彩東あやねさんのレビュー一覧

愛を召しあがれ 小説

彩東あやね  羽純ハナ 

楽しい

彩東先生の2作目とのこと。なんとなく手に取ってみたんですけど、けらけら笑えて良かったので萌2より萌にしました。大きな何かが起こるということはなく、二人の恋話をくすくす楽しめるお話、雑誌掲載作140Pほど+その続き80Pほど+あとがき+爆笑おまけ7P。昭和の家大家族ものドラマ見てるみたい。

フレンチレストランで見習いとして働く郁生。月に1,2度来店する刀瀬になんだか気に入られたようで、何かしら…

1

悪党のロマンス 小説

彩東あやね  須坂紫那 

楽しみにしていたのに…

いやぁ、読んでいてどうした⁉︎と感じていたので、本作が作者の過去作だったと知りなぜかホッとしてしまいました。デビュー作、前作とクォリティーに差がありすぎて、同一人物が書いたものとは思えないほどだったからです、すみません。

友人の義理の弟を思う攻めの恋心を描いたお話で、BL的には古典的設定ともいえるのかもしれないけれど、わたしは大好物です。なんですけど、色々気になってしまってのめり込めませんで…

4

悪党のロマンス 小説

彩東あやね  須坂紫那 

濃いエピソードが欲しい

悪党のロマンス。
どんな内容なのかが気になるタイトルですよね。
センスが良くて好きでした。
タイトルは好きだったんですけど、辛めのレビューとなります。すみません。

中華街の飲食店で働きながら、義兄の影を恐れ、喧騒の中に潜むようにひっそりと生きている真那也の元に、義兄の友人である久世が現れる…
と、トラウマ持ちのワケありな受けと、その原因となった義兄と近しかった者との再会もの。
ほの…

4

愛を召しあがれ 小説

彩東あやね  羽純ハナ 

ほのぼの♡

面白かったです〜。彩東先生のユーモアのセンスにメロメロです!羽純ハナ先生の端麗なイラストが素敵でした。

エンタメ作品においても文章がしっくりくるかどうかって個人的にすごく重要なんですが、その点、作者の文章は自然に入ってきてくれて、地味に笑いのツボも鷲掴みされてしまって…。明らかなコメディではないのに、ふとした描写にフフっと笑わせてくれます。

ヤクザと料理人(見習い)のカプですが、かわい…

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悪党のロマンス 小説

彩東あやね  須坂紫那 

この懐かしさがわかる人は同世代

初めて読むのになぜか懐かしい。
新作なのに、実家の本棚から引っ張り出してきたような、いにしえ感。

それもそのはず。
サイトに上げていた作品と聞いて納得です。

多少の味付けはありながらも、奇をてらった展開や設定はなく、ダーク系スパダリ攻×不憫受、純愛溺愛すれ違いモノど真ん中。ちらちら漂うバブリー感。
シリアスとロマンスの配合は王道比率で、万人受けしそうなマイルドさ。
悪役の兄が最…

2

悪党のロマンス 小説

彩東あやね  須坂紫那 

義兄の友人×義兄から逃げる義弟

作者様の作品はお見かけしたことはあるけれど、初めてちゃんと読む。
タイトルの「悪党」の響きにどーしようもなく惹き付けられてしまい購入。

受けが訳アリ幸薄故の気弱タイプ思いきや猫かぶりで、攻めに食ってかかるところは少し意外だった。
攻めもかなり理不尽なことをしているので受けに文句を言われて当然なのだけど(笑)
私の好みは幸薄の受けだけど、啖呵を切ったりするぐらい強い部分がないと展開を切り…

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悪党のロマンス ご購入特典書き下ろしペーパー グッズ

久我を喜ばせたのは

本品は『悪党のロマンス』のフェア書店特典ペーパーです。

本編後、久我視点で久我の好物に関するお話です。

珍しく久我と休日が重なった日、
真那也は久世と一緒にかき氷専門店を訪れます。

久世は店員が運んできた器を視野に収めるやいなや、
「おおー」と笑みを広げ、
真那也はプッと吹き出してしまいます。

こんもりと盛られたかき氷は
白桃のコンポートとミルクのジェラートに
濃…

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悪党のロマンス 小説

彩東あやね  須坂紫那 

彼が歩むはずだった未来のために

今回は義兄の友人で不動産会社の専務と
義兄との関係で家を出たアルバイトのお話です。

義兄から逃げていた受様が攻様との再会で過去を断ち切るまでと
攻様が受様を愛でまくる続編を収録。

受様は母の再婚により、
酒造会社の社長である父と6つ上の兄ができます。

義父は受様をとても可愛がってくれましたが
両親が不慮の事故で亡くなった高校時代から
受様にとって家は地獄になります。

4

神さま、どうかロマンスを 小説

彩東あやね  みずかねりょう 

こういうお話大好きです♡

ようやくご縁がやってきまして、読むことができました!笑えるのにキュンキュンするお仕事系ラブストーリーで、めちゃくちゃ楽しかったです。通勤中に読むのを中断しました笑

酔うと記憶を飛ばし、普段は微塵も見せない抑圧している本音を関西弁で捲し立て、奇行に突っ走る男・緒方。職場では鬼と呼ばれるほどストイックでクールに仕事をこなす彼が、入社2年目にして有望な新人・仁科の上に立つことに。仁科は緒方が入社当…

4

悪党のロマンス 小説

彩東あやね  須坂紫那 

後半アホの子になりすぎ……

始まりはすごーく良かった。描写から窺える世界観から、スケールの大きな話に思えて期待が高まる。
受けの境遇もどうしようもない背景が明かされていき、追い詰められていく展開にはらはらする。攻めは挿絵が素晴らしくカッコよかった!特に初登場シーンの構図が良く、これだけで魅力的な人物に思えて読み進めることができる。須坂先生の黒髪攻め絵は最高。

と、なかなかシリアスで面白そうな導入から、トラウマ除去目的…

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