貴津さんのレビュー一覧

転生を繰り返す白ヤギ王子は、最愛の騎士と巡り合う 小説

貴津  渋江ヨフネ 

神の怒りに触れ、”呪い”をかけられた二人の行く末は…

モフモフ、大好きです。攻め受けどちらも獣人ということで、もふもふが楽しめるかな?と思い手に取ったこちら。

獣人設定を生かした”甘噛み”などの萌えるシーンや、途中の「??」が終盤回収され「そうだったのか!」となったところもあったんですが、そういった箇所に辿り着くまでがちょっと長かったかな…?というところで、「萌」としました。

あと気になったのは、文体がちょっとなんて言うんだろう…本当にあ…

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『転生を繰り返す白ヤギ王子は、最愛の騎士と巡り合う』コミコミスタジ特典小冊子「家族と恋人と恋敵?」 グッズ

ミットライトも群れの仲間になりました

本品は『転生を繰り返す白ヤギ王子は・・・』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

本編後、ミットライトと狼達のお話です。

ミットライトは仔狼のノインに
昼下がりの中庭に呼び出されます。

するとそこには9頭の狼達が並んで待っていて
ニノンも抱かれていたミットライトの腕から飛び降り
列に加わります。

アインツ、ツヴァイからノイン、最後がヴィレで
オオカミの群れの序列を知…

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転生を繰り返す白ヤギ王子は、最愛の騎士と巡り合う 小説

貴津  渋江ヨフネ 

時を越えて願うのは

今回は敵国の騎士団長と第一王子のお話です。

神子として転生を繰り返す受様が
皇国の神子の野望を砕き、最後の神子となるまで。

神が身近な存在だった遠い昔、
禍の種が生まれると、それを封じるために
仔山羊の角を額に持つ神子が生まれるとされました。

受様は小国に神子として生まれ
青年となった時に故国は大飢饉に見舞われます。
受様は神の慈悲を乞う民の声に従い雨を呼び
故国だけ…

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末っ子オメガ、獣人王の花嫁となる 小説

貴津  小禄 

ちょっと難しかった

本格的中華風ファンタジーBLなんですが、ちょっと設定が難しかったかな、と思ってしまいました。四神のお話が土台にあるので、まずそこを説明してあったらもっと読みやすかったかな…と思います。もちろん私の理解力の問題もあると思いますが!

とまぁ、設定は少し難しく感じましたが、話としては恐れられている隣国の獣人王に姉の命令でいきなり嫁ぐところから始まります。
受けの生まれ故郷ではΩは地位が低いのだけ…

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末っ子オメガ、獣人王の花嫁となる 小説

貴津  小禄 

これぞ、The エンタメ!!

獣人×オメガバ中華ファンタージーでした。

新人賞でのデビュー作とのことでしたが、登場人物がそれぞれがキャラ立ちしていて、とくに攻めが
①獣人
②誰もが畏怖するほどのパワー系王子
③とにかく受けちゃん至上主義
④まさかの外見見掛け倒しでDT… 最高じゃん!笑笑
(あ、αという特徴を入れ忘れていましたね。これ⑤でおなしゃす!)
で、この攻め様と受けちゃんを取り合うような当て馬? 的に…

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末っ子オメガ、獣人王の花嫁となる 小説

貴津  小禄 

回る因縁、変らぬ定め

今回は白夜皇国の次期皇帝と貧村の長の末子のお話です。

強大な力を持つ攻様の楔に望まれた受様が
攻様の使命に巻き込まれながら攻様の唯一となるまで。

受様は人間の国の華風国貧村に生れたオメガですが
華風に隣接した獣人の国・白夜皇国の次期皇帝である
攻様の花嫁として抜擢されます。

この世界の獣人は人間の身分は極めて低いのですが
500年ほど前に当時大陸最大の人間の緑桜国を滅ぼし…

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末っ子オメガ、獣人王の花嫁となる 小説

貴津  小禄 

しっかり

ルビーさんの読者賞とのことだったので購入。うんうん、設定がっつりドファンタジーで、個人的にはもう少し軽やかな方が好きかなと感じたので中立寄りの萌にしました。設定しっかりした興亡ものが好きな方でしたら良いのかも。本編280Pほど+あとがき。

姉に、隣国白夜皇国の第一皇子の嫁になれと命じられた男性オメガの青蓮(チンリエン)。白夜皇国は人間に蔑まれることが多い獣人たちの国で、第一皇子の渾沌(フウブ…

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末っ子オメガ、獣人王の花嫁となる 小説

貴津  小禄 

デビュー作

デビュー作とあるのでもちろん初読み作家さまでした。初読み作家さま+デビュー作でしたので個人的にはとても警戒してました。ただ、電子書籍で購入したので試し読みを読んで面白そうだと思い購入しました。

実際にとても面白かったんですが、中盤まではこのまま進むのかしらと不安になった事も確かでした。中盤以降の怒涛の展開は凄く面白くて夢中になって読んだので、そこら辺のバランスがとても悪く感じました。

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末っ子オメガ、獣人王の花嫁となる 小説

貴津  小禄 

熱量は感じます

タイトルから想像した雰囲気とは少々異なる、壮大な中華風ファンタジーでした。
文庫でこの情報量の物語が描けるのはすごいなと。著者の熱量と言いますか「これが書きたい」が詰まっていた作品だと思います。
ただ、夢中になって読めたか?萌えたのか?と考えるとハマりきれませんでした。もちろん良い点もあったのですが…

貧村の村長の息子で末っ子のオメガである青蓮が、獣人の国・白夜皇国の皇子・渾沌の元へ嫁ぐ…

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お気の毒さま

お兄さんお疲れ!!

あらすじにある通り青蓮が渾沌に好物を作ってあげようとして大騒動になるお話です。

蟹の粥が好きとの情報に本を開き生息地や調理法を調べ、なんと海まで蟹採りに行くなんて〜。青蓮には市場で買う発想がないんですね。

通りかかった兄が俺も行くともちろんついてきて、二人で岩陰から蟹を採ろうとワイワイ。
火はダメ!味が落ちちゃうって兄に指図して青蓮に弱い兄は方術でなんとかし…

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