ライラ・ペースさんのレビュー一覧

ロイヤル・フェイバリット 小説

ライラ・ペース  yoco 

最高のロマンスの行方

すごく面白かった。
500Pを超える分厚さがありながら、あとこれだけでどう締めるのだろうかとページを捲りながら不安になってしまいましたが、全くもって杞憂でした。
これだけのページ数を夢中になって読ませてしまうストーリー展開が見事な1冊。

読中にあれだけハラハラとしたのにもかかわらず、なんて心地良い読後感なのでしょうか。
もしかしたら別れてしまうのではと思うほど、幸せなお伽話のように上手…

0

ロイヤル・シークレット 小説

ライラ・ペース  yoco 

フィクションの中にあるリアル

原作者のライラ・ペースさんの素晴らしさはもちろんのこと、一瀬麻利さんの翻訳が本当に素晴らしいです。
モノクローム・ロマンス文庫作品でも1,2を争うほど読みやすかったかもしれません。
yocoさんの挿画も「秘密の恋」を描いた作品の世界観にぴったりですし、帯・カバーデザインの雰囲気も品があってとても素敵だなと思ったものの…どなたがデザインを担当されたのかが記載されておらず残念。
物語・翻訳・挿画…

1

ロイヤル・シークレット 小説

ライラ・ペース  yoco 

素敵な話

yoco先生に惹かれて買った作品。

旅と自由を愛する記者のベンは、たまたま仕事の都合で滞在していたケニアのリゾートホテルで出逢った英国の皇太子ジェイムスと恋に落ちる。記者であることがバレて一度は険悪な別れ方をしたふたりだが、偶然にも再会を果たす。

ベンはジェイムスとの関係を楽しむが自由でありたい人なので、あらゆるプライベートが制限される皇太子と本気の恋をするなんてあり得ないと思っていた…

0

ロイヤル・フェイバリット 小説

ライラ・ペース  yoco 

面白かったです!

前作では時期国王の皇太子と記者の大人の秘密の恋の物語だったのですが、最後の最後で2人の関係をカミングアウトする事が決まり、今作はその続きから始まります。

最初は2人の勇気ある決断に感動し、どんなことでも乗り越えられると思っていたのですが、そんなうまいことは行かず、困難が多すぎてハラハラしました。

一般人だったベンが皇太子の恋人と報道され、パパラッチに追い回されプライベートを面白おかしく…

0

ロイヤル・シークレット 小説

ライラ・ペース  yoco 

面白かったです!

時期国王の皇太子と記者、大人の秘密の恋。

心理描写がすごく綿密で、始めてあった瞬間から惹かれ合う2人。
2人とも仕事に対してはストイックで、過去に手痛い失恋をしていて、立場は違うけど似た者同士なんだなあ、1人の人間なのだと感じました。

人目を忍んで逢瀬を重ね、いけない恋だと分かっていてものめり込んでしまう姿にドキドキしました。

終盤でお互いと国の為に離れようと決意する場面は切な…

1

ロイヤル・シークレット 小説

ライラ・ペース  yoco 

無題

乙女の書く妄想小説のような作品でした、まあその通りなのですけれど。

メインに関してはどうでもいいですがインディゴが可哀相でした、とっとと解放してやって欲しいです。
まあ自分はくそ庶民なのでこんな悩みは無縁なのですが。

まあ妄想もここまできたら大したもんだとは思いますが、表紙のイケメンもモデルがあのマントヒヒなのかと思うと失笑。

細かい設定はどうでもいいのでひたすらセレブ物がよみ…

2

ロイヤル・フェイバリット 小説

ライラ・ペース  yoco 

前作の続き。必読です!

真実を伝えると決意した2人。
本人たちの意思とは関係なく、生活の変化を強要され、大きな決断を迫られます。
お互いの立場と思いを気遣ってもなかなか通じ合えないもどかしさと、切なさ!
簡単に答えが出ない展開。
恋愛だけではなく、人生について、考えてしまいます。
読み終えれば、王道と思えますが、途中はどうなるのか心配して、涙が出ました!
読み終わった充実感は格別です!

ただ、1番大事な…

0

ロイヤル・シークレット 小説

ライラ・ペース  yoco 

大人の恋!UKドラマ好きには最高!

2人の恋の行方に集中して読めます。
でも、恋愛感情だけではない、お互いの立場、家族、仕事それぞれへの思いも丁寧に描かれています。王室ものとして、現代的で現実的。極端に無理な展開はありません。
出会いの場面は、美しく緊張感にあふれています。一目惚れのような展開ですが、短時間にお互いを理解していく心の動きが感じられます。
ドライに見える2人の間で想いが積み重なり溢れていくのを感じさせる描写は、本…

2

ロイヤル・シークレット 小説

ライラ・ペース  yoco 

内容よりも、著者に興味

不敬を承知で、実存する国の名を使い、
架空の王太子を登場人物に選んだのか、動機に興味が沸いた。
さもありそうな妄想を描く作家だと思う。
著者の勇気を評価して、神。

Lilah Pace
アメリカ南部在住。
もともとニューヨークタイムズ紙のベストセラーリストに名を連ねる作家だが、そちらとは別に「ライラ・ペース」名義でも作品を発表。
イタリアや英国で暮らしたことがあり、英国の映画俳優…

3

ロイヤル・フェイバリット 小説

ライラ・ペース  yoco 

ハラハラの連続

物語が大きく動いていく下巻です。
ジェイムスが、ベンが、インディゴが、自らの人生を決断し、歩んでいきます。

上巻から引き続いて非常に骨太で、計算された物語。
人物の繊細な心の動きが丁寧に描写されていますので、何度も涙腺が緩みました。

大きな波乱のあった二人が日常を過ごす描写に微笑ましくなってしまいます。
エロは上巻ほどしっかり描かれているわけではないのですが、雰囲気というか、匂わ…

0
PAGE TOP