽雑誌ライター。優しく心が綺麗だけれど、芯は強く強情な一面を持つ子。 一方お相手のカオルはワガママで傍若無人、でもさみしやがりで、孤独な売れっ子アーティスト。 実はBLの好みで言えば、全然好きじゃない組み合わせなんですが、気付けばこの作品に深く入り込み、…
高遠琉加 小椋ムク
snowblack
「壁の中の嘘と秘密」のスピンオフ。 前作で気になっていた大人組の過去と現在。 高遠作品は大好きで、基本作家買いなのだけれど これは前作が今ひとつピンとこなかったので、ちょっと躊躇していたのだけれど こっちは好みででした。 山の中の寮制の男子名門高校、 そこに勤める社会科教師棚橋は、明るい二枚目の人気者。 一方同い年で寮監も勤める数学教師の朝倉は、三白眼で無愛想。 そんな…
高遠琉加 高永ひなこ
ココナッツ
『成澤准教授の最後の恋』のスピンオフです。 『葛城副編集長〜』読みたいがために、前作は読みました。 攻めの葛城夏彦は文芸誌の副編集長で、31歳。 父方の実家は有名な豪農でありながら、それを厭い本家とは一線を引いていました。 受けは、葛城家の関連企業で働く深見諒、29歳。 母が住み込みで葛城家で働いていたため、葛城家では使用人という立場。 幼い頃に母と死に別れ葛城本家…
ランプの精
「壁の中の嘘と秘密」のスピンオフ。 あのー正直なところ、前作があまり好きじゃなく、こっちはどうしようかな~なんて思ってたんです。あと高校の寮ものにそんなに惹かれないというのも。 でもこっちはツボでした。神と悩むくらいに。 この本、分厚いんですが、半分ちょっとは棚橋(攻)と朝倉(受)の高校時代のお話で、残りが現在のお話です。 前半は棚橋視点でふたりがくっつくまでと離れるまでが丁寧に綴られ…
高遠琉加 茶屋町勝呂
kumachi7
虚無仮説のような小説が読みたいと思っていて、偶然、むしろドラマCDのキャストさん目当てでCD聴いてみようと思って、原作も読んでみようと思って読んだら、すごく良かった。 もう何年も前の本だけれども。 2冊め出された後続刊はされてないようだけれども。 まだ続くんですよね? ぜひ続きを書いて欲しい。 ネクタイ外してくれっていうシーンがとてもエロく感じた(*´Д`)
麗音
スピンオフの『君は僕お初恋の人』を読んで本作品を思い出しました。 なのでこの機会にレビューを追加しておきます。 ――― とってもネタバレなので未読の方は読まないでくださいね ――― 政治家の息子とその政治家の罪を被って失業中の元秘書の息子との出会いと恋の始まり。 二人が出会ったのは偶然なのか必然なのか。 学校一のモテ男 香司が寮の屋根裏部屋に女を連れ込み、それを知った同級生…
「壁の中の嘘と秘密」のスピンオフ作品だったことを読み始めてから知りました。 高遠琉加の切ないお話が好きです。 そして、寮生活、裏切り、別離、再会といったキーワドで最後にはハピエンをむかえるカップルの軌道をドキドキハラハラ、時には涙しながら追っていくのが好きなので読んでみました。 朝倉先生が大嫌いな同僚教師 棚橋と夏休みに寮で過ごすことになったところから始まり過去を回想します。 …