赤河左岸さんのレビュー一覧

果ての荒野でバカンスを コミック

赤河左岸 

なんて寂しい話…

レビューでの皆様の絶賛を読み、購入。
3作品収録の短編集。

「ふたりぼっちのエバーアフター」
おとぎ話…ふわふわ可愛いお伽話ではなく、呪いと禁忌。
xxしたらxxになるよ…
そんなイメージに、永遠の囚われが描かれる物語。
「囚われ」「呪い」はこの後2人にとっての「happily ever after…」、共に過ごす老いと死こそが幸せになるのでしょうね。

「蛙の王子様」
美形…

3

果ての荒野でバカンスを コミック

赤河左岸 

よすぎて神

これはもうものすごおおおっくよかったです。
神神神。神でしかない。
表題作がもう。ね。
2020ねんNo.1作品に出会ってしまいましたわ。
それどころじゃない
めちゃくちゃ上手い作家さんです。
自分の大好きな大事な本に加えました。
短編集で3つお話が入っていますが
すごい濃いいです。
どれも完成度高いけどとりわけ表題作が
もうもうせつなさ大爆発で、、
感じとしては山中ヒコ先生…

9

果ての荒野でバカンスを コミック

赤河左岸 

凄い作品を読んだ

すごい読み切り集。魅力しかない。
カバーイラストに惹かれて手に取り、読み始めると魔法にかかったような気持ちになる。
言葉が出ないほど美しく、素敵な世界観が広がります。
これはぜひ1度読んでいただきたい作品集かも。
特に1作目と3作目が好みでした。

◯ふたりぼっちのエバーアフター
何者かの死に際から始まる物語。
ある日、少年エーミルは不思議な夢を見る。
いつからか共に暮らしている…

9

羽化 コミック

赤河左岸 

苦手意識がなくなる不思議

ガチ獣人と人間の話はちょっと苦手だったのですが、先に読んだ『果ての荒野でバカンスを』がとてもよかったので、チャレンジ。

結果…獣人アルブレヒトに萌えました。
このアルブレヒトの描かれ方が、私の獣人苦手意識を変えたんだと思います。
紳士的な物腰、大人の対応もすてきなうえ、ちょいちょい垣間見れる可愛い反応、行動が堪らなかった。
でも、舌使いはエロイ…。

作品のテーマに、性別や種族を超…

5

果ての荒野でバカンスを コミック

赤河左岸 

不思議で魅力的な世界観に圧倒されます

初めて読んだ赤河左岸先生の作品です。
こちらは、表題作の他に2作品が同時収録されています。
『ふたりぼっちのエバーアフター』『蛙の王子様』
表題作『果ての荒野でバカンスを』は最後に収録されています。

同時収録『ふたりぼっちのエバーアフター』
森の奥に住む魔物 マグノリアと少年 エーミルのお話。

幼いエミールは一緒に暮らすマグノリアを家族として大切に想っていました。
エミールが…

5

果ての荒野でバカンスを コミック

赤河左岸 

ネタバレなしで読んでほしい。

表紙を見て、
お、珍し!SFでBLだー。 
と軽い気持ちで読みはじめたのですが、最後までのめり込んで読んでしまいました。
誰かに紹介したくてレビューを書こうと思ったのに、私みたいにまずはネタバレなしで読んでほしくて、うまくレビューが書けなくて悔しい!!!でもこの良さ伝われ!

「ふたりぼっちのエバーアフター」
美青年とこどものBLおとぎ話。この二人の関係は何?と思っていたら、深い愛情が…

10

果ての荒野でバカンスを コミック

赤河左岸 

表紙買いしたいBL入選作

ちるちるさんの『表紙買いしたいBL』に入選されていてそのコメントですごく気になって購入しました。

読んだ方の心に1番残ったセリフがなんだったかすごく知りたいです。
私は
“魂だけでは不足かい”
が読後、心にへばりついて取れません。

地球と宇宙、離れ離れの恋人(?)たちの話はもしかしたら世の中には数あれど、ありきたりな物語と感じないのはこういうセリフ選びの秀逸さがあるからだと思いま…

11

果ての荒野でバカンスを コミック

赤河左岸 

泣くほど好き

ちるちるの新刊作家インタビューで気になったので予約して購入。
案の定というか、想定通りに、絶対泣くヤツだった。
元々、この手の、越えられない時間を扱ったファンタジーとかSFが好きで、好きで、
「ふたりぼっちのエバーアフター」で既にウルウル、
「蛙の王子様」のきれいなお顔の高校生くんのかわいいお話でちょっと一息ついて、
表題作の「果ての荒野でバカンスを」で涙腺決壊。
この、3作品の並べ方…

14

羽化 コミック

赤河左岸 

羽化、新しいあなたと、私と

共に生きていこう。
たとえ運命じゃなくても。
ましてや人間でも何者でもなくても、
あなたが好きだ。


この本が好きだと心が震えています。赤河左岸先生のデビュー作ですが、私は『果ての荒野でバカンスを』を先に手にした口です。果ての〜があまりに良くすぐこちらも入手しました。
オメガバースのカテゴリーだと「運命の番」、α、β、Ωそれぞれの性の違いや壁などが題材に上がるかと思いますが、これま…

5

果ての荒野でバカンスを コミック

赤河左岸 

SFが好きだ

ファンタジー、高校生、SF作品が一冊に纏まっていながら空気感が壊れていないのは、きっと先生の中に表現したい確かなものがあるからなんでしょうね。

表題作が圧倒的に好きでした。これを表題にして、かつ最後に持ってきてくれたことが嬉しいです。
タイトル、表紙共に素晴らしい。
この先はバカンスで、更に先を考えてしまうのはヤボというものでしょうか。シンがいつか死ぬときに、ルキヤは残されてしまうのか。…

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