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T・A・ウェブ 藤たまき
チル76
ネタバレ
愛のお話しでした とても貴く力強くそして深い 主人公達が過ごしたティーンエイジの時代が自分の年代に非常に近く、作中に登場する音楽もすごく当時の空気感を呼び起こす役割を大きく担っていてもはや創作の世界とは思えぬような感覚で読み耽りました 彼らが年齢をごまかしクラブで飲むラム&コークにジャック&コーク、それすらも自身の記憶かと錯覚するかのよう… そしてクラブの中で行われるその場の空気や若気…
renachi
エイズを扱った作品。エイズ支援活動に精力的なドラァグクイーンと一人の記者が、最後に心を通わせるシーンが良かった。 現在と過去で構成される物語は、マシューがなぜそうなるに至ったかの過程に重きが置かれている。たった一人愛した相手がエイズに罹り、姿を消した。 題材は重いが軽くまとめてあって読み心地はさらさら。流行というのも変な言い方だが、一時期エイズ絡みの話は大量に創られたんじゃないかな。ゲ…
masssu569
親友に恋する地味な高校生と美しい幼馴染 ゲイ同士のお話。 読みながら何度も声を抑えきれないほど嗚咽した。すさまじい衝撃の作品だった。 エイズが憎い。たった一度の過ちが、輝かしい青年の未来と最初で最後の恋を根こそぎ奪っていった。 これほど、感動のあまり言葉が出てこない作品にはもう巡り合えないかもしれない。素晴らしい名作。 短編とは思えない、重厚なストーリー、繊細な情景…
ふばば
電子での海外BL短編。 一読して。 あー…そうだったよね…と。 私は今50代なんで、この物語の語っている年代の、AIDSが恐怖の病だった時のこと、ものすごくリアルに知ってる。 そして私はその頃、興味半分面白半分にゲイカルチャーを野次馬として消費していた。 エイズがゲイにとっての天罰、と言われてたこともリアルに知ってて、完全に他人事で、それどころかエイズで死んでいくアーティストたちを、…
fandesu
『小説ディアプラス2016年アキ号』掲載作品。 う~ん……重い。 そしてかなり哀しい。 47歳のドラァグクイーンが雑誌記者のインタビューに、若かりし頃の恋の思い出を語る形式の物語なんですけれども、1984年から3年未満のお話なんです。 高校3年生のマシューは、幼馴染みのパトリックに恋をしていました。でも、レズビアンのソニアと3人でつるんで遊んでいるばかりで、告白する勇気が持てないま…