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野原耳子 桝目の助
ノーノーネーム
ネタバレ
イェフェム族とアジム族それぞれの部族の文化といった世界観に、圧倒的な説得力があります。 ファンタジー作品ですが、すんなりと舞台設定を受け入れられました。 アジム族の男性であるカヤが花嫁とされること、そしてイェフェム族族長三男のユティと結ばれるまでの物語に違和感がまったくありません。 本作で野原耳子先生の作品にどっぷりハマってしまいました。 カヤの壮絶な過去を受け止めるユーティは一見おお…
碧雲
<第5回B-PRINCE文庫新人大賞 優秀賞受賞作品>加筆修正版 受賞作だけあって、丁寧な構成の作品でした。 登場人物 本田 雨瑠:兄に恋心を手酷く拒絶され、孤独に生きる棋士 兄:妻の放火により焼死 実は拒絶した 雨瑠を愛していた 夏樹:雨瑠の兄夫婦の遺児。養父の雨瑠に熱烈な恋をする 雨瑠は、兄に告白して、酷く拒絶されたことから、自己否定した生き方しかできない。 兄夫婦が…
あさだ2枚
「傭兵の男が女神と呼ばれる世界」は未読ながら知っていた野原先生の作品。 Kindle Unlimitedに個人で出した作品は全てあるとのご本人のツイートで、ちるちるで一番点数の高かったこちらを読んでみました。 なんとなくみんなが持っている"部族"のイメージをそのまま使うことで説明を省いている印象。世界観が作り込まれたものを読みたい時というより、現代物ではない作品で軽めで…
ストーカー系不良少年α(17歳)×平凡なサラリーマンβ→Ω(32歳) ベータとして平凡な人生を生きてきた沢木誠一が、外商で訪問した九条家で、 αの次男に犯され、Ωへと変異させられる。 強姦に等しい凌辱で、βからΩに変異させられ、怒って泣く沢木。 でも徐々に瑞樹は感情表現が不器用なだけで、一生懸命尽くそうとする様子にほだされていく。 粗筋は、よくあるパターンであるし、 挿絵がミスマッ…
初読みの作家。Amazonキンドル読み放題で、見つけた掘り出し物。 おもしろかった。 モンゴル辺りが背景。大草原が舞台です。 他部族と政略結婚できた嫁は、男性だった。 嫁のカヤの父は、前族長。跡目を狙った親族に父子揃って襲われ、父は死亡。カヤの足も不具合が残る。 出身部族に裏切られ、男嫁にされた絶望と怒りに固まるカヤが、 男嫁を受け入れた夫・ユーティと信頼を培い、共に生きる覚悟をし…
みくろ泡
ちょっと読むつもりが一気読みしてしまいました。 最高に面白かったけど、最高に切ないシーンがあって泣きました。 受けも攻めも男前で、特に受けが最高にイケメンでした。 私の中で耳子さんの作品が最近ブームになっております。 これからも応援してます!
窓月
現在Kindleで配信されているバージョンでは、番外編が追加されています。カバーイラストも異なります。 作者が本当に書きたかったお話とのことで、やっと読んでみたのですけれど…本作は個人的に合いませんでした。中立としゅみじゃないの間くらいです。 花嫁もの+民族BL(っていうジャンルあるかわからないけど)ですが、キャラ造形もカップリングも同人作品『再生』と似ているので作者の性癖なのかなと思…
この同人作品がちるちるに登録されていて評価もそこそこ入っているのは、配信時期によるためでしょうか。とにかく登録してくださってありがたいです。正直、作品登録大変です…。 内容は先のレビューどおりで、全く同意です。女性キャラ、レイプ、喪失体験などが苦手な人にはおすすめしません。うーん、ストーリーを作るための重要食材とはいえ仕上げはカタルシス添えなので、完全に夜明けの腐女子向けかな? 読み応…
『花嫁のカヤ』はAmazonで、『傭兵の男が女神と呼ばれる世界』はちるちるランキングで評価が高いけれども、設定が大好物とまでいかなくてなかなか手が出ませんでした。作者の作品を読むのはこれが二冊目なのですが、すっっっごく良かったです…!!! そういえば最近、小説の新作で親戚とか義理の兄弟ものを読む機会がなかったかな、と。本作の電子書籍刊行は2019年なので、(創作期間は直近とは限らないけれど)…
たまゆまま
こちらの作品、kindleでしか読めないことに驚きでした。 あらすじと表紙見て面白そうとなり、どこで売ってるのかなと思ったら、まさかのkindle限定。 出版社さん!!紙で出して下さいと、これほど願ったのは久しぶり。 紙で持ち歩きたいし、続編も読みたいし、願わくば音声でも聴いてみたいと、それ程までに本当に面白かった! 世界観としては、私が想像するに19世紀中央アジアを舞台にした、イェフ…