total review:279050today:2
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
3/7(合計:69件)
暮
藻とカレー
ネタバレ
なんでもない日常をおもしろく描くのって難しいと思うんですよね。 しかも、キャラも地味めでおじさん2人。 それをしっかり人間味を出して、魅力的に描かれている手腕がすごいなと思います。 作家キャラって偏屈で変わり者が多いイメージだったんですが、岡本先生はむしろほがらかで穏やかで。 逆に担当編集者の中井くんが無愛想でとっつきにくいという。 おもしろいカップリングだなと改めて。 …
暮先生初読みです。 既に恋人同士のお話、あまり当たらないのでうれしいです。 しかも、淡々とした日常を楽しく描いて下さる作風好きです。 文字量も少なめだし、展開的にもすんなり入ってくるし、流れるように読めて気持ちがいい(好き)。 岡村先生がスキンシップ好きで、中井くんにいちゃいちゃするのいいですね。 基本無表情な中井くんのツレなさもじわるw そんな中井くんが、眠っ…
御影
ベータの晴樹とオメガの幸人は恋人でしたが、晴樹は若くして亡くなってしまいます。 晴樹の弟一樹は、晴樹が亡くなってから二人が一緒に暮らしていた家で、幸人と同居します。一樹は亡き兄の身代わりとも思えますが、一樹も幸人のことが好きで放っておけないのです。 幸人はアルファとつがわないように抑制剤を飲んでヒートを抑えていますが、薬の多用でいつも具合が悪いのです。 幸人が好きなのはなくなった晴樹…
ポテトフライ
日常を描いた作品です。ほのぼのとした2人の関係を見られます。 また、冬や夜明け特有の空気感を感じられるお話があり、情景が目に焼き付きました。 受である中井くんの時々思い切りのいい所が物語のスパイスとなっている気がします。 なれそめエピソードでは、路地に入り、攻の岡村先生が中井くんに改めて告白するシーンが印象的でした。普段表情が淡々としている中井くんがたじたじになって赤面しているところはとても…
ate
オメガバ―スなのにエロがない! だけど、しっかりオメガバ―スでした。 こういう描き方も良いなぁとじんわり。 晴樹(β)の不安を除くためにも 抑制剤を過剰に飲んで身を守ろうとする幸人の姿から Ωとしての辛さや春樹への想いが伺えて切ない切ない。 晴樹を失って気力がないのも… 昔からの憧れの人であることや、兄(晴樹)の想いを知って 幸人の元を訪れた一樹は2人のことが本当に大事だったん…
銀次郎
表題作と同時収録。 2作品が収録されていると、どうしても1作品の容量が少ないので、物足りなさを感じてしまいました。 物足りなさはありますが、しっかりと1作品ごとにきれいにまとめられていて、楽しむことができました。 個人的には、表題作が一番好きです。 再会からの絆され。 この攻めの絆され具合が、気まぐれな猫に振り回される人間のそれで、そのはまり具合に萌えました。 気まぐれな猫は、…
アキタ
世話焼き気質の潮田はある日、腹を空かしてふらふらしていた元バイト仲間の鈴屋と再会し、食事をごちそうします。 それからというもの頻繁に家に来てご飯を食べて行くようになり、ごちそうのお返しにと迫ってくるのに、構おうとするとふらりと離れてしまうほんとにのら猫みたいな鈴屋。 そんな鈴屋に潮田は調子を崩され絆されていくのですが…。 なにかしらあったのであろう鈴屋の背景は掘り下げられることはなく少し気に…
まふにょ
2カプ分のお話が収録されてました。繋がりは無くはないけど、ストーリーに絡まない程度。それぞれページ数なりのあっさり感でした。 表題作は再会した元バイト仲間の鈴屋にご飯を食べさせる、お人好しの潮田が主人公。ふらふらしてて謎めいてる鈴屋のキャラがとても良かったです。一人で真剣に悩んで潮田に頼りたいけど我慢するところとか、実はバイト時代から…!?ってこととか、きゅんきゅんできるところがいっぱいでした。…
えすむら
身体に優しいごちそうみたいに、読んだ後にほっとする作品です。一日の終わり、静かな夜のひとときに、読みながらくつろぎたいです。その他大勢の人々と同じように、毎日コツコツ働くアラフォーのいつもの日常に癒されます。 お気に入りの場面は、中井さんの彼シャツです。なんでもない朝の一場面なんですけど、いちいち尊い。こんなにも互いの生活の一部になっても、同棲には踏み込めない中井さんの心理も、なんとなく大人…
ふばば
「よつもじ。」の暮先生の作品。 「よつもじ。」と同じく、ほのぼのと。エロ度低く。 大きく2作品収録です。 「のら猫の食卓」 独身リーマンの潮田が主人公。 ある夜。家の前で空腹でフラついていた男を助けたが。 その男は、以前のバイト仲間の鈴屋で。 潮田は鈴屋を家に入れてご飯を作ってあげる。 …そこから、つかず離れずの2人の日常が描かれます。 ふらりと食べにくる鈴屋。 鈴屋の好物…