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谷村二十円 榮屋シュロ
なしまろ
ネタバレ
28歳の誕生日に幼馴染に襲われる、受けの誕生日を繰り返すタイムリープものです。 その主人公の受けがまたちょっとおバカでその場の雰囲気に流されるわ、同じ事を繰り返さない為に出来事を回避しようとしているのかしていないのか。 そもそもどうしてタイムリープしたんだろう?? 攻めの想いに答えなかったからだろうか。だとするとあまりにも主人公が不憫だと思えてしまう。好きだと自覚させるまで繰り返…
谷村二十円 駒城ミチヲ
あーちゃん2016
投稿サイトの作品を加筆修正したとのこと。攻め受けとも「好き!」と感じられなかったため、中立です。本編210P+受け視点のあとがき3P。大正時代が好きな方やオメガバースがお好きな方には良いのかも。 新聞社に自分の絵を売り込んだ小栗。運よく目に留まり、小説家の先生を紹介してもらったのですが、出会ったその日に「半陰陽・・?」と気づかれ・・と続きます。 攻め受け以外の登場人物は 瀧(編集者)…
渋茶
2019年刊。 はぁ、読むのに苦戦した一冊だった…(;´Д`) オメガバースというと発情によって理性では制御できない本能ってのが剥き出しになるイメージを持っているのだが、今回はそんなインパクトが薄い。 どうもね、キャラ萌え、シチュエーション萌えから物語に入っていけずに手間取ってしまった。 読む速度が停滞して困っていたが、途中で何故だか「これってオメガバースじゃなくてJUNEっぽ…
カリカリカリン
時代考察がすごいなぁと思いました。 空気感がたまらなく好き!! 内容は好き嫌いがハッキリ出るかもしれませんが、私は大好きでした。 今後も応援したい作家さんです!!
たぬきのおむすび
情緒的で読み応えのある素晴らしい作品でした。 大正時代の空気、まだ舗装されていない道路の埃っぽさ、着物の肌触り、畳の部屋、木の本棚、紙の手触り、インクの匂い、そういうものが感じられて、作品の世界に入り込むことができました。 自分の片割れと出会ったときに抗えず肌を重ねてしまう強い運命の力と、その運命を受け入れるまでの心境の変化、さらには自分の母親との関係まで、主人公の心の葛藤がよく描かれていると…
クロスクロス
半陰陽(アンドロギュノス)をオメガバースという設定に落とし込むために、あれこれ苦心して書かれた作品という印象。肉体関係を持っているのに、受けが攻めを受け入れず、拒否し続ける理由が不可解で、読んでいて不愉快な気持ちになる。結局、それが作品を盛り上げるための、そして半陰陽(アンドロギュノス)という設定に整合性を持たせるための「道具」になってしまっているからだと思う。 半陰陽は実際に存在する病気で…
ぴれーね
アンドロギュノス(半陰陽)をテーマとした、大正時代オメガバースです。 エブリスタBL合戦大賞受賞作です。 率直な感想ですが、雰囲気を楽しむ作品かなぁと。 表紙からお察しの通り、耽美的な世界観なんですよ。 物静かで秘密を持つ小説家(攻め)に、自身の生まれ持った身体に苦悩する主人公、そして仄暗く淫靡な情交ー。 えーと、美しくてどこか浮世離れしていて、エロいと言うよりは艶っぽいと言いたくな…