total review:300747today:30
ようこそ!ゲストさん
無料会員登録
ログイン
ログイン 無料会員登録
1/7(合計:70件)
野原耳子 ビリー・バリバリー
CRダメ人間
ネタバレ
表紙に惹かれて購入。 主人公のキャラクター属性はかなり好みでしたが、キャラクターの言動や世界観には疑問点が多く、ストーリーに没入出来ませんでした。 ストーリー展開、何が起きているのかは伝わってくるのですが、何故そうなるのかは理解できないことが多かったです。 主人公についてですが、作中の描写では主人公の行動理念を理解することができず、それが話に入り込めなかった一番の要因かと思います。 登…
野原耳子 桝目の助
夜中にアイス
スレでちょこちょこお勧めされている作家さんだったので読んでみました。 読んで納得。中々個性的なお話。 まず受けが金髪坊主っていうウケを狙っていないのが私の中ではツボでした。ただ短髪・坊主好きっていうのもあります。 受けも攻めも外見通りっぽさもありますがギャップもあって予想外な展開もありました。 序盤は主人公の葛藤が理解できませんでしたが、中盤辺りから喜一の言動を理解することができ、辛か…
umiumimi
他部族からの侮辱のために花嫁として嫁ぐことになったカヤと、戦争を避けるために彼を受け入れるユーティ。カヤは過酷な生い立ちを持ちながらも懸命に生きようとし、ユーティはそんな彼を支え続けます。次第にお互いに惹かれ合い、かけがえのない存在になっていく2人の関係が丁寧に描かれています。 魅力的な2人はもちろんのこと、家族の絆や壮大な世界観、迫力のある戦闘シーンも見どころで、展開が気になり最後まで夢中…
renachi
部族同士の対立が前提にある中で、男の花嫁を押し付けられるところから始まるお話。嫁ぐ方でなく、嫁いでこられる方視点なのが面白い。視点主がちゃんと動いてくれるので、とても楽しく読めた。 ユーティは最初はほのぼのした印象。前に出ることはなく、適当に上手くやってる感じ。それがカヤに惹かれていき、振る舞いがガラっと変わる。元より捨て子だった引け目があったようだし、実はこれがユーティの本来の性格なのかな…
野原耳子
とても微妙な読後感、というか読んでいる最中からとても微妙な気持ちになる。的外れな八つ当たりの連鎖が弱い者へと向かっていき、犬が殺されたところで流れが変わる。巻き込まれた犬がただただ可哀想だった。 主人公の二郎は理不尽に暴力を振るう日々を送っているが、元からそのような性格だったわけでなく、後天的に凶暴さを身につけてしまったキャラ。二郎の親に恨みを持つ町民たちから殺されそうになり、暴力至上主義は…
BLといえば美しい登場人物が多い中、人の形すらしていない、蛞蝓のような化け物(受)と人間(攻)の話なんてどうなんだろう……と思いつつ手に取りました。ところが、読み始めたが最後、あっという間に引き込まれ、一気読みしてしまいました。 化け物・チカテルが先生と恋をしたことで人の形になるとか、来世で同じ種族として結ばれるといった展開ではなく、ラストまで人×人外。 そんな2人がどう結ばれるのか。…
キイコ
野原耳子先生の作品、はじめて読ませて頂きました。 隣接、対立する部族の間で、花嫁として嫁がされた好戦的なアジム族出身のカヤ。花婿として彼を迎えたのは、穏やかなイェフェム族の族長の3男ユーティ。お互いが望まぬ婚姻をきっかけに出会い、かけがえのない存在となっていく物語です。 ワタシが特に感動したのは、野原先生の文章の美しさでした。 常に美麗な表現を使用して自己満足に溺れていくのではなく、…
滑り台の上のみきお
強くてカッコいい黒髪年上受けが好きな人にはブッ刺さる作品だと思います。 とにかくカッコいいし周囲の男どもを惹き付ける魅力とエロさはまさに女神です。
野原耳子 呵尾
ぽこだんだん
貴族出身の葛之宮は、丁寧な言葉遣いと優しさで誰にでも穏やかに接するお坊ちゃんな攻め。一方、金田中尉は傲慢で非情、敵兵を殺して笑い飛ばすような人で、葛之宮みたいな綺麗事を言う奴を心底嫌っている受け。この正反対な2人の関係が、私にはめちゃくちゃ刺さりました! 最初は全然くっつく気配なんて想像もできなかったのですが、戦場を経験するうちに葛之宮は変わっていき、味方には変わらず優しいままですが、自分でも知…
かん衛門
この最終巻の評価をどうするか、ずっと迷っていました。 壮大な物語をハッピーエンドに纏め切ったこと、ノア・テメレア・雄一郎が互いに絆を強め夫婦であると共に家族に成ること、とても素敵で温かな物語でした。満足です。 その一方で、葵やエドアルドについて、どこか中途半端な気がしています。ノア+テメレア×雄一郎のBLとして読むのなら、どうでもいいのかもしれませんが…… 私は異世界戦争ものとしての重厚…