御園えりいさんのレビュー一覧

殉愛のしずく 小説

名倉和希  御園えりい 

私には合わなかった…。

あらすじを読んで面白そうだと思ったのですが………。
中身は思ってたのとちょっと違ってました。

社長秘書を務める朝日。
憧れがいつしか恋心になって社長に淡い恋心を抱いていて。
一方、社長の清一郎には複数の女性がいて。
それも「恋人」という名の「セフレ」。
ある日、そんな清一郎が気まぐれに朝日に手を出してしまう。
次第に蜜月に入っていく2人だが、朝日にはどうしても清一郎に言えない秘密…

5

殉愛のしずく 小説

名倉和希  御園えりい 

名倉さんをより好きになりました

とても、面白かった!でも、胸が痛かった。
名倉さんをもっと好きになってしまいました。

経営者として腕をふるう清一郎は、
仕事も好きだが、女関係も派手な存在。
そんな清一郎は、自分のお堅い秘書を気まぐれで抱いてしまう。
秘書、朝日の純情で初心な姿に、どんどん惹かれていってしまう。

あんだけ、派手に遊んでいたのに、
のめり込んでしまうってのは、
やっぱり好きなシチュエーションな…

2

梟の眼 ~コルセーア外伝~ 小説

水壬楓子  御園えりい 

陸に上がった海賊の話

海賊シリーズ「コルセーア」の外伝です。

今回の主役は、アヤ―スの副官ジル。
クレバーで二刀流の剣の腕も鮮やかな彼の活躍振りに、
ファンの多かった脇役だと思うのですが
今回出自や育ちなどと共に、長い秘めた恋をしていたことが明らかになります。
(彼の長い髪は、女装の為じゃなくて恋故の可愛らしさの象徴だったのねー。)

お相手は本編主役のカナーレに自分の名字を名乗ることを許した、ボリス…

4

夜の砂漠に護られて 小説

遠野春日  御園えりい 

アラブなのになぁ…。

思ってたのとちょっと違ってました。
個人的には王道アラブが結構好きなんですよね。
なのでアラブものを読む時はどうしても王道展開を期待してしまうのですが…。

この作品はアラブだけど攻の押しがちょっと弱いんですよね~。
いや、それなりに最初の方とか押してはいるんですが、そこで受に突っぱねられて、それでも押す強引さが足りないというか。
いや、かなりのことして強引に落とそうとするとこまでは行…

0

梟の眼 ~コルセーア外伝~ 小説

水壬楓子  御園えりい 

初めての40過ぎの親父が攻め様

外伝の2作目はプレヴェーサの副官ジルと10歳の時に引き取って育ててくれた
ボリスとの年の差遠距離恋愛カップルのお話になります。

ジルは7歳の時に父親が殺人鬼として捕まり牢獄で亡くなった事から全ての財産を
没収され、姉の二人世間から逃れるように親戚の家に身を寄せるのですが
そこでも安住の地とは言い難い冷たい仕打ちをされ、姉の二人で元の町に戻り
素性を隠して幼いながらに姉を守りながら必死…

5

梟の眼 ~コルセーア外伝~ 小説

水壬楓子  御園えりい 

きたきたきたきた~!!

オヤジ好きの水壬楓子先生ファンの皆さま、ついに来ましたよ~!
「コルセーア」シリーズに、おじさまが!!
オヤジ萌えの水壬先生、今まで「コルセーア」ではオヤジ要素はセサームさまとヤーニさまで補填済みと、私は思っていたのですが、違ってました。そうです、水壬先生にとっては30代なんてオヤジとしてはまだまだひよっこレベル、40歳過ぎなきゃ物足りん!のですな。

(以下ネタバレになります)

「…

8

コルセーア ~月を抱く海~Ⅱ 小説

水壬楓子  御園えりい 

珠玉の脇役たち

コルセーアは中毒症状が出ます。
このシリーズの面白さっていったら、アヤースとカナーレの激しくも危なっかしい関係を軸にさまざまな政治的陰謀がまるで推理小説のように進むところなんですが、もう一つ、脇役がどれもこれも個性的なことですね。
一般的なBLとはかなり違います。
「月を抱く海2」はまだまだ序の口、暗示的にか語られない謎がバラまかれていますが、
自分的に気に入っているのはアヤースと、元・シ…

2

統べる者たち ~コルセーア外伝~ 小説

水壬楓子  御園えりい 

ミニ・アヤースのレティが微笑ましい。

みなさん、レティウスが攻めってそんなに想定外!?
ワタクシはありありだと思ってたんですけどw

アヤースには小僧扱いされてはいるものの、カナーレが決断しづらい時にはちゃんと決断を下しているわけですし(ナフェルがプレヴェーサにかくまってもらえたのはレティのおかげ)、しじゅうカナーレを追いかけまわしているアヤースにも、ちくちく文句たれていたり、日々、大人っぽくなっていて、きっとその成長ぶりは眩し…

4

コルセーア ~記憶の鼓動~ 小説

水壬楓子  御園えりい 

いろいろと福袋のような一冊。

前作の『風の暗殺者』同様、『記憶の鼓動』もこれからはじまる大作『月を抱く海』の布石ですが、『風の暗殺者』がアヤースとカナーレの関係を決定づけ、政治的な動向も垣間見える重厚なストーリーラインなのに比べ、こちらはコミカルな要素も盛り込んでいます。

コルセーア・シリーズの中では正直、ちょっとトンデモ色が入ってます。

記憶喪失っていうモチーフが出てくるあたり、
「うわぁ、なんつーよくありがち…

2

コルセーア ~風の暗殺者~ 小説

水壬楓子  御園えりい 

それぞれのキャラがどれも個性的。

ドラマCDから入って、ありえねーーーーーぐらいハマったコルセーア。
読んでいて、いちいち脳内で音声つき再生されて困るんですが、これ。。。

コルセーアの世界観も好きなんですが、何がいいって主役脇役問わず、キャラが個性的なんです。
女性キャラもカッコイイし、悪役にも一分の理があり、憎みきれないのが多いのも特徴か。

で、「風の暗殺者」ですが
ドラマCDでは最高評価つけたんですが
原作…

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